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横浜市立大学医学部医学科の概要
医学科では、医学研究科、附属2病院と連携して医学教育を行い、医学・医療分野における課題を解決するための創造的研究を推進し、最新の医療技術を臨床現場に導入して、全人的医療を実践できる人材の育成を目指しています。
教育カリキュラムを通じて、地域医療枠の担い手たるプライマリ・ケア医をはじめとする医師に加え、生命科学、医学、医療の分野をリードする臨床医、医学研究者、医学教育者、医療行政官など、医学・医療の分野における指導的医師・研究者を育成します。
基礎科学から先端医療まで、幅広い分野で活躍するための基本となる医学・医療倫理と知識・技術の修得にも大きな力点を置いています。
＊（参照）大学の公式HP→横浜市立大学医学部医学科
記事の監修者：五十嵐弓益（いがらし ゆみます）
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前期 医学部医学科
2022年 60分 1000字 段階評価/2400点（課）
【問題】 我が国では、高齢医師が多く活躍しています。一方、海外では高齢医師が認知症のために不適切な診療を行い、患者を致命的な結果に至らせた事例が報告されています。この点を踏まえて、医師のキャリアについてあなたの考えを1000字以内で記載してください。
2021年 60分 1000字 段階評価/2200点（課）
【問題】「自分の限界を把握し周囲に助けを求める能力」が欠如した医師は、どのような問題を起こすでしょうか。1000字以内であなたの考えをまとめてください。
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2020年 60分 1000字 段階評価/2200点（課）
【問題】医学者による研究不正(捏造、改ざん、盗用)についてどう思いますか。1000字以内であなたの考えをまとめてください。
2019年 60分 1000字 段階評価/2200点（課）
【問題】 高校の授業の一環として稲刈りの体験作業があり、あなたはそれに同伴した指導者です。農家の高齢の御夫婦が、お礼にとおにぎりを握って持ってきてくれました。しかし多くの生徒は知らない人の握ったおにぎりは食べられないと、たくさん残してしまいました。これについてあなたはどう考え、生徒や農家の方とどのように話しますか。1,000字以内にまとめなさい。
2018年 60分 1000字 段階評価/2200点（課）
【問題】診療所の待合室の出来事です。ある患者さんが、高熱があると訴えて、先に診察を受けたいと申し出てきました。この日は混雑していて、他の患者さんは2時間以上待っています。あなたがこの診療所の院長であるとしたら、この事例にどのような対応をしますか。理由と共に1,000字以内で述べてください。
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横浜市立大学医学部医学科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など
横浜市立大学医学部医学科への志望理由書や面接対策のために、以下のポイントを考慮することが役立つでしょう。
志望理由書:
- 個人の経験と関連性: 自分の背景や経験と、医学部で学ぶことの関連性を明確に示すことが重要です。具体的なエピソードや体験を交え、なぜ医学部で学びたいのかを説明しましょう。
- 熱意と情熱: 医学への情熱や意欲を表現しましょう。どのような問題に興味があり、それを解決するために医学の知識とスキルが必要だと感じているのかを伝えます。
- 学校の特徴と合致: 横浜市立大学医学部の特徴やプログラムがなぜ自分に合っているのかを具体的に述べましょう。学校独自のカリキュラム、研究、教育方針などについて調査を行い、それを強調します。
- 目標と将来展望: 医学部卒業後の将来のキャリア目標について説明しましょう。将来的にどのような医療専門家になりたいのか、どのように社会に貢献したいのかを明示します。
面接対策:
- 自己紹介の練習: 自分自身を簡潔に、かつ印象的に紹介できるよう練習します。学歴、興味、志望校についての情熱的な説明を含めると良いでしょう。
- 倫理的ジレンマへの対処法: 医学部への入学志望者として、倫理的なジレンマについて質問されることがあります。このような質問に備え、自分の価値観や倫理観を述べ、どのようにそれらを実践した経験があるかを挙げましょう。
- グループディスカッション: グループディスカッションの練習を通じて、チームプレーヤーとしてのスキルや意見を明確に伝える能力を向上させましょう。
- 医学に関する知識: 医学の基本的な知識や最新の医学情報について常にアップデートし、面接中にそれを活用できるようにしておくと良いでしょう。
- 自己認識と自己啓発: 自分の強みと弱みを理解し、自己啓発に取り組んでおくことは、面接での質問に答える際に役立ちます。自己成長のエピソードを共有することで、印象を良くすることができます。
志望理由書と面接の準備は、医学部への入学に向けて非常に重要です。自己分析を行い、自分の熱意と適性を伝え、学校との合致点を強調することが成功への鍵となります。
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まとめ
過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか？ 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。
