【研修医めでぃた先生の医学部ライフレポート】勉強してるのに伸びない人へ　研修医が語る「成績停滞の突破口」3選

「インプット過多」になっていませんか？

まず一つ目。
それは、インプットばかりしてアウトプットが足りていないという状態。

例えば：

• 参考書を1周して満足していませんか？
• 授業を受けただけで「勉強した気」になっていませんか？
• 問題演習よりもノートまとめに時間をかけていませんか？

これ、僕が現役のときにやってしまっていた失敗です。
「復習＝読み直し」になってしまって、頭を動かす訓練が足りてなかったんですよね。

人間の記憶は、受け身で読んだだけではすぐに抜けていきます。
成績を上げるには、「自分の頭を使って答えをひねり出す」時間を、意識的に増やす必要があります。

つまり、“勉強しているつもり”から“問題を解く訓練”に切り替えることが重要。

たとえば：

• 授業を受けたらその日中に類題を5問解く
• 暗記カードを“見る”よりも、“白紙に書いて思い出す”
• 英単語は“見て覚える”でなく“英作文で使ってみる”

こういった“アウトプット重視”の勉強に変えると、
「あれ、意外とできないぞ」「ここが弱いのか」と自己分析が深まります。

「弱点を避けて得意だけやってませんか？」

次に2つ目。
苦手科目・苦手分野から逃げていませんか？

これ、成績が伸び悩む典型的なパターンです。
僕も、英語が苦手でずっと後回しにしていた時期がありました。
でも実際には、「英語で点が伸びれば全体が上がる」のに、逃げていたせいで合計点も頭打ちになっていたんです。

特に医学部は全科目バランスが重要です。
たとえ1科目が得意でも、他で足を引っ張れば落ちます。

模試で成績が伸びない人は、一度冷静に分析してみてください。

• 苦手科目を「時間がないから」と後回しにしていないか？
• 苦手な分野を「わからないから」と放置していないか？

そして、ここで意識してほしいのが「苦手に“慣れる”」という姿勢。

最初から完璧に解けなくてもいいんです。
苦手に毎日5〜10分だけでも触れて、「この科目、別に怖くないかも」と思えるようになると、それだけで勉強効率は一気に上がります。

「“できない理由”を自分で把握していない」

最後3つ目は、成績が伸びない原因を“自分の言葉で説明できていない”ことです。

これはすごく重要です。

「なぜこの問題が解けなかったのか？」
「なぜこの選択肢を選んだのか？」
「なぜこの勉強法で効果が出ていないのか？」

これらに答えられないと、いつまでたっても同じミスを繰り返してしまいます。

僕が浪人中に一番変えたことは、「振り返りを習慣化したこと」です。
毎日、夜寝る前にノートにこう書きました：

• 今日できなかった問題はなぜ解けなかったのか？
• それを防ぐにはどうしたらいいか？
• 明日どんな勉強を優先すべきか？

こうやって言語化することで、「自分が今、何に悩んでいて、どう改善すべきか」がだんだん見えるようになったんです。

成績が上がらない時期ほど、「ただの頑張り」ではなく「戦略的な振り返り」が必要。

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まとめ：「努力が実る人」と「空回りする人」の違い

ここまで、勉強しても成績が伸びない人に向けて3つの対策をお話ししました。

【伸びない人がやるべき3つのこと】

1. アウトプット重視に切り替える
2. 苦手科目に毎日向き合う時間を作る
3. できない理由を毎日書き出す（＝言語化）

逆に言うと、これができていない人は、どれだけ時間をかけても、
「頑張ってるのに結果が出ない」という状態から抜け出せません。

でも安心してください。
この3つ、今すぐ誰でもできることです。

成績が伸びないのは、あなたがダメだからではなく、やり方がハマっていないだけなんです。
努力の方向をちょっと修正するだけで、ちゃんと伸びていきます。

僕自身がその経験者です。
だからこそ、今この記事を見てくれたあなたにも、伸びるきっかけになってほしいと思ってます。

応援しています！