(前期)【筑波大学体育専門学群】小論文・過去問題特集 *希望者のみ、コッソリ!『過去問題模範解答』プレゼント!

小論文過去問題

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筑波大学体育専門学群の概要

体育専門学群では、体育・スポーツ・健康に関する最新の科学的研究成果を活かしながら、指導者の養成を目指しています。指導者には優れた運動能力と幅広い運動経験を持ち、かつ保健体育に関する総合的知識を備えた、指導力と活力に富む豊かな人間性が求められます。そのため、本学群の教育課程では、学生が各種運動の実技と方法論を基礎にしながら、39ある卒業研究領域の中から特徴的に配列された教育課程を選ぶことができるようになっています。さらには、大学院との関連も考慮し、その運用には格別の配慮が払われています。

教育目標
体育専門学群は、優れた運動技能と幅広い運動経験を基盤に、体育・スポーツ及び健康に関する総合的な知識と最新の科学的知見を活かしながら、組織を適確にマネジメントして諸々の問題解決を図ることのできる知・徳・体を具備した体育・スポーツ界のリーダーを養成することを目的とします。
“21世紀には人類はスポーツなしには生きられない”と言われるほど、人々の生活におけるスポーツの意味や価値が高まっています。 本学群は、このような時代の要請を受けて、「学校教育」、「公共スポーツ」、「スポーツ関係産業」、そして「競技スポーツ」の最先端分野で活躍する有能な専門家を養成しようとしています。いずれの分野においても、幅広い教養と専門的知識をベースに、優れたスポーツパフォーマンスが発揮でき、科学的知識の探求に意欲を持ち、さらに創造的な実践に取り組むことのできる人材を養成しようとしています。

構成分野について
本学群生は、3年進級時に体育学の3分野(体育・スポーツ学、コーチング学、健康体力学)に対応した39の研究領域の中からいずれかを卒業研究領域(所属研究室)として選択し、卒業研究をはじめとして、より専門的な学習が進められるようになっています。
卒業研究領域の選択は、2年次までの専門基礎科目および専門基礎共通演習の履修経験を経て、各自が興味・関心を持った研究領域を自由に選ぶことができます。本学群では、複数の専任教員が卒業研究領域の学生の指導に当たる複数指導体制をとっています。

*(参照)大学の公式HP→ 筑波大学体育専門学群 体育専門学群WEB


記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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前期 体育専門学群

2022年 60分 800字 100点/1400点(課)

問題1 医療保険のしくみと保健活動に関する次の問題に答えなさい。

問題1ー① わが国の医療保険のしくみについて、「医療費」、「保険料」、「医療機関」の用語を用いて説明しなさい。(150字以内)

問題1ー②国際機関による保健活動の役割を述べなさい。また、保健活動を行っている国際連合の機関の名称を2つあげ、それぞれの活動内容を説明しなさい。(250字以内)

問題2 近代スポーツの始まりと変遷に関する次の問題に答えなさい。

問題2ー① 近代スポーツはいつ、どこで始まり、どのような特徴があったかを説明しなさい。(150字以内)

問題2ー② 近代スポーツから国際スポーツに発展するきっかけとなった出来事を簡潔に説明しなさい。そのうえで、日本生まれの国際スポーツを例として、近代化と国際化の経緯を説明しなさい。(250字以内)

2021年 60分 800字 100点/1400点(課)

問題1 交通安全に関する次の問題に答えなさい。

問題1ー① 交通事の加害者が負う責任は3つあり、その1つは被害者やその家族への損害を賠償する「民事上の責任」である。残りの2つをあげ、それぞれについて説明しなさい。(150字以内)

問題1ー② 交通安全対策について、「法的整備」および「施設・設備の充実」の観点から、それぞれ具体例を2つずつあげて説明しなさい。(250字以内)

問題2 スポーツと経済に関する次の問題に答えなさい。

問題2ー① スポーツ産業にはさまざまな業種がある。その内3つの業種をあげ、それぞれについて具体的に説明しなさい。(150字以内)

問題2ー② 大きなスポーツの国際大会が行われた場合に考えられる経済効果の例を2つあげなさい。また、スポーツの経済効果が大きくなった経緯を「みるスポーツ」の観点から説明しなさい。(250字以内)


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2020年 60分 800字 100点/1400点(課)

問題1 労働と健康に関する次の問題に答えなさい。

問題1ー① トータル・ヘルスプロモーション・プラン(THP)とは何か説明しなさい。また、これに基づいて取り組まれる支援の具体例を2つあげ、それぞれ説明しなさい。(150字以内)

問題1ー② 職業病を含む労働災害の具体例を2つあげなさい。また、それぞれの防止対策について、作業形態の管理と作業環境の管理の両面から述べなさい。(250字以内)

問題2 運動やスポーツの活動時の安全の確保に関する次の問題に答えなさい。

問題2ー① 運動やスポーツの活動に伴う危険性を2つあげ、それぞれが起こる背景について説明しなさい。(150字以内)

問題2ー② 運動やスポーツの活動時に安全を確保するための対策を3つあげ、それぞれについて具体的に説明しなさい。(250字以内)

2019年 60分 800字 100点/1400点(課)

問題1 飲酒に関する次の問題に答えなさい。

問題1ー① 急性アルコール中毒を引き起こす行為と身体への悪影響について説明しなさい。また、長期間、過度の飲酒を続けることによりかかる危険がある疾病を、具体的に2つあげなさい。(150字以内)

問題1ー② 未成年者の酒を防止する上で重要な取り組みについて、「個人への働きかけ」および「社会環境への対策」の具体例をそれぞれ2つずつあげて説明しなさい。(250字以内)

問題2 スポーツと自然環境に関する次の問題に答えなさい。

問題2ー① スポーツによる環境問題とその要因について、具体例を2つあげて説明しなさい。(150字以内)

問題2ー② スポーツを通じた環境保護活動を2つあげて説明しなさい。また、スポーツが環境と調和して発展するために私たちが取るべき行動について述べなさい。(250字以内)

2018年 60分 800字 100点/1400点(課)

問題1 医薬品に関する次の問題に答えなさい。

問題1ー① 医薬品は、その販売制度上の分類によって2種類に大別できる。それぞれについて、名称を示すとともに、入手時の方法および留意点を説明しなさい。(150字以内)

問題1ー② 医薬品の安全性を確保する対策としての「承認制度」および「医薬分業」について、それぞれの内容と目的を説明しなさい。(250字以内)

問題2 体力に関する次の問題に答えなさい。

問題2ー① 体力は2つに分類することができる。1つは行動体力(行動力)である。もう1つの体力について、3つの観点から脱明しなさい。(150字以内)

問題2ー② 3つに大別される行動体力の各能力について説明しなさい。そして、1つの能力に偏ったトレーニングがもたらす弊害の内容について、具体的なスポーツ種目を挙げ、その理由とともに述べなさい。(250字以内)


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筑波大学体育専門学群への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

筑波大学体育専門学群に志望する理由や面接対策について、以下のポイントを考慮して準備することが役立つでしょう。

志望理由書のポイント:

  1. 学群への熱意と情熱: 体育専門学群に入学したい理由を具体的に表現し、なぜその学群に情熱を抱いているのかを説明してください。自身の経験や興味を通じて、スポーツや運動科学に対する強い関心を示すことが大切です。
  2. 関連する経験や実績: 高校や他の活動でスポーツや運動に関連する経験や実績を具体的に挙げましょう。競技経験、指導経験、ボランティア活動など、あなたのスポーツに関連する活動がどのようにあなたを学群への貢献者にするかを説明しましょう。
  3. 目標と将来のビジョン: 体育専門学群を卒業した後、どのようなキャリアパスや目標を持っているのかを述べましょう。将来的にどのようにしてスポーツや運動科学の分野に貢献したいのかを明確に示すことが重要です。
  4. 学群との共通の価値観: 筑波大学体育専門学群が持つ価値観や教育方針と、あなたの価値観や志向がどのように一致するかを強調しましょう。学群への入学が、両者にとって双方にとって相互に有益であることを示すことが大切です。

面接対策のポイント:

  1. 練習面接: 友人や家族に対して志望理由を話す練習を行い、フィードバックを受けることが役立ちます。自信を持って表現するために練習が必要です。
  2. 学群に関する情報: 筑波大学体育専門学群について詳しく知識を深めましょう。学群の特徴、カリキュラム、教員、研究施設などについて質問された場合に、具体的な情報を提供できるようになります。
  3. 自己紹介: 自己紹介には自身の経歴、興味、趣味などを簡潔にまとめておくことが役立ちます。これは面接が始まる際に使える便利なツールです。
  4. 質問の準備: 面接官からの質問に備えて、志望学群や運動科学に関連するトピックについて考えておきましょう。自身の視点や考えを明確に伝えることが重要です。

筑波大学体育専門学群への志望理由書と面接は、あなたの情熱と適格性を示す機会です。自分自身を表現し、学群に貢献できる意欲を伝えるために、準備と自己表現の練習を積んでください。


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まとめ

過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。

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