医学部6年生の2月の過ごし方 ~人生が変わる~ 〜6年間の集大成と、人生で一番自由な時間〜

研修医コラム

医学部受験生や親御さんから見ると、医学部6年生はもうゴールにいる人のように見えるかもしれません。

ですが実際の2月は、緊張と解放が、極端に同居する非常に特殊な1か月です。

医学部6年間の中で、最も重大な行事があり、そして、人生で最後の長い春休みが始まる。

それが、医学部6年生の2月です。

2月上旬は、医師国家試験一色

医学部6年生の2月といえば、何といっても医師国家試験。

6年間の集大成であり、医師として働くための絶対条件。

多くの大学では、1月後半から2月上旬にかけて、生活のすべてが国試中心になります。

朝から晩まで問題演習
過去問の復習
苦手分野の最終確認

この時期は、遊びや気分転換を考える余裕はほぼありません。

医学部に入ってからの6年間、定期試験、CBT、OSCE、実習
数えきれない関門を越えてきた学生でも、国試前はやはり独特の緊張感に包まれます。

それだけ、医師国家試験は重たい試験です。

国試が終わった瞬間、世界が一変する

そして、試験が終わったその日。

多くの医学生が口をそろえて言います。

空気が変わった人生で一番解放された瞬間だった

国試が終わると、一気に時間が動き出します。

それまで制限されていたものが、
すべて解放される感覚。

この瞬間から、医学部6年生は一斉に動き出します。

人生最後の春休みを、全力で楽しむ

国試後から3月末まで。
この期間は、人生で最後の長期休暇になる人がほとんどです。

4月からは研修医として働き始め、長期で自由に休める時間は、しばらくやってきません。

だからこそ、この春休みは特別です。

海外旅行に行く人は本当に多いです。
ヨーロッパ
東南アジア
中南米

学生最後の身分で、時間を気にせず旅に出る。

中には、この時期に結婚する人もいます。
人生の節目が、いくつも重なる時期です。

研修医生活への期待と不安が入り混じる

遊びながらも、頭の片隅には、4月からの生活があります。

初期研修
救急当直
責任のある立場

医学生として守られていた立場から、医師として現場に立つ覚悟。

期待と同時に、不安を感じる人も少なくありません。

それでも多くの6年生は、これから始まる医師人生に、胸を膨らませています。

努力の先にある新しいステージ。
それを実感できる、人生で最も輝いている時期の一つです。

ただし、全員が心から楽しめるわけではない

一方で、少し違った2月を過ごす人もいます。

それが、国試の自己採点が合格ボーダーラインぎりぎりだった人。

医師国家試験の合格発表は、3月中旬とかなり遅めです。

自己採点では大丈夫そうでも確信は持てない

この状態で迎える春休みは、どうしても心からは楽しめません。

旅行に行っても、頭のどこかで結果が気になる。

これは、国試を受けた多くの医学生が通る道です。

それでも、この時間をどう過ごすかも、また一つの経験になります。


医学部受験生と親御さんに伝えたいこと

医学部6年生の2月を知ると、医学部受験の景色が少し変わるかもしれません。

長く、厳しい道のりですが、その先には、こうした時間が確かに待っています。

医学部受験は、ゴールではありません。

医学生
研修医
そして医師としての人生
その一部にすぎません。

6年生の2月は、その長い道の中で、努力が報われたと実感できる、特別な月です。


2月は、努力の先にある景色を見る月

今、受験勉強に向き合っている皆さんにとって、6年生の2月は、まだ遠い未来に感じるでしょう。

それでも、今の努力の延長線上に、こうした時間があることを、少しだけ知っておいてほしいと思います。

必死に頑張った先に、全力で人生を謳歌できる瞬間がある。

医学部6年生の2月は、その象徴のような1か月です。

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