【推薦入試】豊橋技術科学大学 工学部(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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豊橋技術科学大学 工学部の小論文対策

【令和6年 学校推薦型選抜】

「宇宙開発」について述べなさい。(700~800字)

【令和5年 学校推薦型選抜】

日本で空き家が増えていることについて、あなたの意見を述べなさい。(700~800字)

小論文過去問題解説

【令和6年】

宇宙開発は現代社会において極めて重要な領域であり、これには様々な側面が絡んでいます。冷戦時代の米ソ宇宙競争が宇宙開発の原動力となり、人類はついに月面に足跡を刻むことに成功しました。この競争から始まった宇宙開発は、科学研究、資源探査、国際協力といった多岐にわたる目的を抱えています。

国際的な視点で見ると、NASA、ESA、ロスコスモスなどの宇宙機関が存在し、国際協力と共に民間企業も新たな競争の舞台となっています。技術の進歩も著しく、再利用ロケットや最新の宇宙船が登場し、ロボット探査機は遠くの銀河まで到達しています。

しかし、これには課題もつきものです。宇宙ごみ問題は深刻で、使用済みのロケットや衛星が宇宙を汚染しています。地球外の活動が地球環境に与える影響も不透明なままです。将来的には商業宇宙旅行や有人火星探査などが現実のものとなり、宇宙での産業展開も進む可能性があります。

こうした展望を支える情報として、専門家の意見や信頼性のあるデータを引用することが不可欠です。また、国際協力と競争のバランスや、民間企業の役割も考慮するべきです。読者が興味を持ちやすいように、専門用語を簡潔に説明し、キャッチーな表現や引用を活用することで、文章全体を魅力的に構築することが求められます。

【令和5年】

高齢化・地方過疎化:高齢者の増加や若者の都市への移住により、地方の人口減少が進み、地域社会が縮小している。これによって、地方の住宅が需要を喪失し、空き家が増加している。

相続問題と所有構造の変化:土地や住宅の相続が進んでいるが、相続税や維持費用の負担が所有者にとってハードルとなり、空き家がそのまま残ることが増えている。

経済的要因と住宅政策:都市部での土地価格の上昇や住宅建設費の増加が、住宅所有の障壁を高めている。これにより、資産価値が上昇する期待から空き家を手放さない傾向が見られる。

地域振興策の不足:地方自治体が積極的な地域振興策を講じていないことがあり、地域の魅力や賑わいの創出が不十分である。これが地域の再生を妨げ、空き家問題を深刻化させている。

賃貸市場と規制緩和: 賃貸市場の拡大や、空き家の有効活用を促進するための規制緩和が求められている。これによって、地域に新しい住民が増え、地域経済が活性化する可能性がある。

総じて、空き家問題の解決には、地域社会や自治体、国などの幅広いステークホルダーが協力し、包括的なアプローチが必要です。地域振興や住民参加を重視し、持続可能な地域社会の構築に向けて取り組むことが不可欠です。

豊橋技術科学大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1JR「豊橋」駅前(2)番乗り場から豊鉄バス豊橋技科大線
(「技科大前行き」、「りすぱ豊橋行き」または
「福祉村行き」)で約30分、「技科大前」下車

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豊橋技術科学大学の入試傾向

豊橋技術科学大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

  1. 共通テストと個別試験:
    • 豊橋技術科学大学は、共通テストと個別試験の結果を総合的に評価しています。共通テストが6割、個別試験が4割程度の配点比率が一般的です。
  2. 科目別の配点:
    • 共通テストにおいても、英語や数学が重要な位置を占めています。英語は300点、数学は500点満点中の配点となっていることがあります。
  3. 数学の重要性:
    • 数学が基本~標準レベルの問題が中心であり、得点を重点的に取る必要があります。数学の安定した取得が合格の鍵となることがあります。
  4. 過去問の活用:
    • 過去の入試問題を解いて傾向を把握し、対策を練ることが効果的です。出題スタイルや難易度の変化に備えましょう。
  5. 英国数理社の活用:
    • 具体的な科目において、英国数理社などの教材を利用して対策を進めることが推奨されている場合があります。
  6. 志望学部の配点差異:
    • 大学によっては、志望する学部によって科目の重要性や配点に差異があることがあります。志望学部によって適した対策を検討しましょう。
  7. 面接試験や作文対策:
    • 入試には共通テストや個別試験以外にも、面接試験や作文が含まれることがあります。コミュニケーション能力や論理的思考力を養うために、これらの要素にも対策が必要です。

豊橋技術科学大学の募集コース

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工学部(定員数:80人)

「らせん型教育」を特徴とする。学部1・2年次および高等専門学校で基礎・専門を学んだ学生に対し、3年次以降で、さらにレベルの高い基礎・専門をらせん型に積み上げる教育を行う。
学際分野、新分野に対応し、学生の選択の自由度を高めるため、各課程にコース制を導入している。

機械工学課程(定員数:20人)

機械工学課程では、機械工学の力学やエネルギー、生産技術、システム技術に加えて、ロボット、バイオメカニクス、ナノテクノロジー、生体医療福祉、環境、マネジメントなど、ものづくりに関する新分野について教育を行う。機械・システムデザイン、材料・生産加工、システム制御・ロボット、環境・エネルギーの4コースを設置している。

電気・電子情報工学課程(定員数:15人)

電気・電子情報工学課程では、電気エネルギーやICなどの電子デバイスと、これらを支える電子材料などについて教育・研究を行う。電気・電子工学分野で重要となっている材料エレクトロニクス分野と情報通信分野も学ぶことができる。材料エレクトロニクス、機能電気システム、集積電子システム、情報通信システムの4コースがある。

情報・知能工学課程(定員数:15人)

情報・知能工学課程では、情報学基礎、計算機のハードウェアとソフトウェア、コンピュータネットワークなどの基本的な情報技術に加え、ユビキタス分散処理、知能情報処理、画像・音声・言語処理を含むメディア情報学、ロボット情報学、生体・生命情報学、分子情報学など、多様化する情報学分野について教育を行う。

応用化学・生命工学課程(定員数:20人)

応用化学・生命工学課程では、物理化学、分析化学、無機化学、有機化学、化学工学、分子生物学、遺伝子工学、基礎化学、応用化学など、化学と生命科学に関わる幅広い分野の教育・研究を行う。応用化学コース、生命工学コースの2コースがある。

建築・都市システム学課程(定員数:10人)

建築・都市システム学課程では、人々に安全で質の高い生活環境を提供するために、都市・地域の建築、社会基盤施設およびそれらを取り巻く環境を、将来を見据えてデザインするとともに、システムとしてマネジメントするための技術を教育する。建築、社会基盤の2コースがある。

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