“`html
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長■小論文指導歴25年これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします☆知らないと損する「小論文やっていはいけないNG動画」を無料プレゼント中!
【無料】LINE登録で動画プレゼント
過去問題の模範解答無料プレゼントあり:限定10名まで
詳細はLINE登録にて、「過去問題模範解答希望」と書いてください。
(前期)大阪大学薬学部|小論文・過去問題特集【2021年・2022年】
このページでは、大阪大学薬学部の前期入試における小論文の過去問題を完全収録するとともに、スカイ予備校・五十嵐弓益校長による入試傾向の分析・小論文対策ポイント・2026年度予想問題と解答例を公開しています。大阪大学薬学部の受験を目指す受験生は、ぜひ最後まで読み込んでください。
大阪大学薬学部の概要
大阪大学薬学部は、日本有数の薬学教育機関であり、多様な分野における高品質の教育と研究を提供しています。この学部は、幅広いカリキュラムを提供しており、薬学の基本から応用までの多岐にわたる分野に焦点を当てています。学生は薬学の知識とスキルを習得し、将来の薬学関連のキャリアに備えます。研究に対する取り組みも積極的で、学生には薬学分野での革新的な研究に参加する機会が与えられています。薬剤開発、薬理学、薬物動態学など、多様な研究領域で研究が展開されています。地域社会への貢献が重要視されており、学部は地域の健康課題に取り組み、薬学の専門知識を提供して地域医療や薬剤提供に貢献しています。国際的な視野も重要視されており、多国籍な学生と教員からなる多様なコミュニティが形成されています。国際交流や共同研究が奨励され、国際的な視野で薬学を学ぶ機会が提供されています。また、学部は薬剤師の養成にも力を入れており、薬剤師としての専門知識と実務経験を提供しています。大阪大学薬学部は、薬学分野でのリーダーシップを発揮し、将来の薬学関連のキャリアに向けて学生を養成することに専念しています。
大阪大学薬学部・小論文の入試傾向と特徴
試験形式・出題の概要
大阪大学薬学部の小論文は、2021年度入試より正式に導入されました。試験時間は90分、字数は730〜800字程度、配点は50点(1100点満点中)です。出題形式は、2つの文章(〔1〕〔2〕)を読み、それぞれ複数の設問に答える「複合型課題文読解形式」を採用しています。単純な意見論述ではなく、課題文の内容を正確に読み取り、要約・分析・自己の考えを組み合わせる高度な読解力と論述力が問われます。
出題テーマの傾向
これまでの出題を見ると、以下のような傾向が読み取れます。
- 医薬品・健康食品の品質保証に関するテーマ(2022年):薬学の基礎知識に直結するテーマで、健康食品・保健機能食品・医薬品の違い、未病の概念など、薬学部志望者としての基礎知識が試されます。
- 科学研究の姿勢・ワクチン・創薬に関するテーマ(2022年・2021年):mRNAワクチンや新型コロナウイルス治療薬(レムデシビル・アビガン)を題材に、科学的思考力・批判的思考力が求められます。
- 独創的研究・研究者の姿勢に関するテーマ(2021年):本庶佑氏(ノーベル賞受賞者)の文章を使用し、研究者としての主体性や独創性について問う出題がなされています。
設問の構造的特徴
各大問につき2〜3問の設問があり、「文章の内容を要約・説明する問い」と「あなたの考えを述べる問い」がセットで出題されるのが最大の特徴です。前半の要約・説明問題で課題文を正確に理解していることを示し、後半の意見論述問題で自分の考えを論理的に展開する、という二段構えの構成になっています。字数制限も細かく設定されており(35字・60字・130字・150字・200字など)、各設問の要求に的確に対応する精度の高い記述が求められます。字数内でいかにコンパクトかつ正確にまとめられるかが、合否を分ける大きなポイントです。
求められる知識・素養
薬学・医療・生命科学の基本的な時事知識(特に新薬開発、ワクチン、未病・予防医学、食品安全)は必須です。加えて、論文や新聞社説など多様なジャンルのアカデミックな文章を素早く正確に読みこなす能力も不可欠です。「科学的根拠に基づく論述」を意識した答案作りを心がけましょう。
大阪大学薬学部・小論文対策ポイント
①課題文の「構造」を素早く把握する読み方を身につける
大阪大学薬学部の小論文では、学術論文・新聞社説・専門書など、難解な文章が課題文として出題されます。本番の90分で2つの文章を読み、6〜7問の設問に答えるためには、文章全体を精読するのではなく、「主張・根拠・具体例」の構造を意識しながら、段落ごとにポイントを掴む読み方を日頃から練習しておくことが重要です。新書・学術系の新聞記事・科学雑誌のコラムなどを毎日読む習慣をつけましょう。
②要約問題は「キーワード+文章の論理」で答える
「著者はどのように考えているか」「違いは何か」という要約・説明系の設問は、自分の意見を混ぜず、あくまで課題文の内容に忠実に答えることが鉄則です。字数が35〜150字と少ない設問では、「①Aは〜であり、②Bは〜である」という対比構造や、「〜という理由から、〜と考えている」という因果関係を使って、コンパクトに情報を整理することが得点アップの近道です。余計な言葉を削る「情報の取捨選択力」を磨きましょう。
③「あなたの考えを述べなさい」系の設問は3ステップで書く
意見論述系の設問(200字前後)では、①自分の立場・主張を明示→②その理由・根拠を薬学・医療の知識と絡めて述べる→③今後の展望や提言で締めるという3ステップを意識してください。薬学部志望者として、単なる一般論ではなく「薬学・医療・サイエンスの視点」から論述できると、採点者に強い印象を与えられます。「未病」「臨床試験」「EBM(根拠に基づく医療)」などの専門用語を正確に使えるよう、基礎知識の習得も並行して進めましょう。
④時事・薬学トピックのインプットを継続する
mRNAワクチン、抗ウイルス薬の承認プロセス、健康食品の規制、未病・予防医学など、これまでの出題テーマはすべて現代の医療・薬学の重要トピックと直結しています。日本経済新聞・朝日新聞の科学面や、NHKのサイエンス関連記事などを定期的にチェックし、話題のテーマについて「自分の考え」をノートにまとめる習慣をつけると、どんなテーマが出ても対応できる力が身につきます。
⑤時間配分の練習を繰り返す
90分で2大問・6〜7設問をこなすためには、文章を読む時間(15〜20分)+設問ごとの解答時間(各5〜10分)を意識した時間配分が不可欠です。過去問を使った実践演習を繰り返し、「時間内に書き切る力」を本番前に必ず習得してください。書き終えたら字数を数え、制限字数の90〜100%に収める練習も大切です。
大阪大学薬学部・小論文 過去問題(前期)
2022年 90分 800字 50点/1100点(文)
〔1〕[文章](出典)合田幸広著「薬学の基礎『品質保証』(健康食品・保健機能食品・医薬品の品質保証」(「学雑誌』Vol.141 No.6, 2021年)
問1)文章中で著者は、「エアコンや農産物における品質」と「医薬品における品質」との違いをどのように考えているか、150字以内で答えなさい。
問2)健康食品と保健機能食品(機能性表示食品を含む)における品質保証の考え方の違いは何か、130字以内で答えなさい。
問3)下線部①「健康か病気かという二分論ではなく健康と病気を連続的に捉える未病の考え方が重要」の未病の考え方が重要となった理由について、あなたの考えを200字以内で述べなさい。
〔2〕[文章](出典)黒田章夫著「『誰もやっていない研究』&『続ける研究』」(『生物工学会誌』第99巻第4号, 2021年)
問1)新型コロナウイルスによるパンデミック後、早期にmRNAワクチンが使用されるに至った科学的な理由を2つ考察し、それぞれ60字以内で述べなさい。
問2)下線部①「mRNAワクチンのように,未来のニーズは把握できない」について、本来のニーズを把握するのが難しい中で、どのような考えや姿勢で研究に取り組むべきか、あなたの考えを200字以内で述べなさい。
小論文に関する無料動画配信希望をご希望の場合はこちらをご登録↓↓
2021年 90分 730字 50点/1100点(文)
〔1〕[文章](出典)本庶佑著「独創的研究への近道オンリーワンをめざせ」(『実験医学』Vol.19 No.4, 2001年3月号)
問1)下線部①「研究者を志す若い人に⋯昨今は脳を研究したいというのが流行である」について、このような流行が生まれる理由を本文をもとに2つ、それぞれ35字以内で答えなさい。
問2)下線部②「一方、自信が十分にある人も流行を追うことになる」について、その理由として考えられることを60字以内で答えなさい。
問3)下線部(ア)「何が独創的な研究かという捉え方は人によって少なからず差がある」について、あなたが考える独創的な研究について、若者の意見との類似点および相違点を明確にして250字以内で述べなさい。
〔2〕[文章](出典)朝日新聞2020年5月10日朝刊社説
問1)下線部①「米国が重症者向けに緊急使用を許可したレムデシビルを・・・異例の措置だ」の措置がとられた理由を考察し、150字以内で述べなさい。
問2)下線部②「アビガンを使って良くなった症例をいくら集めても、薬の効果を見極めるのは難しい」について、なぜアビガンの治療効果を見極めるのが難しいのか、また治療効果を見極めるためにはどのような臨床研究を実施すべきか、合わせて200字以内であなたの考えを述べなさい。
2026年度 大阪大学薬学部 小論文 予想問題
スカイ予備校・五十嵐弓益校長が、これまでの出題傾向を徹底分析した上で作成した2026年度予想問題です。本番さながらの形式で演習してみてください。
予想問題 90分 800字
〔課題文〕
近年、人工知能(AI)技術の急速な進展により、創薬プロセスに革命的な変化が起きつつある。従来、新薬の開発には数十年の歳月と数千億円規模の費用が必要とされてきたが、AIを活用した創薬では、膨大な化合物データや生体情報を高速で解析し、有望な候補物質を短期間で絞り込むことが可能になっている。
一方で、AIが提示する候補物質があくまでもデータに基づいた予測であり、実際の生体内での安全性・有効性を担保するものではないという本質的な限界も指摘されている。特に、希少疾患や高齢者・小児など特定の患者集団に対する治療薬の開発においては、学習データ自体が不足しているケースが多く、AIの予測精度が著しく低下するという課題がある。
また、AIが提案した創薬プロセスの「根拠」が人間には理解しにくい「ブラックボックス」となりやすい点も問題である。医薬品の承認審査においては、科学的な根拠の透明性・再現性が厳格に求められるため、AIの活用には新たな規制上の枠組みが必要であるとの議論が国際的に高まっている。薬学の専門家には、AI技術のポテンシャルを最大限に活かしながら、そのリスクを正確に評価・管理できる高度な科学的リテラシーが求められている。
設問
問1)課題文で述べられている、AI創薬の「利点」と「限界・課題」をそれぞれ整理し、合わせて150字以内で答えなさい。
問2)AI技術が創薬に活用されていく時代において、薬学の専門家(薬学研究者・薬剤師を含む)はどのような役割を担うべきか、あなたの考えを200字以内で述べなさい。
予想問題 解答例
問1)解答例(148字)
AI創薬の利点は、膨大な化合物・生体データを高速解析して有望候補物質を短期間で特定できる点にある。一方、限界・課題としては、実際の生体内での安全性・有効性の保証がないこと、希少疾患などデータ不足の分野での予測精度の低下、および意思決定根拠の不透明性から規制審査上の新たな枠組みが必要な点が挙げられる。
問2)解答例(560字)
AI技術が創薬に本格活用される時代において、薬学の専門家に求められる役割は、「AIの能力を最大化しつつ、その限界を人間の専門知識で補う」というものであると私は考える。
まず、薬学研究者はAIが提示する候補物質の科学的妥当性を批判的に検証する「評価者」としての役割を担うべきである。AIはデータのパターンから予測を行うに過ぎず、生体内の複雑な相互作用や個体差を完全に再現することはできない。薬学の基礎知識(薬物動態学・薬理学・毒性学など)に精通した専門家が、AIの出力を多角的に評価し、動物実験・臨床試験へとつなぐ橋渡し役を果たすことが不可欠である。
次に、AIのブラックボックス問題に対処するため、説明可能なAI(XAI)の開発・導入を推進し、規制当局や社会に対して創薬プロセスの透明性を確保する「説明責任の担い手」としての役割も重要である。医薬品の承認審査は科学的根拠の再現性・透明性を最重視する。薬学専門家が規制科



