【推薦入試】和歌山県立医科大学 保健看護学部 保健看護学科(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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和歌山県立医科大学 保健看護学部 保健看護学科の小論文対策

令和5年 学校推薦型選抜

問題 次の文章を読んで、問に答えなさい。

課題文は非公開です。

出典:(M.J.アドラー/C.V.ドーレン著.外山滋比古/槇未知子訳 『本を読む本』 講談社学術文庫より抜粋一部改変)

問1.下線(1)の「書くこと、話すことは積極的な活動だが、読むこと、聞くことはまったく受動的だと思っている人が少なくない」ことについて、「相手から積極的に送られてくる情報をただ受けとればよいと考えるところが、まちがいである」とする理由を説明しなさい。(300字以内)

問2.下線(2)の「知識を得るのも、わからなかったことがわかるようになるのも、『学ぶ』ことには違いない。しかし、同じ『学ぶ』と言っても、この二つの『学び』には大きな違いがある」とする理由を説明しなさい。(200字以内)

問3.下線(3)の 「『発見すること』が積極的であり、『教わること』が消極的だと考えるのは誤りである」とする理由を説明しなさい。(200字以内)

問4.著者はこの文章全体を通して「読書技術をみがいてすぐれた読書家になるための方法、規則」について述べている。あなたが考える「すぐれた読書家になるための方法、規則」に ついて述べなさい。(600字以内)

小論文過去問題解説

問1

  1. 双方向性の重要性: 読むことや聞くことも積極的な活動であり、情報を受け入れるだけでなく、それに対して考え、自らの視点や経験と結びつけて理解することが求められる。
  2. 主体的な学習: 読書や聴講は単なる情報の受け手ではなく、自らが学びを主体的に追求し、考えることが不可欠である。
  3. 対話的な学び: 読書や聞き取りは一方的な情報伝達だけでなく、対話的な要素があり、自身の知識を構築する上で他者との意見交換や議論が重要である。

問2

  1. 表面的な学びと深い学びの違い: 知識を得るだけでなく、理解し、応用できるようになる学び(深い学び)が重要である。
  2. 経験や実践の関与: 知識を得るだけでなく、実際の経験や実践を通して学ぶことで、より実践的で実りのある学びが生まれる。
  3. 学びの転移: 学んだ知識やスキルを新しい状況に適用できるようにする能力が重要であり、これが二つの学びの違いとなる。

問3

  1. 教えられることへの価値: 教えられることも重要であり、他者からの指導や知識共有は新しい発見や学びの機会となる。
  2. 協力と協働: 他者との協力や協働によって、共通の目標に向けて新たな発見やアイディアが生まれる。
  3. 相互学習の重要性: 他者との対話や意見交換を通じて、新しい視点や知識を得ることができ、これが個々の発見を促進する。

問4

  1. 主題への深い探求: 複数の視点やジャンルから学び、一つのテーマに深く迫ることで、幅広い知識と深い理解を得る。
  2. アクティブリーディング: パッシブな受け手ではなく、積極的にテキストと対話し、質問し、要約することで理解を深める。
  3. 異なるメディアの活用: 書籍だけでなく、オーディオブック、ポッドキャスト、ビデオなどさまざまなメディアを活用し、異なる形式から情報を得る。
  4. 他者との共有とディスカッション: 読書体験を共有し、他者とディスカッションすることで新しい視点やアイディアを得る。
  5. 定期的な学びの振り返り: 自身の学びを定期的に振り返り、理解が深まった部分や不明瞭な部分を確認することで、持続的な成長を促進する。

和歌山県立医科大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1JR「紀三井寺」駅下車、西出口より徒歩7分
和歌山県和歌山市三葛580JR「紀三井寺」駅下車、東出口より徒歩10分
和歌山県和歌山市七番丁25の1JR「和歌山」駅から和歌山バスで5分、
和歌山城前下車、徒歩2分
南海電鉄「和歌山市」駅下車、徒歩12分

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和歌山県立医科大学の入試傾向

和歌山県立医科大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

和歌山県立医科大学の入試は記述式で構成され、英語、数学、物理、化学、生物の科目が含まれます。英語では長文読解と和文英訳問題が出題され、他の科目も記述式です。対策として、過去問の解答を通じて出題傾向を把握し、基本的な知識と問題解決能力を養うことが重要です。また、面接も重要な要素で、志望動機や経験について具体的に準備し、自己アピールを高めることが必要です。

和歌山県立医科大学の募集コース

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医学部 医学科(定員数:100人)

幅広い教養と思考力・創造性に富み、豊かな人間性と倫理観を持つ、地域医療および健康福祉の向上に寄与できる人材を育成する。臨床・研究能力の高い医師を育てるため、身体の構造・機能、および臓器別の横断的なカリキュラムを導入。また、医師として必要な知識・技術を修得する臨床医学科目は3人程度の少人数体制で行われている。

保健看護学部 保健看護学科(定員数:80人)

豊かな人間性と高邁な倫理観を養い、社会の要請に柔軟に対応できる人材を育成する。少子高齢化の進行、疾病構造の変化などに対応し、保健・医療・福祉連携のもと、地域に密着した総合的な健康づくりに主眼が置かれている。

薬学部 薬学科<6年制>(定員数:100人)

医療人として豊かな人間性、高邁な倫理観を育み、薬学に関する先進的で高度な専門知識と技能を教授することにより、健康や福祉に関する社会の要請に呼応し、医療、衛生薬学、創薬などの幅広い分野において、研究面・臨床面で活躍できる人材を育成する。

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