千葉大学教育学部は入りやすい?他大学の教育学部と徹底比較!

大学受験

全国の国立大学の中でも人気の千葉大学。

医学部や理系の学部が注目されがちですが、他の学部も総合的に倍率、偏差値共に高く、難関であることで有名ですね。

そんな人気の千葉大学の中でも入りやすく、人気の学部が教育学部です。

今回、当記事では、

本当に千葉大学教育学部は入りやすい学部か、他学部とのランキング

他大学との偏差値の比較

千葉大学教育学部に合格するための入試対策

こちらの3つのポイントからご説明します。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

千葉大学への進学を検討されている方はぜひ参考にしてください!

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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千葉大教育学部は入りやすい学部?

千葉大学の中では比較的入りやすいとされている教育学部ですが、実際の偏差値や合格のラインはどれくらいでしょう?

千葉大学内の他の学部と比較して、ランキング形式でご紹介します。

千葉大学部学科偏差値ランキング

1位  医学部 67.5

2位  薬学部  65.0

3位  国際教養学部 60.0

4位  工学部  60.0

5位  理学部 60.0~55.0

6位  文学部  60.0~57.5

7位  法政経学部 57.5

8位 園芸学部 57.5~52.5

9位  教育学部 57.5~50.0

10位  看護学部 52.5

千葉大学にある10の学部の中で、医学部、理系学部が上位を占めていますが、他の学部は大きな差はありませんでした。

教育学部は学科によって偏差値が異なりますが、千葉大学の中では比較的入りやすい学部と言えるでしょう。

合格ボーダーライン

千葉大学教育学部の中には沢山の学科があります。

学科別で合格ボーダーラインを見ていきましょう。

※全て入試方法は前期試験で記載しています。

コース名  最低点/総合得点

小学校コース 679/1450

中学校コース 818/1450

小中専門教科コース(図工・美術)727/1450

小中専門教科コース(保健体育) 804/1450

小中専門教科コース(家庭) 618/1450

英語教育コース 954/1450

特別支援教育コース 597/1450

乳幼児教育コース 788/1450

養護教諭コース 764/1450

最低点が高い中学校コースでも60%弱の点数が取れると合格のようです。

特別支援教育コースは50%弱の点数で合格が可能なので、目指しやすいですね。

参考:https://passnavi.evidus.com/search_univ/0210/difficulty.html

関東の他教育学部との偏差値比較

次に、関東圏内の他の国立大学教育学部との偏差値を比較してご紹介します。

宇都宮大学教育学部

充実した研究施設が完備され、通学・学習環境の良さから、人気の宇都宮大学。

宇都宮大学全体の偏差値は58〜50、教育学部の偏差値は53〜50ほどのようです。

千葉大学より少し偏差値的には低めですね。

横浜国立大学教育学部

企業が選ぶ大学イメージランキングで全国2位を獲得するほど就職に強いのが、横浜国立大学です。

横浜国立大学の偏差値は70〜53、教育学部の偏差値は56〜53です。

横浜国立大学の中では中間層といったところでしょう。

全国的に見ても教育学部の偏差値は50前半から半ばほど。

学科によりますが、概ね同じくらいでしょう。

千葉大教育学部の入試対策

入試科目

入試科目やその数は入試の方法により異なります。

共通テスト

受験教科数:5 受験科目数:7,8 配点合計:450

国語

数学(数学I、数学I A、数学II、数学IIB、簿記会計、情報基礎)

外国語(リーディング、リスニング)

地理・公民(世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理政経)

理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎、物理、化学、生物、地学)

個別試験

受験教科数:3 受験科目数:配点合計:1000

国語(国語総合、国語表現、現代文、古典)

数学(数学I、数学II、数学A、数学B)

外国語(コミュ英I、コミュ英II、コミュ英Ⅲ、英語資格)

各科目の傾向と対策

いずれの入試方法でも必須となる国語、数学、外国語の3つに絞って傾向と対策をお話していきます。

・国語

国語の問題は現代文、古文、漢文の3題で構成されています。

現代文は、漢字の書き取り、内容理解や抜き出し問題などが例年出題されています。

古文は比重が重く、文法や単語の意味が多く問われますので、頻出の物は重点的に覚えましょう。

漢文は基礎問題を中心に出題されますので、点数を落とさないように繰り返し演習すると良いでしょう。

・数学

数学の問題は、大問が4つで構成されています。

出題範囲が広く、どれも基礎的な部分を問われる問題が多いです。

年度により異なりますが、計算量がかなり多くなる問題が出題されますので、ペース配分を考えながら演習を進めていきましょう。

・英語

英語の問題は、文法問題が1問、長文読解が2問の大問3つで構成されています。

毎年長めの英作文問題が出題されますが、基礎や論理的な言い回しができるとさほど難しくはない内容になりますので、英作文対策をしながら総合的な英語力を身につけましょう。

設問文が日本語か英語かその年によって異なりますので、どちらが来ても大丈夫なように過去問で慣れておくと安心です。

まとめ

最初の千葉大学教育学部のイメージと比較してどうでしたか?

教育学部は、千葉大学内の他の学部と比較すると合格しやすい学部です。

しかし、国立大学では珍しい総合大学ですので、倍率が高く、他大学よりも難易度が高いというのも事実です。

ただ、その分千葉大学の学びの環境や充実度は他には無い魅力があります。

みなさん、千葉大学教育学部を目指してみてくださいね。

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