(前期)【東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科・口腔保健衛生学,口腔保健工学】小論文・過去問題特集

小論文過去問題
  1. 過去問題の模範解答無料プレゼントあり:限定10名まで
  2. 東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科の概要
    1. 口腔保健工学専攻
    2. 口腔保健衛生学専攻
  3. 2022年 口腔保健衛生学120分 1100字 180点/860点 口腔保健工学60分 500字 100点/880点 (文)
    1. 問題I (口腔保健衛生学攻・口腔保健工学專攻共通問題) [文章](出典) ピーター・S・アンガー著(河合信和訳)『人類は噛んで進化した』(2019年)
    2. 問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題) [文章](出典) 西智弘編『社会的処方』(2020年)
  4. 2021年 口腔保健衛生学120分 1200字 180点/860点 口腔保健工学60分 650字 100点/880点(文)
    1. 問題I (口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学專攻共通問題) [文章] (出典)西村佳哲者『かかわり方のまなび方』(2011年)
    2. 問題Ⅱ (口腔保健衛生学專攻問題)(出典)[文章] NHKスペシャル取材班著『健康格差』(2017年)
  5. 2020年 口腔保健衛生学120分 1050字ほか 180点/860点 口腔保健工学60分 550字 100点/880点(文、資)
    1. 問題Ⅰ (口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻共通問題)[文章](出典)武田計測先端知財団編 『「ゆらぎ」の力』(2012年)
    2. 問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章・資料] (出典)数から科学を読む研究会著『あっと驚く科学の数字 最新宇宙論から生命の不思議まで』(2015年)
  6. 2019年 口腔保健衛生学 120分 1150字 180点/860点 口腔保健工学60分 550字 100点/880点(文)
    1. 問題I (口腔保健衛生学專攻・口腔健工学専攻共通問題)[文章](出典)志村真介著『暗闇から世界が変わる』(2015年)
    2. 問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章] (出典)斎藤茂太著『「心の掃除」の上手い人 下手な人』(2008年)
  7. 2018年 口腔保健衛生学120分 1000字 180点/860点 口腔保健工学 60分 550字 100点/880点(文)
    1. 問題I (口腔保健衛生学専攻口腔保健工学専攻共通問題)[文章](出典)ティナ・シーリグ著『スタンフォード大学集中講義』(2010年)
    2. 問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章](出典) なだいなだ著『こころ医者入門』(2006年)
  8. 東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など
  9. まとめ

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東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科の概要

東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科は、口腔保健衛生学専攻と口腔保健工学専攻の2専攻からなっています。卒業時にはいずれの専攻でも学士(口腔保健学)が取得できます。
口腔保健衛生学専攻の前身は1951年に創設された歯学部附属歯科衛生士学校で、2004年から4年制の教育を行っています。卒業時には、歯科衛生士国家試験受験資格が得られます。基本的知識や手技を身に付けるための講義や実習、その後、各自が患者さんを担当して処置をする臨床実習を行っています。
口腔保健工学専攻の前身は1919年に採用された技工見習生をルーツとする歯学部附属歯科技工士学校で、2011年から4年制の教育を行っています。卒業時には、歯科技工士国家試験受験資格が取得できます。知識の習得のみでなく実習を通じた高度な匠の技を習得する教育を行っています。
両専攻とも、幅広い教養と口腔と全身の健康に関する知識と高度な専門的技術を学び、歯科医療技術者の一員として、温かく豊かな人間性を有する歯科医療技術者を養成しています。また、今後ますます重要になる多職種連携を担う専門職の養成を目指して、医学科や歯学科をはじめとする他学科との合同講義・実習・演習を実施しています。
さらに本学科では、口の健康を通して、日本だけでなく、アジアや世界の健康長寿社会の実現に寄与するグローバルな視野を備えた卒業生を育てるため、様々な海外研修奨励制度や海外の大学との大学間交流などの活発な国際交流を行っています。

口腔保健工学専攻

東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻は、2011年4月に歯科技工士養成校のうち4年制大学として全国で2番目に設置された大学です。前身は1929年に設立された歯学部附属病院歯科技工士学校で、歴史は大変古いです。本学卒業時には歯科技工士国家試験受験資格を取得でき、学士(口腔保健学)を取得できます。2015年4月には大学院医歯学総合研究科医歯理工学専攻に2年制修士課程も設立されました。2018年4月からは大学院医歯学総合研究科医歯理工保健学専攻に修士課程が改組されました。2023年4月から3年制の大学院生命理工医療科学専攻に博士課程が設立されます。

一般入試の入学募集人員は8名です。そのうち私費外国人特別入試は若干名です。平成30年度から特別選抜入試が始まり、その募集人員は2名で、推薦入試と国際バカロレア入試があります。推薦入試で合格者が募集人員に満たない場合は、その欠員数を一般入試に含めて選抜します。また、2年次編入学制度があり、歯科技工士学校卒または大学・短期大学卒で2年次に編入することが可能です(募集定員5名)。2024年度編入生から入試時期が6月に変更されます。詳細は大学ホームページをご覧ください。

*(参照)大学の公式HP
→ 東京医科歯科大学歯学部腔保健学科 口腔保健工学専攻

口腔保健衛生学専攻

生涯にわたって歯や口の健康を維持・増進、また機能回復をはかって、健康で快適な社会生活を営めるようにするために、関連のある保健・医療専門分野はもとより福祉分野とも互いに密接な連携をはかりつつ、総合的な科学的研究を行って、その成果を広く社会に還元していく学際的な学問です。
歯や口の中の病気を予防し、病気を治療した後の機能の回復を手助けするための歯科医療の学問と、多様な職種と連携して「肉体的、精神的、社会的に満たされた“健康”な状態」に導く手助けをするための社会福祉の学問とを合わせた新しい学問です。
( ↑ 「肉体的、精神的、社会的に満たされた“健康”な状態」は、「WHO definition of Health」参照。)

歯科衛生士とは?:
歯科衛生士国家試験に合格して歯科衛生士免許を受けた者であり、歯科医師の指導の下に、歯牙及び口腔の疾患の予防処置(歯牙露出面及び正常な歯茎の遊離縁下の付着物及び沈着物を機械的操作によって除去すること、歯牙及び口腔に対して薬物を塗布すること)を行うこと、また、歯科診療の補助をなすこと、および歯科衛生士の名称を用いて、歯科保健指導をなすことを業とする。(「歯科衛生士法」参照)
「歯科衛生士」は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として「歯科衛生士法」で定められた国家資格であり、法的な資格等が定められていない「歯科助手」とよばれる職種とは異なるので混同にご注意ください。

*(参照)大学の公式HP
→ 東京医科歯科大学歯学部腔保健学科 口腔保健衛生学専攻


記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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前期 歯学部口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻)

2022年 口腔保健衛生学120分 1100字 180点/860点 口腔保健工学60分 500字 100点/880点 (文)

問題I (口腔保健衛生学攻・口腔保健工学專攻共通問題) [文章](出典) ピーター・S・アンガー著(河合信和訳)『人類は噛んで進化した』(2019年)

設問1 歯が人類の進化を読み解く印となる理由を、筆者の考えに沿って説明しなさい(100字以内)。

設問2 本書の内容を踏まえて、傍線部「現在摂っている私たちの食と⋯⋯不一致、不均衡がある」に述べられた「食と体との間の不一致、不均衡」の具体例と、その解決策についてあなたの意見を述べなさい(400字以内)。

問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題) [文章](出典) 西智弘編『社会的処方』(2020年)

設問1 傍線部①「共通しているのはそのまちの中で自然と多世代が関わり、⋯作っていくことの大切さだ」で述べている「大切さ」について、本文中に挙げられている実例を用いて、まとめなさい(200字以内)。

設問2 傍線部②「今後の日本において⋯仕組みの一つだ」にあるように今後日本において広まってほしい、地域における多世代の交流について、どのような方法が考えられるでしょうか。自分の考えを書きなさい(400字以内)。

2021年 口腔保健衛生学120分 1200字 180点/860点 口腔保健工学60分 650字 100点/880点(文)

問題I (口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学專攻共通問題) [文章] (出典)西村佳哲者『かかわり方のまなび方』(2011年)

設問1 傍線部「歳は幾つぐらいだろう⋯そんなこと、この人には関係ない」を参考に、西原さんの対話の仕方について要約しなさい。(150字以内)

設問2 西原さんの対話の仕方から学ぶことは何か、あなたが人の悩みを聴いてあげた場合など、人との対話経験を交えて述べなさい。(500字以内)

問題Ⅱ (口腔保健衛生学專攻問題)(出典)[文章] NHKスペシャル取材班著『健康格差』(2017年)

設問1 傍線(1)「ここからは、いわば『仕掛け』の力を利用して・取り組みを紹介する。」で述べられている「仕掛け」の力とはどういう意味か、筆者の示した各国の例も挙げながら、簡潔に説明しなさい。(250字以内)

設問2 傍線(2)「『健康格差」対策への政策は…再設計していく必要があるのではないだろうか。」で述べられている考えをもとにして、「健康格差」対策について自由に考えて、あなたのアイデアを分かりやすく説明しなさい。(300字以内)


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2020年 口腔保健衛生学120分 1050字ほか 180点/860点 口腔保健工学60分 550字 100点/880点(文、資)

問題Ⅰ (口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻共通問題)[文章](出典)武田計測先端知財団編 『「ゆらぎ」の力』(2012年)

設問1 ロボット制御に「ゆらぎ」の原理を応用すると奏功するのはなぜか説明しなさい(150字以内)。

設問2 二カ所の傍線部「今の社会で気になることは⋯制御はできるわけがありません」「個人個人を見ると⋯うまくゆくのと似ています」に述べられた社会における「ゆらぎ」の捉え方に対して、あなたの考えを自身の体験も加えて述べなさい(400字以内)。

問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章・資料] (出典)数から科学を読む研究会著『あっと驚く科学の数字 最新宇宙論から生命の不思議まで』(2015年)

設問1 傍線部(ア)「日本は中国、アメリカ、ロシア、インドに続いて世界第5位をしめ、1兆427億キロワット時にのぼる(表1)」で、中国、日本、韓国の三か国合計の発電量は、世界全体の発電量の何パーセントを占めているか、整数で書きなさい。表1の発電量は百億キロワット時の桁以下をとして計算し、小数点以下は切り捨てること。

設問2 傍線部(イ)「電気エネルギーは溜めておくことができないという性質」を補うために、どのような工夫がされているか、文中に書かれた内容をふまえて書きなさい(200字以内)。

設問3 文中に書かれているような、科学技術が社会に与える恩恵について、あなたの意見を書きなさい(300字以内)。

2019年 口腔保健衛生学 120分 1150字 180点/860点 口腔保健工学60分 550字 100点/880点(文)

問題I (口腔保健衛生学專攻・口腔健工学専攻共通問題)[文章](出典)志村真介著『暗闇から世界が変わる』(2015年)

設問1 暗闇の中ではなぜ健常者と視覚障がい者の立場が逆転するのか、説明しなさい(150字以内)。

設問2 筆者の考えを踏まえて、医療者と患者との関係性について、あなたの考えを述べなさい(400字以内)。

問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章] (出典)斎藤茂太著『「心の掃除」の上手い人 下手な人』(2008年)

設問1 傍線部①で『「あいさつ力」の効果」とあります。筆者の考える 「「あいさつ力」の効果」とはどのようなものかをまとめなさい(200字以内)。

設問2 傍線部②で「あいさつのやりとり」とあります。あいさつのやりとりによって社会へどのような影響を与えるのか、筆者の意見を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい (400字以内)。

2018年 口腔保健衛生学120分 1000字 180点/860点 口腔保健工学 60分 550字 100点/880点(文)

問題I (口腔保健衛生学専攻口腔保健工学専攻共通問題)[文章](出典)ティナ・シーリグ著『スタンフォード大学集中講義』(2010年)

設問1 筆者が考える起業家精神とはどのようなものかをまとめなさい(150字以内)。

設問2 起業家精神に対する筆者の考えを参考にして、傍線部分「元手がないのにお金を稼ぐには、どうすればいいのか?」に対する自分のアイディアを述べなさい(400字以内)。

問題Ⅱ (口腔保健衛生学専攻問題)[文章](出典) なだいなだ著『こころ医者入門』(2006年)

設問1  傍線部①で筆者の言う「二つの間に、違いがあります。」とはどのような違いか、説明しなさい(100字以内)。

設問2 傍線部②で「ぼくは糖尿病を頭に描きました。」とありますが、なぜ筆者は糖尿病を頭に思い浮かべたと思いますか、説明しなさい(150字以内)。

設問3 傍線部③で「ぼくは患者さんのこころの底をのぞくことを、自分の仕事だと思うようになったのです。」とあります。こころの底をのぞくとはどういうことか、あなたの考えを述べなさい(200字以内)。


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東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科への志望理由書と面接対策について、以下のポイントを考慮することが役立つでしょう。

志望理由書:

  1. 個人的な背景と志望の動機: なぜ口腔保健学科に入学したいのか、自身の背景や経験が歯学にどのように関連しているのかを説明しましょう。歯学に対する興味や情熱を強調し、なぜこの分野で学びたいのかを具体的に述べます。
  2. 学校の特徴と合致: 東京医科歯科大学の口腔保健学科の特徴やプログラムがなぜ自分に合っているのかを示します。学科のカリキュラム、研究分野、教育方針について調査を行い、それに合致する理由を説明します。
  3. 倫理観と人間性: 歯科医療において倫理観や人間性は非常に重要です。患者への配慮、尊重、倫理的ジレンマへの対処能力を強調しましょう。
  4. 将来のキャリア目標: 口腔保健学科卒業後、どのような歯科専門家になりたいのか、どの分野で活躍したいのか、そして社会にどのように貢献したいのかを具体的に述べます。将来の専門性や役割について言及しましょう。

面接対策:

  1. 自己紹介とコミュニケーションスキル: シンプルで効果的な自己紹介が重要です。明確なコミュニケーションスキルを持ち、自分の考えや動機を効果的に伝えましょう。
  2. シミュレーション面接: 友達や家族と模擬面接を行い、自己紹介や一般的な質問に対する回答を練習しましょう。自己表現スキルを向上させます。
  3. 歯科医療に関する知識: 歯学に関する基本的な知識や最新のトピックについて学び、面接中にそれを活用できるようにしておきましょう。
  4. 倫理的ジレンマへの対処法: 歯科医療において倫理的な問題に直面することがあるため、それに備えて個人の倫理観や倫理的ジレンマについて考えておくと良いです。

志望理由書と面接は、歯学部口腔保健学科への入学において非常に重要です。自分の情熱や適性を強調し、歯科医療へのコミットメントを明確に伝えることが成功への鍵となります。


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まとめ

過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。

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