立教大学 【自由選抜入試】最短合格戦略

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この記事では、立教大学 【自由選抜入試】で年内合格を目指す<<最短合格戦略>>について述べます。受験では戦略が重要です。受ける大学、学部、学科のアドミッションポリシーだけでなく、第1次選考の倍率、合格者数、第2次選考の合格者、試験科目を見ると、立教大学が求める受験生像とともに、最短合格するための合格戦略が見えてきます。

立教大学 【自由選抜入試】とは?

立教大学の自由選抜入試とは、立教大学の志望する学部に関連した 高い能力を持つのに対して門戸を開いた 入試制度です。学力以外の様々な活動において 優れた能力と個性を持つ 高校3年生にとっては憧れの立教大学に入れるチャンスが増加している制度といえます。

出願できる学部は11学部あります。
文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウェルネス学部

英語での出願資格は一定の合格資格やスコアが必要なことが多いですが、 ぜひともチャレンジしてもらいたいと思います。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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こんな人に読んでほしい

立教大学にどうしても合格したい、できれば年内合格したいという高校3年生とその保護者

令和4年度入試 立教大学自由選抜入試の募集要項はこちら
(毎年7月以降に最新の学生募集要項が発表されます。大学のHPから必ず最新情報を確認してください)

日程

web出願は、2022年9月15日ー20日書類送付締め切り日は9月21日まで
第1次選考(書類選考)合格発表日 10月26日
第2次選考日 11月19日、20日
(注意:異文化コミュニケーションB方針は11月20日、スポーツウエルネス学部は2日間実施)
合格発表日 12月3日

第1次入学手続き締切日 12月12日
第2次入学手続き期間 1月23日ー2月3日

文学部

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

第1次選考のあるドイツ文学専修、フランス文学専修以外の受験者は、志願理由書と活動報告書をしっかりと書く必要があります。活動報告書については証明書を添付するため、ライバルと差をつける方法はありません。過去は変えられないからです。

一方、志望理由書は大学入学後の話ですから、さまざな内容を盛り込むことができます。
特に出願資格の実績の部分で勝負する人は、その実績をしっかりとアピールすることが重要です。

一方、それほど実績はないが立教大学に合格したい人は「専門分野に関連する将来構想や具体的なプランを有する者」で勝負をすることになります。情熱はあるものの、実績がない受験生はここが勝負どころですね。

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1ヶ月あれば将来構想や具体的なプランは練ることは可能です。

異文化コミュニケーション学部

A方式

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

第1次選考の書類審査では、課題作文が出題され、かつ2000文字と量が多い内容です。これらの事前の課題文は、自分で最初は書いて、それを学校の先生に添削してもらう人も多いことでしょう。

実は、これらの第1次選考の書類も小論文と同様な形式で書くことが重要です。立教大学の先生たちも事前課題文を、受験生一人だけですべて書き上げるとは思っていないと思います。周囲の大人(学校の先生や塾・予備校の先生など)の力を借りて、そのの受験生が自分のリソースを使って、どのような課題文を仕上げてくるのか、見ているとも言えますね。

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第2次選考の小論文と面接が実際の勝負どころです。

小論文も面接もライバルと差をつける答案でないと合格ラインにいきません。
そのためには、良質なフィードバックをもらえる指導者を探しましょう。

B方針

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

異文化コミュニケーションのB方程式は、大学院進学を見据えた入試であり、通常の高校生にはあまり関係がない制度と言えます。異文化コミュニケーション学科への進学を検討している場合は、A方式のほうが、普通の高校生は合格しやすいと思います。

経済学部

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

経済学部は出願要件は外国語能力だけですから、第1次選考で差をつけるためには、志望理由書での入学後の自分のビジョンを明確に書くことが必要です。そして、英語をどう活かすか、立教大学で何を学び、どんな大人になるか(職業だけでなく、人生の目的まで)書いてあるといいですね。

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立教大学経済学部を卒業している先輩の就職先なども

将来にチェックすると良いでしょう。

経営学部

経営学ではスポーツや芸術そして英語に秀でた生徒を募集しています。 これまでの高校3年間やってきたすべての努力が反映できる入試制度といえます。そのかわりライバルとの差別化が非常に難しいので面接や小論文で自分の強みをしっかりと認識して、言語化し表現できることが重要です・

方式A

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

資格Ⅰ・Ⅱ・Ⅲによって第2次選考が、面接または小論文と面接に分かれます。スポーツや芸術関連とは関係にない普通の高校生は、資格Ⅲの受験を選択することが多いと思います。小論文では「独創的発想」の部分で大きく差がつきます。しっかりと対策をしておこう!

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小論文は8割狙えるぞ!

方式B

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

経営学部の方式Bでは、第2次選考で小論文と面接試験が課されるため、出願資格を満たしていれば、純粋な旧公募型推薦入試スタイルと言えます。オードドックスな入試スタイルであり、卒業生(1浪まで)出願できるので、出願資格のある卒業生は積極的に検討してもよいと思います。

理学部

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

数学科2名程度、物理学科程度、化学科4名程度、生命理学科4名程度と募集人数は多くはありませんが、海外体験やその選考分野の学業に役立つと思われる優れた実績がある受験生は、是非とも出願すると良い学部です。

帰国子女で理系希望の生徒にはチャンスがある学科です。

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生命理学は昨年合格者が多数いました。

女子はチャンス。差別化できれば合格できる

来年は数学科もチャンスです!

社会学部

出典:https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

第1次選考の自由研究でテーマ設定がされています。これは高3になる前の高1・2年生のときから、立教大学を目指して準備をすることでクリアできる課題だと思います。しかし、高校3年生になってから、立教大学社会学部の自由選抜入試を考え始めた生徒でも、諦めることはありません。

現代社会と文化、メディアに関するテーマについて、一般的な背景や課題、そしてその解決方法を書くことで第1次選考を通過する可能性は高いと思います。これらの提出物は面接で聞かれることなので、しっかりと面接対策をする必要があります。

令和4年度入試の倍率を見ると高倍率、かつ女子生徒の合格率が高いという特徴があります。これは女子生徒のほうが自由研究に関するテーマをしっかりと準備する傾向にあるのかもしれません。しかし、テーマが身近であるため、独創的な自由研究テーマと考察レポートは誰にでも書けるので、チャンスはある学部だと思います。

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第1次選考突破できれば、合格が見えてくる!

法学部

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

法学部は、法学科・国際ビジネス法学科・政治学科の全体で8名程度の募集定員です。第2次選考で小論文がないため、第1次選考提出時の志望理由書が小論文を兼ねている(内容重視)と言えます。法曹を目指すだけでなく、法律を学ぶことの自分の意義を明確にしておくことが重要です。個人的には、国際ビジネス法学科がチャンスだと思います。

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小論文のない法学部は珍しい!

そのかわり面接がハードになるので、万全の対策を!

観光学部

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立教大学観光学部は昔から独創的で人気のある学部です。第1次選考の資格別の課題作文を仕上げるために、多くの時間がかかる受験生が多数います。この第1次選考で多くの受験生が不合格となっています。逆に言えば、この第1次選考をいかに突破するかが、合格の近道です。事前提出課題文ですから、時間をかけて、自分のやりたいこと、将来像などをしっかりと明確化することです。

そして、第2次選考は小論文と面接であり、これはオーソドックスな旧公募推薦のスタイルであるため、実績のある指導者から指導を受け、面接練習もライバルと差別化できれば、それほど高い壁ではないと思います。

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立教大学観光学部は大人気学部!

一般入試よりも自由選抜のほうが入りやすい!

チャンスを活かそう!

コミュニティ福祉学部

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コミュニティ政策学科20名程度、福祉学科8名程度の募集定員です。
第1次選考で定員+αの人数に絞られるため、第1次選考の志望理由書と活動報告書、プレゼンテーション資料が重要になります。

特にプレゼンテーション資料は、多くの高校生がプレゼンやその資料作成に慣れていません。多くの内容を守り過ぎてしまう傾向があります。

私は個人的に戦略を練るならば、志願理由書と活動報告書で受験生の過去をしっかりと知ってもらい、プレゼン資料はシンプルに作成することで、「どんな受験生だろうか?」と興味をいだかせる方法を取ります。そして、第2次選考の口頭発表10分では独自の切り口からテーマの背景、課題、課題解決などを展開する指導をすると思います。

そして、その後の質疑応答10分で自分の研究テーマの深堀りやアドリブトレーニングをします。

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戦略をしっかりと練ろう!

プレゼンの質疑応答10分が最後の関門です!

現代心理学部

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第1次選考で70%以上の受験生が不合格となるため、志望理由書と活動報告書の作成が重要です。得意に卒業後にどのようなテーマで研究を継続していくか、です。第2次選考の小論文と面接も良質なフィードバックをもらえる指導者に指導を受ければ、大きな壁ではないと思います。

特に映像心体学科は面接だけなので、想定外の質問に応えらるトレーングが重要ですね。

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志願理由書は普通ではダメ!

ライバルと差をつける志願理由書を考えよう。

スポーツウエルネス学部

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/free_selection.html

大学発表の倍率を見ると、第1次選考を通過しても、第2選考でも多くの受験生が不合格となっています。つまり、第2選考の小論文と面接も当然重視されます。特に、面接試験は個別面接やプレゼンテーション・グループディスカッションを2日間にわたって入試があるため、受験生を多角的に判断する材料があります。

このようなケースでは、多くの視点を意識する必要があります。特にリーダーシップが重要だと思います。リーダーシップは単に組織をまとめるだけでなく、広い視野や育成力などもアピールできると差別化できると思います。

このような試験がハードな場合は、ライバルとの差がつけやすいので、逆に対策がしやすくなります。

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試験が2日にわたるのは大チャンス!

自分の軸をぶらさずに、しっかりとアピールしよう!

まとめ

立教大学に年内合格を目指す受験生は、学部学科のアドミッションポリーと試験科目にそった戦略を練る必要があります。決して簡単な入試ではありませんが、合格方法は必ずあります。

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受験は戦略で、時間の使い方がかわります。

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