SDGsに関する小論文の書き方は?SDGsの基本と例文について解説!

大学受験

「SDGsの小論文って何を書けばいいの?」

近年聞く機会の増えたSDGs。しかし、SDGsとは何かをきちんと説明できる人は少ないでしょう。

SDGsは小論文の課題として取り上げられやすく、その書き方のポイントはぜひ押さえておきたいです。

この記事では、SDGsの基本とSDGsに関する小論文の書き方のポイント、そして解答例文を紹介していきます。

この記事を読むことでSDGsの基本と小論文のポイントが分かるので、自分で書く時のヒントが見つかるでしょう。ぜひ書き方の参考にしてみてください!

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

全国通信教育
最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
小論文指導歴23年
これまでに指導した生徒は4000人以上
独自のSKYメソッドを考案 8割取る答案
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となりました。
完全オンライン予備校となった1年目から、国公立大学に27名の合格者を出すことができました。
スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします

SDGsとは?

初めにSDGsの基本についてまとめていきましょう。知っている人も知らない人も基本をしっかり確認しておいてくださいね。

国連サミットで採択された持続可能な開発目標

SDGsとは、持続可能な開発目標を英語で表記した際のSustainable Development Goalsの略です。エスディージーズと読みます。これは2015年に国連総会で決められた、2030年までに達成すべき17個の目標です。

2030アジェンダ | 国連広報センターより引用

SDGsは未来に向け解決すべき世界の社会問題

なぜ、これらの目標を達成しないといけないのでしょうか?

今、地球上には環境問題、貧困問題をはじめとした多くの問題があります。国連ではこのままでは地球が住めなくなると考え、解決のための目標を立てました。SDGsは皆が平和にずっと暮らしていけるようにと定められた目標なのです。

17のゴールは2030年に目指すべき世界の姿と覚えておきましょう。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

17のゴールに加えて169のターゲット(具体的目標)、さらに達成度を測る232の指標が定められています。ターゲットまで全部覚えるのは大変ですので、外務省のまとめたJAPAN SDGs Action Platformで一度確認しておきましょう。

SDGsに関する小論文の書き方のポイントとは?

SDGsに関係する小論文の問題では、SDGsを達成するためにどのようなことをしたらいいかを質問されることがほとんどです。つまり解決策を自分で考えて提案します。どのような解決策を提案したらいいかポイントをおさえて高評価を狙いましょう。

現在だけでなく未来まで含めた解決策を提案する

第一に、SDGsのポイントである『持続可能』という点に注目してください。現在だけでなく未来まで持続していける解決策であることが大切です。

例えば、ゴール1の「貧困をなくそう」で貧困層に今お金をあげるだけでは未来まで持続していける解決策ではありませんよね。富裕層の収入の一定額を貧困層への募金にあてるルール作りをするなど継続的な支援の仕組みを具体的に提案することが高評価のポイントです。

自分ができる解決法を提案する

第二に、自分でできることを提案することです。先ほどの例であげた富裕層の募金という解決案は、受験生の現段階で達成可能な解決策とは実は言えません。SDGsは2030年までと期限を決めた目標ですので、今から自分が実践できる解決策を提案することも高評価を得るでしょう。

例えば、身近な貧困対策として、フードバンクや子ども食堂など身近で活動している支援することを考えてみましょう。食材食品の寄付ならば、自分にできることもあるかもしれません。

大きな目標を達成するために自分ができることを考えていくことが大切といえるでしょう。

SDGsに関する小論文対策とは?

では、小論文対策として事前にどのようなことをしたらいいでしょうか。もちろん予想問題を解くことも大切ですが、事前に知識や考えを深めておくことが重要ですよ。

志望学部と関連のあるSDGs目標を確認する

まずは志望学部と関連のあるSDGsの目標を確認しましょう。SDGsは、人権、経済、環境問題、平和など幅広い分野の目標が定められています。一部学部を抜粋して関連のある目標をまとめてみました。

学部名関連のある目標
教育学部4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
経済学部8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基礎をつくろう
国際学部1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
16.平和と公正をすべての人に
農学部13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
工学部7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
12.つくる責任つかう責任
保健学部3.人々に保健と福祉を
6.安全な水とトイレを世界中に
五十嵐塾長
五十嵐塾長

上にあげた目標以外にもターゲットを細かくみていくと関連性があるゴールは他にもあります。少しでも関連があると感じる目標は、自分なりの解決策を考えておくことが小論文対策につながります

SDGs目標に関連のあるニュースを日頃から確認する

自分のアイデアだけでは、解決策が思い浮かばないことももちろんあるでしょう。そのためにSDGsに関係したニュースを日ごろから確認しておいてくださいね。ニュースに限らず特集サイトやSNSなども情報源となります。

正しい情報を多く集め、解決策のヒントを集めておくといいです。

SDGsに関する小論文の例文を紹介

〈例題〉SDGsを達成するために、あなたが大学で学びたいこと、そしてあなた自身がしたいことを答えなさい。

〈解答例文〉

 私は、「5.ジェンダー平等を実現しよう」と「10.人や国の不平等をなくそう」を達成するために教育学部で生徒への指導方法を学びたい。私自身も自分の中の偏見をなくす努力をしたいと考えている。

 様々な平等実現のためにはまず偏見をなくすことが大事である。しかし、男女間や世代間の偏見、障がい者や外国人への偏見など、偏見は今もなお多く存在している。私は学校教育で理解することで偏見や不平等の解消につなげたいと考える。そのために相互理解につながる教育方法を大学で学びたい。

 また、自分の中にも偏見が存在している。私は女だが、女だからとあきらめたことが少なくない。また、外国人に話しかけられると緊張して上手く話せないのも自分の中の偏見が原因だ。自分の中の偏見をなくすために外国人をはじめとした多くの人と交流し理解を深めることが重要と考える。積極的に多くの人との交流を実践していきたい。

 自分の中の偏見をなくし、生徒の中の偏見をなくすことでSDGs目標の達成を目指したいと考える。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

この例文では、教育学部と平等問題をつなげてみました。SDGs目標は対象が幅広いので、自分が興味のあるSDGs目標について考えを深めておくことも小論文を書くときに役立つでしょう。

まとめ

SDGsには現在から将来まで考えた解決策が必要であり、国や大企業が行うべき課題もあれば、自分にできる身近な課題もあることを覚えておきましょう。

大きな課題にも身近な課題にも解決策をイメージしたうえで、小論文の問題で問われている内容を書くと高得点を狙えます。そのためにも日頃からSDGsを意識し、ニュースなどから積極的に情報を得て自分の中の解決策を提案できるようにしてください。

そして、SDGsに関する小論文も実際書いてみて、書き方を身につけていってくださいね。

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