高校1・2年生の夏休みの英語の勉強方法その1

不登校、通信制

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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高校1、2年生にとって、大学受験における英語の重要性は非常に高いです。英語の基礎を早期に固めることで、受験対策の効率が大幅に向上します。また、英検の合格は英語力の証明となり、推薦入試(総合型入試や学校型入試)で有利に働きます。英検の勉強を通じてリスニングやスピーキングのスキルも磨かれ、総合的な英語力の向上につながります。これにより、大学受験において高得点を狙えるだけでなく、将来のキャリアにも大いに役立つでしょう。英検の合格やスコアによっては、英語の点数をもらえる大学もあります。高校1年生のうちに英検準2級レベル、高校2年生のうちに英検2級レベルを目指そう。スコアは2100点以上取ることが目標です。

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2. 効果的な単語学習法

効果的な単語学習法は、語彙力を効率的に向上させるために欠かせません。毎日の単語テストを実践することで記憶の定着が促進されます。また、覚えやすい単語カードを作成し、空いた時間に繰り返し復習することで、短時間でも効果的に学習が進みます。さらに、自分に合った単語帳を活用し、定期的に見直すことも重要です。これらの方法を組み合わせることで、確実に語彙力を強化し、英語力全体の向上に繋げることができます。英単語を暗記するという勉強は、いかに目にする機会を増やしていくか、ということに尽きます。時間を見つけて、何回も声を出して覚えましょう。ただし、入試で英作文が出題されない場合は、英単語のスペルを書ける必要はありません。英単語を見て、日本語が言えればOKです。

毎日の単語テストの実践

毎日の単語テストの実践は、語彙力を効果的に向上させるために非常に重要です。日々の学習の中で新しい単語を定期的にテストすることで、記憶の定着が促進され、短期記憶から長期記憶への移行がスムーズに行われます。単語テストは、自分の覚えた単語の確認だけでなく、苦手な単語を再度学習する機会を提供してくれます。これにより、語彙力が着実に強化され、英語の読解やリスニングの理解度が向上します。毎日15−30分英単語を暗記する時間を確保しましょう。

おすすめの英単語帳としては、「ターゲット1900」や「システム英単語」などがあります。これらの単語帳は、受験に頻出する重要な単語が厳選されており、効率的に学習できる構成になっています。特に「ターゲット1900」は、覚えやすい例文が付いているため、単語の使い方を実際の文脈で理解するのに役立ちます。「システム英単語」は、単語の関連性を重視した構成で、語彙の広がりを自然に感じることができます。これらの単語帳を活用して、毎日の単語テストを実践し、語彙力を高めていきましょう。

高校1年生の1学期であれば、上記の2冊ではなく学校で使っている英単語帳を覚えていきましょう。あるいは英検3級、または英検準2級用の英単語帳でもOKです。

覚えやすい単語カードの作り方

単語カードは、効率的に語彙を増やすための有効なツールです。単語カードを活用することで、短時間で多くの単語を繰り返し復習でき、記憶の定着を助けます。具体的な作り方としては、まず、市販の単語カードや自分でカードを作成します。片面には英単語を書き、裏面にはその意味や例文を記載します。例文は、実際の使用例を含めることで、単語の使い方も同時に学べます。

覚え方のコツとしては、1日に覚える単語数を決めて、毎日少しずつ進めることが大切です。単語カードを持ち歩き、空いた時間に何度も見返すことで、自然に覚えられるようになります。また、寝る前や朝起きたときなど、記憶が定着しやすい時間帯に復習することも効果的です。定期的にカードをシャッフルして、順番を変えながら復習することで、より確実に単語を覚えることができます。単語カードを活用して、効率的に語彙力を高めていきましょう。

当然、スマホのアプリを使って英単語を覚えるのも良い方法です。最近のアプリはAIを搭載しているので、間違った問題を「忘れた頃」に出題してくれます。しかし、どうしてもいつまでたっても覚えられるない英単語もあるので、その場合は上述したような単語カードを手で書いて、覚えるのが良いですね。英単語もできる、できないを分けて、できないものを抽出して、それを徹底的に覚えていくのが効率的な学習です。

3. 英文法の基礎を固める

英文法の基礎を固めることは、英語の全体的なスキルを向上させるための重要なステップです。英文法がしっかりと理解できていると、読解力やライティングスキルが向上し、リスニングやスピーキングにも自信が持てるようになります。特に高校1年生にとっては、基礎が固まっていないと、後の学習でつまずくことが多いため、早い段階で確実に理解しておくことが重要です。

基礎英文法書の選び方

基礎英文法書を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮すると良いでしょう。まず、自分の学力に合ったレベルのものを選ぶことが大切です。難しすぎると挫折しやすく、簡単すぎると学習効果が薄れます。次に、説明がわかりやすく、例文が豊富に掲載されているものがおすすめです。例文は、実際の使用例を学ぶための重要な要素です。

また、練習問題が多く含まれているものを選ぶと、理解を深めるための反復練習が可能です。例えば、「一億人の英文」や「Forest」などの文法書は、初学者にとって非常に使いやすいと評判です。これらの基礎英文法書を活用し、しっかりと文法の基礎を固めましょう。

高校1、2年生では学校の英文法の授業で範囲の小テストがあります。主に「ネクストステージ」や「ビンテージ」などです。これらを学校の小テストで毎回満点を取るように努力しましょう。土日や小テスト数日前に時間を決めて、しっかりと計画的にテスト範囲を終わりにしましょう。

文法問題集の効果的な使い方

文法問題集(「ネクストステージ」や「ビンテージ」など)を効果的に使うためには、まず基礎知識をしっかりと理解してから取り組むことが重要です。初めに、問題集の例題や解説をじっくりと読み、基本的な文法事項を確認します。次に、問題を解く際には、解答をすぐに見ないようにし、自分の力で考える習慣をつけましょう。間違えた問題は、なぜ間違えたのかをしっかりと分析し、同じミスを繰り返さないようにします。

また、定期的に復習を行うことが大切です。一度解いた問題を再度解くことで、記憶の定着が図れます。さらに、問題集を複数回に分けて取り組むことで、理解が深まります。例えば、1週間ごとにセクションを分けて学習し、最後に総復習を行うと効果的です。継続的に取り組むことで、文法の理解が深まり、実践的な英語力の向上に繋がります。

これらの問題集を最低5回やりましょう。それでも英文法を完璧にすることは難しいですが、英語にかぎらず語学は、反復学習と音読学習が重要になります。

4. リスニング力を向上させる方法

リスニング力を向上させることは、英語学習において非常に重要です。リスニング力が向上すると、英語の会話や授業をより深く理解する能力が高まり、コミュニケーション力も大幅に向上します。特に、英語を母語としない環境で学ぶ学生にとって、リスニング力は英語の自然なリズムや発音に慣れるための鍵となります。

また、リスニング力の向上は、試験でも重要な役割を果たします。英語の試験ではリスニングセクションが設けられていることが多く、高得点を狙うためにはリスニングスキルが不可欠です。さらに、リスニング力が向上すると、映画や音楽、ニュースなど、英語の多様なメディアを楽しむことができ、学習のモチベーションも高まります。

大学入試において共通テストのリスニングはかなり重視されています。中には、共通テストの英語でリーディング50%、リスニング50%というように、英語の配点の半分をリスニングにしている国公立大学もあります。高校1年生、2年生のうちにリスニングも強化することで、英検だけでなく大学入試の英語で有利になります。

ポッドキャストの活用

ポッドキャストは、リスニング力を向上させるための非常に効果的なツールです。まず、自分の興味やレベルに合ったポッドキャストを選び、日常的に聴く習慣を身につけましょう。ポッドキャストにはニュース、インタビュー、物語など様々なジャンルがあり、楽しく学習を続けることができます。毎日一定時間を決めて聴くことで、英語の音に自然と慣れることができます。

聴き取れなかった部分は何度も繰り返し聴くことで、少しずつ聞き取りの精度が向上します。さらに、スクリプトが提供されている場合は、それを見ながら聴くと、単語の発音やフレーズの使い方がより明確に理解できます。ポッドキャストを活用することで、日常生活の中で効率的にリスニング力を向上させることが可能です。

そして、英文が手に入るのであればその英文を読みながら、ネイティブの音声を聞き、シャードイング(追いかける音読)を実施するとよいですね。特に✴︎シラブルと呼ばれる、英単語がつながる音は、なかなか日本人は聞き取りにくいので、それらを聞き取る練習も必要です。同時にイギリス英語などにも慣れる練習も必要です。

✴︎シラブルとは、音声言語において自然に分けられる、音の単位です。通常、一つの母音音を中心に、その前後の子音が組み合わさって形成されます。英語などの言語学習で重要な概念です。

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