
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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小論文過去問題
R7年度 国際関係学部 国際関係学科 国際関係コース 学校推薦型選抜
問題 次の文章を読んで、あとの設問1~3に解答しなさい。
※本文省略
出典:高坂正堯『国際政治―恐怖と希望』中公新書、1966 年、13-20 頁
設問1 下線部(A)に関して、平和に対する単純な態度として著者が指摘している考え方にはどのようなものがあるか、150 字以内で述べなさい。
設問2 下線部(B)に関して、現在の世界において、著者が述べる三つのレベルのうち、二つ以上のレベルで対立が生じている二国間関係にはどのようなものがあるか。あなたが知っている事例を一つ挙げた上で、それらの国の間にどのような問題が存在するかを 250 字以内で説明しなさい。
設問3 文章全体を読んだ上で、国家間関係や平和の問題について認識を深めるために、あなたは本学の国際関係コースでどのような学びをしていきたいと考えるか。これまで の経験や学習によって生じた問題意識もふまえながら、600 字以内で述べなさい。
出題意図
R7年度 国際関係学部 国際関係学科 国際関係コース 学校推薦型選抜
国際関係論の根本的な関心は、平和の問題である。国家間の関係を三つのレベルの関係がからみあった複雑な関係と整理し、単純な思考法で平和の問題に取り組むことをいさめた課題文を読み、基礎学力、読解力、論理的な思考力、および国際関係に対する関心と知識をはかることをねらう出題とした。
設問1 「平和に対する単純な態度」に関する著者の議論を的確に整理し、記述できるかを問う。
国際関係コースのアドミッション・ポリシーに基づいた評価の観点
・《求める人材》1(2)の「日本語の文章の読解力と、口頭及び文章で適切な日本語を論理的に運用する力」を見る。
・《高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと》2の「まとまった分量のある日本語の文章を筋道立てて読み解く力と、口頭及び文章で適切な日本語を論理的に運用する力」を見る。
設問2 国家間の平和の問題に関して知っている事例を紹介させることで、国際関係に関する興味関心や知識、および的確な文章力があるかを問う。
国際関係コースのアドミッション・ポリシーに基づいた評価の観点
・《求める人材》1(1)の「国際関係コースの専門分野を学ぶために必要となる、世界や日本の近代・現代社会についての基礎的な知識及び教養」を見る。
・《求める人材》1(2)の「日本語の文章の読解力と、口頭及び文章で適切な日本語を論理的に運用する力」を見る。
・《求める人材》2(1)の「北東アジアをはじめとする国際社会や、グローバル化が進む日本国内の社会が抱える諸課題について、根拠に基づき論理的な筋道を立てて考察し、自らの意見を説得力のある形でまとめ、他者に伝える力」を見る。
・《高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと》2の「まとまった分量のある日本語の文章を筋道立てて読み解く力と、口頭及び文章で適切な日本語を論理的に運用する力」を見る。
設問3 著者の主張を読んだ上で、島根県立大学国際関係学部国際関係コースで学びたいことを説明させることで、国際関係に関する興味関心や知識、および的確な文章力があるかを問う。
国際関係コースのアドミッション・ポリシーに基づいた評価の観点
・《求める人材》1(2)の「日本語の文章の読解力と、口頭及び文章で適切な日本語を論理的に運用する力」を見る。
・《求める人材》2(1)の「北東アジアをはじめとする国際社会や、グローバル化が進む日本国内の社会が抱える諸課題について、根拠に基づき論理的な筋道を立てて考察し、自らの意見を説得力のある形でまとめ、他者に伝える力」を見る。 ・《高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと》4の「地理歴史・公民の知識を総合的に関連づけて問題関心を養い、自己の体験総体を生かして幅広い視野から日本及び世界で生じている複雑な社会現象を考察しようとする意欲」を見る。
学部学科、コース
国際関係学部
英語・韓国・中国・ロシアなどの言語・政治・社会・文化について学び、国際社会に貢献できる人材を育成する。国際関係学科では、グローバルな視点で多文化共生を学ぶ「国際関係コース」と、言葉や文化から世界を知る「国際コミュニケーションコース」を設け、グローカルな人材の育成を目指す。
地域政策学部
地域が抱える課題について、複眼的な視点から解決策を見出し、地域の発展に貢献できる人材の育成を目指す。
地域政策学科では、経済学・経営学の観点から地域を見つめる「地域経済経営コース」、公共的見地から地域課題をとらえる「地域公共コース」、地域づくりの企画・実践力を養う「地域づくりコース」を設置している。
看護栄養学部
看護学科では、「看護を実践する能力」「相手を理解し協働する能力」「地域の特性と健康課題を探究する能力」の3つの能力を柱に、自ら考え行動できる、視野の広い専門職業人を育成する。
健康栄養学科では、看護師、保健師などの関連職種との連携を重視したカリキュラムを通じて、超高齢社会において必要とされる在宅栄養ケアの専門的な実践能力を身につける。
人間文化学部
幅広い知識と柔軟な思考力・判断力を持って、広く社会で役立つ実践力を備えた人材の育成、地域文化を生かしたまちづくりを目指す。保育教育学科は、乳幼児から小学校までの発達段階を見通した教育ができる高い専門性を持った人材を育成する。地域文化学科は、幅広い文化的教養と柔軟な思考力、判断力を持って、広く社会で役立つ実践力を備えた人材を育成する。
所在地・アクセス
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所在地 | アクセス |
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松江キャンパス: 島根県松江市浜乃木7-24-2 | JR山陰本線「乃木」駅から徒歩約25分 |