年末年始は“ほぼ休めません”リアルな働き方を徹底解説

研修医コラム

【研修医めでぃた先生の研修医が暴露】年末年始は“ほぼ休めません”。当直3〜4回・救急パンク・外来地獄…リアルな働き方を徹底解説

こんにちは!スカイ予備校メディカルアンバサダーのめでぃたです。

医学生から本当によく聞かれる質問があります。

「研修医って、年末年始は休めるんですか?」
「正月は実家でのんびりできますか?」

……率直に言います。

研修医の年末年始は “ガチの繁忙期” です。
多くの病院では、当直・救急・外来対応がフル稼働。
年末年始=休み…ではなく、むしろ“1年で最も忙しいシーズン” と言っても過言ではありません。

この記事では、現役研修医の視点から、「研修医は年末年始に実際どれくらい働くのか?」
「何がそんなに大変なのか?」「メリット・手当はあるの?」
を徹底的にわかりやすく解説します。

これから研修医になる医学生にも、研修医の家族にも、医療の裏側を知りたい読者にも、
絶対に役立つリアル情報をまとめました。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。

2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格125名。

高1から入会者は国公立大学合格率93%
高2から入会者は国公立大学合格率86%
高3の4月から入会者は国公立大学合格率73%

スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします

1|研修医の年末年始は“当直と日勤の連続”で回っていく

まず知ってほしいのはこれ。

研修医の年末年始は「当直」×「日勤」×「救急対応」で構成される

一般的なカレンダーでは、12/29〜1/3あたりが“休み”という扱いですが、医療現場には休みはありません。

むしろこの時期は
・一般外来が縮小
・専門医が休み
・コメディカルも減る
などの理由から、少人数で病院を回す必要があります。

結果→研修医1人あたりの負担が増える

多くの病院では
研修医が12月末〜1月初めの間に3〜4回は救急当番を担当します。

中には
・12/30:救急当番
・12/31:日勤
・1/1:当直
・1/2:日勤
みたいなスケジュールが組まれる病院もあります。

友人がカウントダウンしている時?
研修医は普通に救急室です。

2|年末年始はなぜ“研修医にとって地獄”になるのか?

理由はシンプルで、年末年始は救急外来がめちゃくちゃ混むから。

理由①:一般外来が閉まり、軽症〜中等症がすべて救急に流れ込む

いつもなら
・風邪
・腹痛
・熱
・脱水
で近所のクリニックへ行くはずの患者さんが、年末年始は全員“救急”に来ます。

→結果、救急外来がパンクします。

理由②:生活リズムの変化で“事故・急病”が増える

・飲酒による嘔吐・転倒
・大掃除による怪我
・帰省先での体調不良
・食べすぎ飲みすぎでの急性胃腸炎
・インフルエンザ、コロナ
など、季節変動も重なり患者数は1.5倍〜2倍に跳ね上がります。

理由③:医師の人数が少ない=研修医の負担が増える

指導医や専門医も交代で休むため、
救急外来に“研修医2人と指導医1人”みたいな体制になります。

結果→研修医が初期対応のほとんどを回すことに。

3|年末年始の研修医スケジュール例(リアル)

実際どんな感じで働くのか?
かなりリアルな1例を紹介します。

◆12/29(日勤)

・病棟回診
・退院調整
・救急ヘルプ
→19時に帰宅

◆12/30(救急当番)

・朝から救急車の初療
・発熱、嘔吐、腹痛が大量
・夜までノンストップ
→当直入り

◆12/31(当直中)

・救急車10台以上
・午前3時に心停止搬送
・朝6時に人工呼吸管理
→朝9時まで働く

◆1/1(明け→日勤)

・当直明けでも患者対応
・病棟で急変対応
→17時にようやく帰宅

◆1/2(オフ)

※この日は奇跡的に休み
→寝て終わる

◆1/3(救急当番)

・また救急
・外来患者60名
・CTフル稼働
→22時に帰宅

これが“医療の年末年始”です。
もちろん病院によって忙しさは異なりますが、
こういうスケジュールは全然珍しくありません。

4|ただの地獄ではない。年末年始は“研修医が一気に成長する期間”

ただし、年末年始には研修医としての成長にとって大きすぎるメリットがあります。

① 初期対応スキルがとんでもなく伸びる

症例数が多いため
・胸痛
・腹痛
・頭痛
・呼吸困難
・外傷
など、頻度の高い救急を一気に経験できます。

② 自分で判断する力がつく

医者の人数が少ないため、
研修医が主体で診察・検査オーダー・治療方針を決めます。

もちろん最後は上級医が判断しますが、
自分で考える時間が圧倒的に増えるため一気に成長します。

③年末年始手当が出る病院もある

病院によっては
・年末年始手当(1〜3万円/回)
・当直払い
・救急手当
などが出ます。

金額は病院によりますが、頑張りが給与に反映されるのは地味に嬉しいポイント。

5|研修医が年末年始を“乗り切るコツ”

最後に、研修医として年末年始を戦い抜くためのコツを紹介します。

① 睡眠時間だけは絶対に削らない

忙しくても“寝ることが最大の医療安全”。
短くても質を確保することが重要です。

② 食事を軽く・こまめに

救急では食事が取れないこともあるため、
・ゼリー飲料
・バナナ
・シリアルバー
などをポケットに常備。

③「頼る勇気」を持つ

困ったら指導医に電話。
これは医療の基本です。

④オンオフの切り替えが命

救急中は集中する。
休日は何もしない。
これが燃え尽き防止のコツ。

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まとめ|研修医の年末年始は“超ハード”だけど、成長が詰まっている

✔ 当直・日勤・救急で年末年始はほぼ休めない
✔ 3〜4回は当番が回ってくるのが普通
✔ 救急外来は年間でトップクラスに混む
✔ ただし成長のチャンスが凝縮されている
✔ 年末年始手当が出る病院もある

研修医の年末年始は、「大変さ」と「成長」が両方詰まった特別な期間です。

医学生・受験生のみなさんがこれを知っておくだけで、研修医になってからのギャップが消えます。

「医療現場のリアル」を知りたい人は、ぜひまた読みに来てください。

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