【推薦入試】尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科の小論文対策

令和5年度 学校推薦型選抜 90分

あなたが最も得意とする描画材の特徴や魅力について、 自身の制作や作品などの具体的な例を示しながら、600字以内で説明してください。
なお、下書きなどが必要な場合は、 解答用紙の裏面を使用すること。

ポイント

出題意図及び評価基準

美術やデザインを継続的に学ぶ過程で求められるのは、実技制作の能力だけではありません。教養科目や専門科目の受講、自身の作品のプレゼンテーションなど含め、言語を介した学習や、言語を用いた表現能力の基礎が必須となります。小論文の出題においては、受験生のみなさんが自分自身に引きつけて、より具体的に考えることが可能な、美術や美術制作などに関わるテーマを設定しています。以下の諸点は、出題の意図であると同時に、評価の基準です。

  • 問題文を正確に読解できているか
  • 問題に即しながら、柔軟かつ個性的な発想ができているか
  • 論理的な文章構成がなされているか
  • 的確な文章表現がなされているか

<尾道市立大学の公開内容からの引用>

小論文過去問題解説

  1. 問題文を正確に読解する:
    • 出題意図及び評価基準をしっかり理解しましょう。文章の中に示された要点や期待される回答のスタイルに焦点を当てます。
  2. 問題に即しながら柔軟かつ個性的な発想ができるか:
    • 描画材の特徴や魅力について語る際、自分の経験や感性を交え、具体例を挙げましょう。例えば、ある描画材で制作した作品がどのようにその特徴を引き立てたか、などを考えます。
  3. 論理的な文章構成:
    • 説明する際には、順序立てて論理的な進行を心がけましょう。例えば、描画材の特徴から具体的な作品の例に移行し、それを通して自身のアートプロセスや創造性について触れるなど、段落や文としての整合性を確保します。
  4. 的確な文章表現:
    • 言葉を選ぶ際には、専門用語や具体的な表現を取り入れ、冗長さを避けます。読者が明確に理解できるような表現を心がけましょう。
  5. 言語を用いた表現能力の基礎:
    • 言語を介して自分のアートについて深く掘り下げ、感情や思考を読者に伝えることが求められます。アート制作だけでなく、その背後にあるアイディアや意図にも触れましょう。

例として、ある特定の描画材(例:水彩絵具)に焦点を当て、その特徴や魅力を挙げつつ、具体的な作品例を交え、なぜその描画材を選んだのかやどのように使っているかについて論じることが考えられます。

尾道市立大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
広島県尾道市久山田町1600-2JR山陽本線「尾道」駅からバスで20~40分
「尾道市立大学」下車
JR山陽新幹線「新尾道」駅からバスで約15分
「尾道市立大学」下車

尾道市立大学のHPはこちら

尾道市立大学の入試傾向

尾道市立大学の入試傾向については、以下のような特徴があります。

尾道市立大学は芸術文化の向上と産業の活性化に貢献する人材を育成することを目指しており、その観点から入試においては専門的な知識やスキルの習得が強調されます。

特に、美術学科など一部の学科では実技試験が行われており、これは共通テストよりも高い配点率が設定されています。実技試験においては、共通テストと同様に徹底的な対策が求められ、試験に臨む学生は作品制作やデッサン、彩色表現などの技術を向上させることが重要です。

入試科目には英語、数学、国語などが含まれており、これらの科目では基本的な知識やスキルの確認が行われます。英語の場合、前期日程で必須科目となり、出題難易度が標準レベルであることから、基本事項の確実な定着が必要です。数学や国語においても、出題範囲が広いため、幅広い勉強が求められます。

さらに、一般的な入試傾向として、共通テストと個別学力検査の結果が総合的に評価される場合があります。このため、学生はそれぞれの科目において共通テストと個別学力検査に適切に対策を講じ、トータルで高い点数を獲得する必要があります。

尾道市立大学の募集コース

募集要項はこちら

入試情報はこちら

経済情報学部 経済情報学科(定員数:200人)

広い視野と柔軟な思考能力を身につけ、経済界、自治体などの地域社会に積極的に貢献できる人材を養成する。
1・2年次では、英語力やコンピュータ・リテラシーを高める教育に重点を置き、経済系、経営系、情報系の基礎科目をバランスよく学ぶ。1年次と3・4年次では、個人指導を重視したゼミナール教育により、分析能力と知的創造力を高める。
主要専門科目には、マクロ経済学、社会保障、公共経済学、情報ネットワーク、情報システム設計実習などがある。
また、コンピュータ設備によるキャンパス内外での情報ネットワークが構築されていて、研究や他大学との情報交換などに対するバックアップ体制が整えられている。

芸術文化学部(定員数:100人)

日本文学科(定員数:50人)

日本文学科では、日本語・日本文学を中心とした幅広い知識・教養を身につけ、客観的思考力や豊かな感性を磨く。日本語や日本文学についての基礎的知識を学ぶとともに、基礎演習・専門演習などの演習発表により、客観的思考力と的確な表現力を養う。

美術学科(定員数:50人)

美術学科では、画家やデザイナーなど、専門的に創作活動に携わる人材を育成。日本画・油画・デザインの3コースがある。1年次は全員、日本画・油画・デザイン・基礎実技を学び、2年次で希望するコースを選択する。
・日本画コースでは、日本画制作はもとより、デッサンや古典模写などの課題を通して、画材や素材への理解を深め造形感覚を修得していく。
・油画コースでは、さまざまな描画材料によるデッサン、ドローイングおよび油彩の実習を通じ、表現者として自立していくための基礎を学ぶ。
・デザインコースでは、充実した実習・工房設備でさまざまな技法を修得する。2年次より、グラフィックデザイン、アドバタイジング、イラストレーション、映像デザイン、造形デザイン、クラフトデザインの6つの研究室に分かれて学ぶ。

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