高校1、2年生の英語学習においては、スマホのアプリを利用して効率的に語彙を増やす方法をすることが一番現在の勉強にマッチした方法です。しかし、英語が言語である以上は、英文をたくさん読む多読に加え、発音を意識した音読学習も避けて通れない学習方法と言えます。近年のテクノロジーの発達により、高校生の学習スタイルもスマホやAIを搭載したアプリによる学習に目を奪われがちですが、結局は地道な努力といかに日常生活の一部に英語が学習を取り入れるかが、重要になってきます。本記事では、それらの各内容について述べていきます。
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格85名。
高1から入会者は国公立大学合格率93%
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スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
8. 英語の多読のすすめ
多読による読解力の向上、発音や音読を通じてリスニングとスピーキング能力を鍛えることが重要です。また、日常生活に英語を取り入れることで、自然な形で言語を身につけることができます。これらの方法を組み合わせることで、総合的な英語力が向上します。
多読に適した本の選び方
多読に適した本を選ぶ際は、自分の興味や読解レベルに合ったものを選ぶことが重要です。まず、読むのに無理がない程度の語彙と文法構造を持つ本を選びます。初心者はシンプルな児童書や短編集から始め、徐々に難易度を上げることがおすすめです。また、自分の興味のあるジャンルを選ぶことで、読む楽しみを保ちながら継続的に多読を行うことが可能になります。ジャンルが自分に合っていると、新しい語彙を自然と覚え、読解スピードも向上します。
具体的には、ブックオフなどに行き、昔のセンター試験の過去問題集を200円程度で買ってきて、それを読んで問題を解くことで、多読と演習を一緒に実践する方法がオススメです。旧センター試験の問題も良い長文がたくさんあるので、夏休みの時間があるときにたくさん読むことで読解のスピードがあがってきます。
多読の進め方とその効果
多読を効果的に進めるためには、定量的な目標を設定することが効果的です。例えば、毎日30分間や、週に一冊のペースで読むなど、自分に合った目標を設定します。読んだ後は、その内容について簡単なサマリーを書くか、話すことで理解を深めることもおすすめです。多読を続けることで、読解力のみならず、語彙力の向上や文法構造の理解も深まります。また、長期間にわたって多読を行うことで、自然に英語のリズムや表現が身につき、英語を使う自信にもつながります。
多読をした際に、知らなかった英単語や熟語などがでてきたら、別にメモなどをとり、あとで覚えましょう。こうやって読解をしながら語彙力などを増やしていくのが、一番効率がよい英語学習法だと思います。
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9. 英語のリスニング勉強法
英語のリスニングを勉強する際には、発音を意識することが大切です。そして知らない単語は聞き取れないことを覚えておきましょう。だから、毎日英単語を覚えながら、その英単語を発音することで、リスニング力がUPします。日本人は英語の発音に苦手意識を持っている人が多いですが、そのあたりは初めから完璧な発音で会話できる人、音読ができる人はいないので、気にせず発音していきましょう。
英語の発音を意識した勉強をする
発音を改善するには、まず基本的な音の発声方法を学ぶことが重要です。例えば、アメリカ英語やイギリス英語など、ターゲットとするアクセントを明確にし、その音声特性を理解することから始めましょう。次に、リスニングとシャドーイングを組み合わせることで、実際の発音を模倣し練習します。
特に、母音や子音の微妙な違いに注意を払い、正しい舌の位置や口の形を意識することが大切です。さらに、定期的に発音練習を行うことで、自然な英語のリズムやイントネーションを身につけることができます。練習の際には、ネイティブスピーカーの発音をよく聞き、それを真似るように心がけると効果的です。
ネイティブの発音に近づくための練習法
ネイティブの発音に近づくための練習法としては、ネイティブスピーカーの話す音声を聞き、その発音を真似ることから始めます。特に、音の長さ、アクセント、リズムを注意深く聞き取り、同じように発声する練習を重ねることが大切です。
また、最小単位の音(フォネティックス)の練習も有効で、母音や子音の発音位置や方法を学び、正確な発音を身につけることが重要です。これらの練習を継続すること
で、徐々にネイティブの発音に近づいていくことができます。さらに、発音練習には専用のアプリや教材を活用すると、より効率的に学習を進めることが可能です。特にイギリス英語とアメリカ英語の両方もリスニング練習も必須です。
最小単位の音(フォネティックス)を意識することは重要ですが、大学受験のリスニングレベルでそこまで追求するのは意味がないので、とにかくネイティブスピーカーの発音、リズム、抑揚などを真似することを意識してください。
10. 英語の勉強に役立つアプリやサイト
大学受験の英語学習においてアプリやサイトを利用することには多くの利点があります。まず、様々なアプリやサイトが提供する豊富な教材を利用することで、リーディング、リスニング、文法、語彙などの総合的なスキル向上が可能です。例えば、リアルタイムで更新されるニュースサイトを利用すること で、最新のトピックに基づいた英語力を養うことができます。
また、アプリを利用することで、場所を選ばず時間の有効活用が可能になり、隙間時間にも効率的に学習を進めることができます。さらに、進行状況を記録・管理できる機能を備えたアプリを使用することで、自分自身の弱点を明確に把握し、それに基づいた計画的な学習が行えるため、受験成功に向けての学習効果を最大限に高めることが可能です。
おすすめの英語学習アプリ
英語学習を支援するアプリやウェブサイトは多岐にわたります。例えば、「Duolingo」はゲーム感覚で語彙や文法を学べるアプリで、日常的な短いセッションで効率的に学習を進めることができます。また、「BBC Learning English」は実際のニュース記事やビデオを使った学習が可能で、リスニングとリーディングスキルの向上に役立ちます。
さらに、「Anki」はカスタマイズ可能なフラッシュカードを使って、繰り返し学習することで記憶に残りやすくするアプリです。これらのツールを活用することで、語彙の拡充、文法理解、聞き取り能力の向上を効果的に図ることができます。
これらのアプリやサイトは、時間のある高校1、2年生のときに利用しておくことで、その使い方に慣れて、大学生になったときにかなり役に立つ学習方法だと思います。
効果的なオンライン英語学習サイトの使い方
効果的なオンライン英語学習サイトの使い方は、学習目的に合ったコンテンツ選択から始まります。例えば、文法や語彙力向上を目指す場合は、豊富な練習問題と解説が提供されるサイトを利用し、毎日定量の課題を解くことが重要です。
一方、リスニングやスピーキングのスキルを高めたい場合は、インタラクティブなトレーニングを提供するサイトを選び、ネイティブスピーカーの音声やビデオ教材を活用します。
また、サイトによっては進捗状況が追跡でき、個別の学習計画が立てられるものもあるため、これを利用して学習効果を最大化させましょう。日々の学習活動を記録し、定期的に見直すことで、自分の成長を確認し、モチベーションを
維持することができます。学習管理アプリを利用することで、自分の行動の管理ができるようになりますね。
11. 日常生活に英語学習を取り入れるコツ
日常生活に英語学習を取り入れることの重要性は、実践的な言語能力の向上にあります。言語学習において定期的な練習と実際の使用経験は不可欠で、日常の中で英語を使用することで、学んだ内容が実生活に根ざし、より自然な形で言語能力が身につきます。
また、学習と生活が一体となることで、学習へのモチベーションの維持が容易になり、無理なく継続することが可能です。これにより、言語の四技能(聞く、話す、読む、書く)が総合的に養われ、実用的な英語力が効率良く向上します。
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12. 家庭での英語学習環境の整え方
日常生活に英語学習を取り入れるには、家庭での英語学習環境の整備が重要です。例えば、英語の本や雑誌、映画を常に利用できる状態にしておくことで、無理なく英語に触れる習慣をつけることができます。また、家族と英語で会話をする時間を設けることも効果的です。さらに、英語を使う機会を増やすために、日常的に使う家電の設定を英語に変えたり、買い物リストを英語で書くなどの工夫をすると良いでしょう。
このようにして、生活の中で自然と英語に触れることができれば、学習効果は大幅に向上します。毎日の生活の中で英語を使うことで、学習が生活の一部となり、英語力の向上につながります。