千葉大医学部は天才しか入れない？偏差値や学費・主な出身高校は？

千葉大学にある10の学部の中で最も偏差値が高い医学部。

そのレベルは関東にある国立大学の中でもトップクラスです。

当記事では、千葉大学医学部への進学を検討している方に向けて、

この4つのポイントに絞って徹底解説していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

千葉大医学部の難易度

千葉大学医学部はどれくらいハイレベルなのかを項目別に解説します。

偏差値

千葉大学医学部の学科は医学科1つのみです。

偏差値は67.5とかなり高い部類に入るでしょう。

近隣にある同程度の偏差値の医学部としては、横浜市立大学、名古屋大学、神戸大学などの名門校が並びます。

共通テスト得点率

医学部医学科の共通テストの方式別得点率は以下の通りです。

共通テストは5教科7科目合計450点の配点ですので、382点以上点数をとる必要があります。

合格者平均点

千葉大学医学部の合格者平均点を試験方法別でご説明します。

一般枠

年度	合計点	平均点
2020	1450	1052
2021	1450	1094
2022	1450	1066

地域枠

年度	合計点	平均点
2020	1450	996
2021	1450	1020
2022	1450	983

一般枠と地域枠を比較すると、一般枠での受験者の方が平均点は高く、合格難易度が高いです。

いずれの方法にしても高い得点率が求められますので、ハイレベルな学習が必要とされるでしょう。

合格者は天才？

千葉大学医学部には天才しか入学できないのでしょうか？

どのような学校出身の人が入学しているかなど、過去のデータを見ていきましょう。

千葉大医学部の評判

医学部と言えば、授業のスケジュールが非常にタイトで、他の学部と比較すると自由な時間は少ないイメージがあります。

しかし、千葉大学医学部はカリキュラムに余裕があるので、勉強とサークル活動などを両立させることが可能です。

また、海外留学制度が整っているため、交換留学や研究留学など、在学中に様々な事に挑戦できるのも魅力の1つです。

上記のような、他の医学部ではできない自由な大学生活を送ることができるという点がかなり評判でした。

合格者の主な出身校

2022年千葉大学医学部合格者の出身校上位10校をご紹介します。

上位は東京都・千葉県の高校が占めています。

千葉大学では入試方法に千葉県域枠がありますので、千葉にお住まいの方はより目指しやすいでしょう。

倍率の推移

2022年、2021年の2年間での倍率の比較を表にまとめました。

学部（学科）	入試名	倍率	募集人数	志願者数	受験者数	合格者
2022	2021
医学部（医学科）	前期一般枠（二段階）	2.9	3.8	82	257	235
医学部（医学科）	前期地域枠（二段階）	3.6	2.8	20	71	55
医学部（医学科）	後期日程（二段階）	20.1	19.4	15	401	47

前期の倍率は2〜4倍弱、後期は20倍程で推移しています。

他の大学と倍率推移は同程度です。

学費

次に千葉大学医学部の６年間の学費を見ていきましょう。

初年度

2年目以降

トータル6年間の合計は3,496,800円です。

千葉大学は国立大学のため、設備管理費等の項目はありません。

初年度のみ入学金がかかりますが、２年目以降は授業料のみとなります。

他の大学と学費は同程度のようです。

まとめ

千葉大学医学部は留学制度などを通じて海外での先進医療を学習できる大学です。

現在、医療の世界もグローバル化が進んでいますので、より早い段階で世界を知ることができるのは、就職においてかなり有利になるでしょう。

また、どの大学でも医療についての学習を深めることは可能ですが、学内での勉強のみにとらわれず、自分の知見を広げる時間を多く作れるのは他大学にはありません。

他の大学と比較してもかなり難易度が高い大学ではありますが、それだけ入学する価値がある大学です。

国立大学だから、医学部だから天才しか入れないということはありません。

早い段階から受験対策をしっかりと行っていれば合格は誰でも可能です。

今日から受験対策を開始し、充実した千葉大学医学部でのキャンパスライフを送ってみませんか。