【一般入試】同志社大学 小論文過去問対策 特集

大学受験

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長■小論文指導歴25年これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします☆知らないと損する「小論文やっていはいけないNG動画」を無料プレゼント中!

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【一般入試】同志社大学 小論文過去問対策 特集|傾向・解法・2026年予想問題まで完全解説

同志社大学の概要

同志社大学は、日本の私立大学であり、京都に本部を置いています。学士・修士・博士の各課程を提供しており、文学部、経済学部、政策学部などの学部を擁しています。また、学際研究科や法学研究科などの研究科も存在します。キリスト教の精神と日本文化の融合を重視し、グローバルな視点で社会貢献を目指しています。国内外の大学との交流や留学プログラムも充実しており、学生の国際的な視野を広げる教育を行っています。社会人としての実践力を養えるカリキュラムやキャリア支援も充実しており、幅広い分野で活躍する卒業生を輩出しています。

同志社大学 小論文入試の傾向と特徴

神学部(一般入試・共通テスト利用)の傾向

神学部の小論文は、90分・字数指定なし・200〜250点という形式が定着しています。最大の特徴は、宗教・思想・倫理に関するテーマが一貫して出題されることです。過去問を見ると「一神教と多神教」「コロナ禍における宗教の役割」「聖書の言葉の現代的意義」「宗教のプラス面とマイナス面」など、宗教学的な思考力と現代社会への応用力が問われています。単に宗教知識を披露するだけでは不十分で、社会的文脈や自分自身の価値観を踏まえた論述が求められます。また、2018年のように課題文読解型の出題もあり、文章を正確に読み取り、そこから自分の考えを展開する力も必要です。字数指定がないため、論旨を明確にしながら過不足なく書く訓練が欠かせません。論文冒頭に「題(タイトル)」をつける形式の設問も出ており、問題意識を一言で要約できる表現力も養っておきましょう。同志社大学のキリスト教精神・建学の精神への理解も深めておくと、答案全体の説得力が増します。

社会学部(社会福祉・メディア・産業関係)の傾向

社会学部系の小論文は、2021年より実施され、90分・1000〜1200字・200点という形式です。課題文読解型の出題が特徴で、著名な現代思想書・エッセイからの引用文を読み、設問に答えます。過去には東浩紀『弱いつながり』やヤマザキマリ『たちどまって考える』などが出典として使用されており、現代社会の人間関係・コミュニケーション・メディア・多様性といったテーマが中心です。設問では「筆者の主張を正確に読み取り、自分の考えを事例とともに論じる」ことが求められており、要約力・批判的読解力・自己表現力の三つが同時に評価されます。字数は1000字以上1200字以内と厳密に規定されており、改行による空白も字数に含まれるため、文字数管理の練習も不可欠です。賛否を明確にした上で論じる設問も出ているため、曖昧な立場を取らず、自分の主張を論理的に展開する姿勢を身につけてください。

【過去問】神学部 一般入試・共通テスト利用

2022年 一般入試(90分・字数指定なし・200点/400点)

【問】「一神教は偏狭で,多神教は寛容だ」と評されることがありますが、この見解についてあなたはどのように考えるでしょうか。具体的な事例を挙げて論じてください。

2021年 一般入試(90分・字数指定なし・200点/400点)

【問】コロナ禍の下,孤立や貧困,差別,死など,さまざまな問題が深刻化し,人々を不安に陥れています。この状況の中で,宗教はどのような役割を果たすことができるでしょうか。あなたが考えるところを自由に論じてください。

2020年 共通テスト利用(90分・字数指定なし・250点/500点)

【問】「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイ福音書22章39節)という聖書の言葉の現代的意義を述べてください。なお,はじめに題をつけてください。

2019年 共通テスト利用(90分・字数指定なし・250点/500点)

【問】現代社会における宗教のプラスの面とマイナスの面について,あなたが考えるところを自由に述べてください。

2018年 共通テスト利用(90分・字数指定なし・250点/500点)

【出典】月本昭男著「宗教の誕生」(月本昭男編「宗教の誕生:宗教の起源・古代の宗教」)

【問】文章を読み,そこからあなたが考えたことを自由に論じてください。なお,はじめに題をつけてください。

【過去問】社会学部(社会福祉・メディア・産業関係)共通テスト利用 ※2021年より小論文実施

2022年 一般入試(90分・1200字・200点/800点)

【出典】東浩紀著『弱いつながり一検索ワードを探す旅』

【問】文章で述べられる「強い絆」と「弱い絆」の特徴を述べた上で、事例を挙げながら,これら二つの絆についてのあなたの考えを述べなさい。解答は,別紙の解答用紙内に収めること。(1000文字以上・1200文字以内。ただし,改行等による空白部分を含む。)

2021年 一般入試(90分・1200字・200点/800点)

【出典】ヤマザキマリ著『たちどまって考える』

【問】「猜疑心こそ人間にとって必要不可欠なもの」という筆者の意見について,賛否を明瞭にした上で事例を挙げて,各自の見解を記述しなさい。解答は,別紙の解答用紙内に収めること。(1000文字以上1200文字以内。ただし,改行等による空白部分を含む。)

同志社大学 小論文対策ポイント|スカイ予備校が徹底解説

①宗教・倫理・思想の基礎知識を身につける(神学部志望者必須)

神学部を志望するなら、一神教(キリスト教・イスラム教・ユダヤ教)と多神教(ヒンドゥー教・神道など)の基本的な違い、宗教が現代社会で果たす機能(安心・共同体形成・倫理的規範など)を理解しておくことが最優先です。また、同志社大学の建学の精神である「キリスト教主義教育」への理解も深めてください。宗教を「信仰」の問題だけでなく、「社会的現象・文化的背景・倫理的問い」として捉える視座を養うことが高得点につながります。聖書の言葉や宗教的概念を現代社会に引きつけて論じる練習を繰り返しましょう。

②課題文読解力と要約力を鍛える(社会学部志望者必須)

社会学部の出題は課題文型です。まず筆者の主張を正確に読み取り、キーワードや論理の流れを把握する「精読」の力が必要です。読解後は、筆者の主張を自分の言葉で100〜200字程度に要約する練習を毎日行いましょう。次に、その主張に対して「賛成・反対・条件付き賛成」のどの立場を取るかを即座に判断し、その根拠となる具体的な事例(社会問題・歴史的事例・自分の経験)を複数ストックしておくことが重要です。

③字数管理と論文構成の習慣化

社会学部の小論文は「1000字以上1200字以内」という厳密な字数制限があります。多くの受験生が字数不足または超過でミスをします。答案構成は「問題提起(100字)→課題文要約(200字)→自分の主張(100字)→根拠・事例(600字)→結論(200字)」などの型を事前に決め、本番で迷わずに書けるよう練習してください。また、「題をつける」形式の設問では、論文の主題を10〜20字で端的に表現できる力が問われます。タイトルは答案全体の方向性を示す看板ですので、軽視せず練習しましょう。

④具体的事例の引き出しを増やす

同志社の小論文は「具体的な事例を挙げて」という指示が頻出です。抽象論だけでは評価されません。宗教テーマであれば「東日本大震災後の宗教的支援活動」「コロナ禍でのオンライン礼拝の普及」「中東における宗教対立と和解の歴史」などの事例を準備しておきましょう。社会学部テーマであれば「SNSによる人間関係の変容」「地域コミュニティの希薄化」「コロナ禍における孤独・孤立問題」などが有効です。事例は「社会的・歴史的・個人的」の三層で準備しておくと応用が利きます。

2026年度 同志社大学 小論文 予想問題

【予想問題①】神学部向け(課題文+設問形式)

【課題文】

近年、宗教と科学の関係をめぐる議論が再び注目を集めている。かつて宗教は宇宙の起源や人間の病い、死の意味を独占的に解釈する権威を持っていた。しかし近代以降、自然科学の発展はそれらの問いに「合理的説明」を与え続け、宗教の領域を侵食してきたように見える。AIが倫理的判断を下し、遺伝子操作が生命の設計を可能にする現代において、「人間とは何か」「生きることの意味は何か」という根本的な問いに対して、宗教はもはや答えを持てないのだろうか。

一方で、科学技術が高度化すればするほど、人間の実存的な孤独や不安は深まっているという逆説も指摘される。ターミナルケアの現場では、患者が求めるのは医療的処置だけでなく、「自分の死には意味があるのか」という問いへの応答であることが多い。また、格差や分断が深刻化する社会において、宗教的共同体が提供する「無条件の受容」と「連帯」の感覚は、世俗的な制度が補えない機能を果たしている。科学と宗教はけっして対立するものではなく、それぞれが人間の異なる次元の問いに応答する補完的な営みなのかもしれない。

【設問1】課題文で述べられている「科学と宗教の関係」について、筆者の主張を200字程度でまとめなさい。

【設問2】科学技術が急速に発展する現代社会において、宗教が果たすべき役割についてあなたの考えを具体的な事例を挙げながら論じなさい。なお、はじめに題をつけること。

【予想問題②】社会学部向け(課題文読解・賛否論述形式)

【課題文】

デジタル技術の普及により、現代人は「常時接続」の状態に置かれるようになった。スマートフォンを手放せない生活は、いつでも誰とでもつながれる利便性をもたらす一方で、「孤独を感じる時間」を奪っている。心理学者の研究によれば、創造的な思考や自己洞察の多くは、外部の刺激から遮断された「一人の時間」から生まれるという。ところが現代人は、孤独を恐れ、空白の時間を通知や動画で埋めることに慣れてしまった。

「つながり」は確かに人間にとって本質的な欲求である。しかし、常につながり続けることと、豊かにつながることは必ずしも同じではない。深い対話や真の共感は、むしろ自分自身と向き合う時間なしには生まれないのではないだろうか。「孤独の時間」を積極的に設計し、デジタル的な接続から意図的に離れる「デジタル・デトックス」の実践が、真の意味での人間的なつながりを回復するために必要なのかもしれない。

【設問1】課題文で述べられている「常時接続の問題点」について、筆者の主張を150字程度で要約しなさい。

【設問2】「孤独の時間を積極的に設計することが、豊かなつながりを生む」という意見に対して、賛否を明確にした上で、具体的な事例を挙げてあなたの考えを論じなさい。(1000字以上1200字以内)

2026年度 予想問題 解答例(社会学部向け・設問2)

【題】孤独は「つながり」の土台である

私は、「孤独の時間を積極的に設計することが、豊かなつながりを生む」という意見に賛成する。現代社会において、デジタル技術の急速な普及は私たちの生活を根本から変えた。スマートフォンとSNSの普及により、人々は24時間誰かとつながれる環境を手に入れた。しかし、常に接続し続けることが、真に豊かな人間関係をもたらしているかどうかは、慎重に問い直す必要がある。

第一の根拠として、孤独な時間は自己理解を深め、他者との深い対話を可能にする点が挙げられる。哲学者ハンナ・アーレントは、他者と真に対話するためには、まず自分自身の内なる声に耳を傾ける「思考の時間」が必要だと述べている。実際、スウェーデンやデンマークなどの北欧諸国では、「デジタル・デトックス」を教育課程に取り入れ、子どもたちが自分の感情や考えと向き合う時間を意図的に設けている。こうした実践が、クラス内の対話の質を高め、いじめの減少にもつながったという報告がある。

第二の根拠として、孤独の時間が創造性を育て、社会への新たな貢献を生む点も見逃せない。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが定期的に「一人で考える週」を設けていたことは広く知られている。日本国内でも、コロナ禍におけるリモートワークの普及が、通勤時間の削減による「一人の時間」の増加をもたらし、副業や趣味・学習への投資を促進した事例が多く報告されている。これは、孤独な時間が自己成長の機会として機能し、結果として職場や地域社会でのより豊かな関与につながることを示している。

もちろん、孤独がすべての人にとって良い結果をもたらすわけではない。精神的な脆弱性を抱える人や、社会的孤立に苦しんでいる人にとって、強制的な孤独は有害でさえある。したがって、ここで言う「孤独の設計」とは、選択的・意図的な孤独であり、必要に応じてつながれる環境が保障された上での実践であることを強調しておきたい。

以上の議論を踏まえると、真に豊かなつながりは、常時接

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