山梨大学教育学部の2021年度(令和3年度)入試から、秋の推薦入試が大きく変わります。
特に小学校教育志望者推薦入試が導入されたことが特徴です。
配点などの詳細はまだ発表されていませんが、卒業後に山梨県の小学校に勤務することが前提です。
これは山梨県内の小学校での教育が不足しているため、地域枠のような位置付けですが、
特に山梨県内在住の生徒に限定されるものではありません。
しかし、山梨県に親戚がいるとか、山梨で生まれ育ち現在は山梨県外に住んでいるというケース以外は受験はしないと思います。あまり山梨県に縁故関係がない受験は受けないと考えられます。つまり、実質山梨県内の高校生の同志の戦いと言えます。
また定員も12名と多く、結構狙い目です。
そして、出願条件として評定4.0ですから、内申書で勝負はつきません。
だから、小論文と面接次第と言えます。
山梨大学教育学部は、次回から初めて実施しされるため、どんな問題が出題されるかわかりませんが、
これまでの過去問題を見ると大まかな方向性が見えます。
推薦入試(一般入試)令和2年度入試の各コースの過去問題を見ます
障害児教育コース 第1問 課題文と国語の小問題(要約を含む)、第2問400字
言語教育コース 課題文と800字
生活社会教育コース 図表問題と800字
科学教育コース 3つのテーマから1つ選択し、800字程度
芸術身体教育コース(美術実技) デッサン
これらを見ると以下の2つのパターンの練習をすれば良いかと思います。
1)課題文と800字、2)図表問題と800字
デッサンは芸術系なのでおそらく出ません。
これらはオーソドックスな小論文の問題の典型と言えます。
特に、多くの受験生は図表問題を苦手とします。図や資料から何を読み取り、どのように答案を展開したらいいのかあ悩みます。
小論文試験を長年担当している私からすると、ライバルが苦手な図表問題が出てくれ!と祈っています。笑
なぜなら、差がつきやすいからです。
何れにしても、山梨大学教育学部の学校推薦型選抜の小学校教育志望者推薦入試では、以上の2パターンの答案をしっかりと対策をしておけば万全です。
また評定が4.0以上ですから、小論文と面接で勝負がつきます。
「山梨大学教育学部「学校推薦型選抜Ⅰ」の小学校教育志望者推薦入試では、小論文が重要だということがご理解いただけたと思います。小論文は対策をしっかりしている受験者とそうでない受験者の間には埋まらないほどの大きな差があります。何も対策をしないで評価される小論文を書けるのはほんの一部の天才肌の人だけ。
でも「文章を書くのが苦手だ」という人でもしっかりとノウハウを学び、練習し、添削をしてもらうことで入試で高い点数を取れるようになるのです。ところで、当予備校では小論文コースの無料体験を行っています。
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