(前期)【東京藝術大学美術学部芸術学科】小論文・過去問題特集 *希望者のみ、コッソリ!『過去問題模範解答』プレゼント!

小論文過去問題

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東京藝術大学美術学部芸術学科の概要

◆学科・専攻概要芸術学科・芸術学専攻

 芸術学科は、1949(昭和24)年、新制の東京藝術大学美術学部が発足した際に、旧制の東京美術学校に設けられていた師範科に代わって設置されました。東京美術学校は成立当初から、日本近代における美術史や美学の研究について重要な貢献をしてきました。新制大学の成立にあたって、こうした美術に関わる学問分野が独立して芸術学科なりました。成立当初から、芸術学科の目的は美術理論・実技兼備の人材の養成にあり、この基本方針は、現在に至るまで堅持されています。その一方で学科の組織は、美学・美術史の充実に重点が置かれるかたちで整備され、また美術解剖学等の美術に関連する諸学科がその周辺に設けられました。こうした体制の下、芸術学科はこれまで、美術館学芸員、美術批評家、研究者、ジャーナリスト等、美術に関わる幅広い分野に、多くの優れた人材を送り出してきました。 こうした歴史を踏まえ、今日の芸術学科は、作品の制作を体験し、美学、美術史学を通して美術を中心とする諸芸術に関する認識を深めることで、理論的分析や解釈をもって多様な芸術の分野に貢献できる人材の育成を、その教育理念としています。

*(参照)大学の公式HP→ 東京藝術大学美術学部芸術学科


記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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前期 美術学部芸術学科

*鉛筆素描・小論文から選択。

2022年 120分 字数指定なし 配点非公表(課)

【問題】 芸術の存在理由について、あなた自身の考えを述べなさい。

(解答用紙A4判使い・横野26行・1枚・裹面の使用不可)

2021年 120分 字数指定なし 配点非公表(課)

*1次判定は行わず、共テ(600点)と個別(600点)の合計点1200点に出願書類の審査を加え、総合的に行う。個別の小論文と鉛筆素描の選択ごとに判定し、合格者数は各々の受験者数に比例配分する。

[資料] 図版3点。

【問題】 図版の絵を見て、そこにどのような意味や物語が表されているのか、自由に想像して論じなさい(作品に関する知識は問いません)。


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2020年 150分 字数指定なし 200点/*(課)

*1次判定は行わず、セ試(600点)と個別(600点)の合計点1200点に出願書類の審査を加え、総合的に行う。個別の小論文と鉛筆素描の選択ごとに判定し、合格者数は各々の受験者数に比例配分する。

【問題】  今まで見た芸術のなかで、衝撃を受けた作品について、具体的に説明したうえで、自由に論じなさい。印刷や映像媒体を通じて見たものでもかまわない。

2019年 字数指定なし(課)

*1次判定は行わず、セ試(600点)と個別(600点)の合計点1200点に出願書類の審査を加え、総合的に行う。個別の小論文と鉛筆素描の選択ごとに判定し、合格者数は各々の受験者数に比例配分する。

【問題】 美術と鏡について自由に論じなさい。

2018年 150分 字数指定なし(課)

*1次判定は行わず、セ試(600点)と個別(600点)の合計点1200点に出願書類の審査を加え、総合的に行う。個別の小論文と鉛筆素描の選択ごとに判定し、合格者数は各々の受験者数に比例配分する。

【問題】 美術作品における「金」のもつ意味や機能について論じなさい。


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東京藝術大学美術学部芸術学科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

東京藝術大学美術学部芸術学科への志望理由書や面接対策について、以下のポイントを考慮することが役立つでしょう。

志望理由書のポイント:

  1. 芸術への情熱を強調: なぜ美術学部芸術学科に進学したいのか、自身の芸術への情熱とその学科との関連性を強調しましょう。アートに対する熱意や経験を具体的に説明しましょう。
  2. 学科の特徴やカリキュラムに言及: 学科の特徴やプログラムについて調査し、なぜその学科を選んだのかを具体的に説明しましょう。美術史、美術理論、具体的な美術メディア(絵画、彫刻、写真など)について触れると良いです。
  3. 過去の芸術経験とスキルを強調: 過去の芸術関連の経験、自身の芸術的な作品、美術理論の知識など、美術学部芸術学科で活かすことができるスキルを強調しましょう。
  4. 将来の展望を説明: 卒業後の将来のキャリアや目標について具体的に説明しましょう。美術家、美術評論家、美術教育者、美術ギャラリーのキュレーターなど、将来の役割や志向を示すことが大切です。

面接対策のポイント:

  1. 自己紹介の準備: 自己紹介は最初に求められることが多いです。自分の芸術的な経歴、志望理由、強みなどを簡潔にまとめておきましょう。
  2. 個別の質問への備え: 面接官からの質問に備えて、自分の芸術的な経験や志望理由について考え、具体的な事例を用意しておきましょう。美術理論や作品に関する質問にも備えましょう。
  3. コミュニケーションスキルの訓練: 芸術学科ではコミュニケーションスキルが重要です。リラックスして話す練習をし、質問に対する明確な回答を心がけましょう。
  4. 質問の用意: 面接官に質問することは面接の一環です。学科や大学に関する質問を用意し、自分が情報を収集したことを示しましょう。
  5. タイムマネジメント: 面接の時間は限られていることが多いので、タイムマネジメントが重要です。回答に適切な時間をかけつつ、冗長にならないように注意しましょう。

志望理由書や面接で、自分の芸術への熱意とコミットメントを伝え、なぜ美術学部芸術学科に進学したいのかを誠実に伝えることが重要です。また、自己紹介や質問への準備を通じて、自信を持って面接に臨みましょう。


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まとめ

過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。

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