高校受験塾はいつから通わせるべき?早い時期から始めるメリットとは?

高校入試

「高校受験対策で塾に通わせたい!」

子どもの高校受験の勉強は、内容が難しかったり、親子だと素直に聞いてくれなかったりと、なかなか親が指導するのは難しいですよね。そんな時には塾の利用がおすすめですが、一体いつから通わせるのがいいのでしょう?

この記事では、高校受験の塾にいつから通わせるべきかと早い段階から塾通いを始めるメリットについて解説していきます。また、子どもから塾に行きたくないと言われた時の対応方法も紹介しますよ。

この記事を読むことで塾のメリットが分かるので、塾通いへの不安を軽くできるでしょう。いつから塾に通わせるべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さいね。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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高校受験対策塾に通うべき時期

高校受験を成功させるためにいつ頃から塾に通わせるといいのでしょうか?最も多くのは「できるだけ早め」という回答です。早速解説していきましょう。

中3から通塾割合が増える

文部科学省の「平成30年子どもの学習費調査」によると、公立中学生のいる家庭で、学習塾費を支出した割合は、中2で約69%だったのに対し、中3では約80%に上昇しています。

この結果から、中3から何らかの学習塾に通う割合が上がることが分かります。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

中3から塾を始める人は、模試の結果が悪かったり、周りが塾通いを始めて不安になったりというきっかけの人もいるでしょう。あせりから塾通いを始めることも決して間違いではありませんよ。

必要と感じた時期がベスト

塾通いは自分が必要と感じた時期に始めることがベストといわれます。これは、通いたいと思って通う方が、塾で習った内容も頭に入るため、費用対効果が高いと考えられるためです。

しかし、あまり受験のぎりぎりになってしまっても、受験に間に合わなければ後悔するかもしれません。子どもが早い段階で高校受験を意識し、自分の志望校合格のために塾が必要かを判断できることが望ましいですが、なかなか子供が高校受験を意識してくれない場合もあるでしょう。

子どもと将来のことをよく話し、親が必要と感じたら親から塾を進めてみることも大切です。早めに受験対策を始める、受験対策として塾に通うことには大きなメリットがあるからです。

早い時期から塾に通うメリットとは

ここでは早い時期、つまり中1や中2から塾に通うメリットについて解説していきます。

勉強習慣がつきやすい

最も大きなメリットは学習習慣がつきやすい点です。中3で部活を引退してからいざ受験勉強を始めようとしても、なかなか勉強に集中できず、思うように勉強が進まない人もいます。

中1や中2から塾に通うことで、塾の授業や宿題をすることにより、通っていない人よりも必然的に勉強時間が増えます。その結果、中3で本格的に受験勉強が始まった時も、あまり戸惑わずに勉強に取り組むことができるでしょう。

内申点で差をつけられる

高校受験において内申点は受験の点数に加えられます。中1中2の内申点も評価対象になっている都道府県も少なくありません。定期テスト対策を塾で行うことで、内申点を確実に稼ぐことができるでしょう。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

内申点の対象は9教科なので、英数国理社以外は自分で頑張る必要はありますが、主要5教科を塾でフォローしてもらえると心強いですよね。

受験情報が入手しやすい

塾通いの大きなメリットとしてもう一つ上げられるのが受験情報が入手しやすい点です。生徒自身の弱点分析や勉強のアドバイスはもちろんですが、入試の出題傾向や各高校の人気傾向、受験までのスケジュール管理など、子どもや親だけで調べると大変な情報が塾ではまとめられています。

受験をする上で、必要な情報を集めることはとても大切といえるでしょう。なぜなら、学校によっては受験方法に特色がある高校も少なくないからです。情報収集に自信のない人は塾を利用することを強くお勧めします。

子どもから行きたくないといわれたら

親は通わせたくても、子どもは行きたくないということも良くあります。子どもに行きたくないといわれた場合の対処方法を解説していきましょう。

まずはなぜ行きたくないのかをよく聞く

まず大切なことは、子どもの話をよく聞くことです。なぜ行きたくないのかを理解してあげましょう。決して頭ごなしに「行きなさい!」と命令することは控えてください。

「先生が苦手」「内容が分からない」「簡単すぎる、もしくは難しすぎる」など様々な理由があるはずです。なぜ行きたくないのかを子どもからきちんと聞くことで、その解決方法を考えていくことができます。

目標を確認し必要なことを親子で考える

話し合いの中で、子どもの目標を確認し、目標達成に必要なことを考えましょう。このとき、親だけで考えても、子どもだけで考えてもいけません。親子で考え、納得することが大切です。

塾はあくまで目標達成のための手段です。必要なければやめても変えても大丈夫です。しかし、後悔のないよう、やめてどうするのか、塾を変える場合どこにするのかなど今後のことをしっかり計画立てしておきましょう。

まとめ

塾通いは早めに始めた方がいいです。これは早めに高校受験を意識し、必要な勉強に取り組むべきという意味です。なかなか子ども一人では、受験を意識することは難しいです。親子でよく話し合い、受験のために塾が必要かを考えてみて下さい。

早めに塾に通うメリットは多いです。もちろんその分塾の費用はかかりますが、費用対効果に納得がいく場合は、塾通いを検討してみましょう。塾の利用で志望校合格がきっと近づきますよ。

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