大学受験生に必要な勉強時間は?学年別に必要な勉強時間も解説!

大学受験

「大学を受験するならみんなどのくらい勉強しているの?」

自分以外の大学受験生の勉強時間がどのくらいか気になる人は多いでしょう。

この記事では、大学受験生に必要な勉強時間を解説していきます。大学受験を目指す人の学年別の勉強時間も紹介しますので、高校1年生の人にも参考になるでしょう。

この記事を読むことで、大学受験生に必要な勉強時間のめどが分かるので、自分の学習プランを立てるときのヒントになりますよ。

勉強時間で悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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大学受験生の勉強時間はどのぐらい?

大学を受験したいならば、どのくらいの勉強をしているのでしょうか?まずは平均的な値を見ていきましょう。ただし、勉強の集中力は個人差が大きいので、同じ時間勉強しても同じだけ学力が上がるわけではありません。あくまで参考の値と考えてください。

1日平均4.5時間

大学受験生の勉強時間は1日平均4.5時間というデータがあります(参照:ベネッセ教育総合研究所)。これは受験の追い込み期の受験生の平均です。

その一方で、高校3年生9月頃の勉強時間は1時間以下の人が3割、4時間以上の人が3割とばらつきがあることも分かっています(参照:ベネッセ教育総合研究所)。

これは必ずしも全員が1日4.5時間勉強しているわけではなく、受験スタイルや志望校の難易度などで受験勉強にかける時間が受験生によって異なることを示しています。

平日と休日で必要な勉強時間は異なる

休日の方が平日より自由な時間が長いので、必然的に勉強時間は長くなります。休日は平日の2倍をイメージして勉強時間を確保するといいでしょう。

ただ勉強時間を長くしても、集中力が切れてダラダラと勉強しては効果的な勉強になりません。午前中に集中して勉強したり、目標を決めて勉強したりと工夫してモチベーションを保ちましょう。

偏差値や志望校によっても必要な勉強時間は異なる

志望校が変わると必要な勉強時間も変わります。偏差値別に必要な勉強時間をまとめてみました。

偏差値受験期の勉強時間(平日)
私立50程度約2時間~
私立60程度約4時間~
私立65以上約5時間~
地方国立60程度約6時間~
難関国立65以上約6時間~

国立大学の勉強時間は受験科目数が増える分長くなります。また、休日は平日よりも2倍程度の勉強時間と考えてください。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

自身の学力や受験方法によっても必要な勉強時間は変わってきますので、あくまで上の時間は目安と考えてくださいね。ただ、今の勉強時間も学力も明らかに目標大学に足りていないときは勉強時間を増やす努力が必要でしょう。

学年別に必要な勉強時間は?

高校1年からの勉強時間はどのくらい必要なんでしょうか。高校1年生で大学受験をすでに決めているなら、1年生の段階から勉強時間の確保を意識しましょう。

大学受験を考えるなら高校3年からの受験勉強開始では遅い!

国公立大学の合格に必要な総勉強時間は3000時間~と言われています。例えば高校3年の1年間に1日6時間勉強したとしましょう。それでも6時間×365日=2190時間と、高校3年からの開始では必要な勉強時間が実は足りません!つまり高校3年になってから受験勉強を始めたのでは遅いのです。

また、高校3年になって勉強習慣がついていないのに急に1日6時間勉強することも難しいですよね。大人でもなかなかできないと思います。例え1日できても続かないでしょう。大学進学を考えているならば、勉強習慣をつけ志望校の幅を広げるためにも高校1年生からの積み重ねが必要です。

高校1年生に必要な勉強時間

高校1年生は平日1日2時間休日4時間が目安です。毎日の復習を中心に勉強時間を使いましょう。受験用の問題集や過去問を解く必要はありません。日々の復習や定期テスト対策を十分に行いながら、勉強の習慣づけをしましょう。

高校2年生に必要な勉強時間

高校2年生は平日3時間休日6時間が目安です。高校1年で日々の勉強が習慣づけされたら、そこに受験勉強を上乗せしていきましょう。

そのためには、受験科目の決定が必要になります。高校2年の夏休みころまでに志望校、志望進路をしぼって、必要な受験科目を決めましょう。必要科目の受験用問題集や過去問などを取り入れながら、プランを立てて受験勉強を始めてください。

高校3年生に必要な勉強時間

高校3年生では平日5時間休日10時間が目安です。個人差もありますが、放課後で5時間学習するよりも朝学習を取り入れると効率がいいでしょう。時間の多い休日は暗記科目や総復習をすることに向いていますよ。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

総合型選抜を利用する場合など、受験時期が早くなります。高校3年生になってみると思ったより受験の準備期間が短く感じるかもしれません。時間を有効に使って、受験勉強を進めてください。

まとめ

大学受験で必要な勉強量は、自身の学力や目指す大学で大きく異なります。しかし、大学受験を考えているならば、高校1年からコツコツと勉強習慣を身につけていきましょう。

高校1年から勉強をしていくことで、志望校の選べる範囲が広がるでしょう。実力をあげて、ぜひ自分の目指す進路をつかみ取ってください。

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