高校1・2年生の夏休みの英語の勉強方法その2

夏期講習

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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読解力向上には、毎日のニュース記事を読む習慣が効果的です。記事からキーポイントを抽出し、新しい表現をノートに記録することで理解を深めます。また、適切な読解問題集を選び、時間を測りながら問題を解く練習を行うことが重要です。これにより、試験での時間管理能力が向上し、効率的に学習することができます。毎日の練習を通じて、自然と読解速度と正確性が増します。

日本人の高校生が英語を読む際に時間がかかる主な原因は「返り読み」です。これは、文章を左から読み、その意味を正しい日本語に直そうとするために発生します。この読み方は効率が悪く、理解速度を低下させます。英語の構造をそのまま理解する訓練を行うことで、読解スピードの向上が期待できます。返り読みの習慣を改め、直接英語を理解することが重要です。

「返り読み」をしていると長文読解に時間がかかり、いつまで経っても英文を早く正確に読むことができません。これらを夏休み中に克服しましょう。

毎日のニュース記事の読み方

毎日のニュース記事を読むことは、読解力を高める効果的な方法です。ニュースは現代の語彙や表現が豊富に使われており、様々なテーマに触れることができます。読み始める際は、まず記事のタイトルとサマリーを読んで、内容の概略を掴みましょう。その後、詳細な内容に進み、分からない単語や表現は辞書を使って調べることが重要です。記事を一通り読んだ後は、主要なポイントをノートにまとめることで理解を深め、記憶にも残りやすくなります。この習慣を続けることで、多様なトピックに対する理解が深まり、読解速度も向上します。

毎日のニュース記事を読む際には、例えばNHKのBSニュースを活用するのがおすすめです。このニュースでは様々なトピックが扱われており、幅広い語彙と表現に触れることができます。読み始める前に、まずは記事のタイトルとサマリーから主要な内容を把握しましょう。記事全体を読み進める中でわからない単語が出てきたら、その都度辞書で調べます。読み終わった後は、主要なポイントをノートにまとめておくと理解が深まります。この習慣により、効率的に読解力と語彙力を向上させることが可能です。

読解問題集の選び方と使い方

読解問題集を選ぶ際は、自分の英語レベルに合ったものを選ぶことが大切です。初心者は簡単な文章から始め、徐々にレベルを上げていくことで自然と読解力が向上します。問題集を使う際には、時間を計って問題を解く練習をすることがおすすめです。

これにより、試験などでの時間配分の感覚を養うことができます。また、問題に対する解答と解説をしっかり読むことで、正解の理由となぜ間違ったのかの分析が可能になり、同じ間違いを繰り返さなくなります。定期的に復習を行うことで、学んだ内容が長期記憶に移行しやすくなります。

スカイ予備校では、英語の返り読みを防ぐために、スラッシュリーディングの教材を採用しています。具体的には安河内哲也先生の書かれた「ハイパー英文読解」です。この教材の最初に書いてある「学習の仕方」に沿って、スラッシュごとに区切り、左から英文とそれに該当する日本文を順次読むことで、返り読みをしないトレーニングをしていきます。この方法を繰り返すだけで、共通テストの読解で8割以上取った生徒もいます。

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6. 英作文のスキルアップ

大学入試の英作文でスキルアップするには、まず基本的な文法と語彙の強化から始めましょう。次に、多読を行い、様々な表現や文章構造に触れることが重要です。実際に頻出のテーマに基づいて練習を重ね、添削を受けることで、書き方のポイントを把握し、自分の弱点を明らかにすると良いでしょう。これにより、効果的に表現力を高め、試験での英作文のパフォーマンスが向上します。

しかし、大学入試では個別試験で英作文が出題される場合のみ、英作文の練習をするほうが得策です。たとえば、共通テストしか英語が必要でない場合は、英作文の勉強は一切不要です。英単語を覚えるときも、スペルを書ける必要はなく、英単語を見て、0.5秒以内に日本語訳が言えればOkです。

しかし、英検ではライティング(英作文)が必要です。英検のライティング試験では、与えられたテーマに基づいて英文を作成します。評価は、文法の正確さ、語彙の適切性、アイデアの展開、そして文章構成の論理性に焦点を当てて行われます。受験者は、限られた時間内で考えを明確に伝える能力が問われるため、事前の練習が重要です。効果的な練習には、様々なトピックに対する文章作成と、それに対するフィードバックが欠かせません。

現在、高校1、2年生であれば大学受験で有利になるので、英検合格に向けて、ライティングの勉強もしましょう。その方法について述べます。

日記を書く習慣をつける

英語で日記を書く習慣をつけることは、英作文のスキルを日常的に磨く効果的な方法です。日記を書くことで、身の回りの出来事や感じたことを自然な形で英語に表現する練習ができます。日々の小さな出来事を題材にすることで、生活に密着した実用的な語彙や表現を身につけることができます。

また、感情や意見を英語で表現することで、表現力の向上だけでなく、思考力も養われます。初めはシンプルな文から始め、徐々に複雑な文構造や高度な表現を取り入れていくことが推奨されます。継続的に記述することで、書く速度も自然と上がり、英語への思考がスムーズになります。

英語で日記書いていくうちにわかってきますが、大体の内容は英語の構文を覚えていると表現できるようになってきます。あとは英単語が違うくらいです。普段私たちが使っている日本語も、大体の構文(パターン)があり、単語を変えるくらいで会話が成り立っていることがわかります。

そして、英作文は高校の英語の文法などを使う必要がなく、高校入試レベル(英検3級レベル)の文法力があれば十分です。つまり、英作文は文法的なミスがなければ減点はされません。しかし、分詞構文や仮定法などを使って英作文をした場合、文法ミスがあれば限定されます。英作文練習の日記では、高校入試レベルの英文法で良いことを心がけておきましょう。

英作文の添削サービスの利用方法

英作文の添削サービスを利用することで、客観的なフィードバックを得ることが可能です。このサービスは、オンラインで容易にアクセスでき、専門の教師やネイティブスピーカーによる添削を受けることができます。利用する際は、まずは自分のレベルや目的に合ったサービスを選ぶことが重要です。提出する際は、自分が伝えたい内容や表現に不安がある部分を明記し、添削者に具体的なアドバイスを求めると良いでしょう。添削結果を受け取った後は、指摘された間違いを徹底的に分析し、同じ過ちを繰り返さないよう注意を払うことが肝心です。定期的にこのサービスを利用し、作文能力の向上に役立てることができます。

7. 英語のシャドーイング練習

シャドーイングは英語学習において非常に効果的な方法です。この練習に最適な教材を選び、効果的な手順に従って練習を行うことが重要です。例えば、日常会話が豊富なポッドキャストや教育用のビデオを利用すると良いでしょう。シャドーイングの際は、スピーカーの発音を正確に真似ることを意識し、リスニング能力だけでなく、発音の正確性も向上させることができます。毎日短時間でも継続することで、自然な英語表現が身につきます。シャドーイングは、話者の発音を即座に真似る英語学習法です。リスニング力と発音が向上し、流暢な会話能力が養われます。短時間で集中的に実践することが効果的です。

効果的なシャドーイングの手順

効果的なシャドーイングを行うための手順は、まず適切な速度で話される音声教材を選び、聞き取れる範囲で繰り返し聞くことから始めます。聞いた直後に話者の発音、イントネーション、リズムを真似て声に出してみましょう。初めはゆっくりとした教材を使用し、徐々に速度を上げていくことがポイントです。また、一つの教材を短いセグメントに分け、各セグメントを集中的に練習すると効果的です。最終的には、全体を通してスムーズにトレースできるようになることを目指します。シャドーイングは毎日短時間でも継続することで、リスニングとスピーキングの双方に対する自信とスキルが向上します。

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