大学入試の推薦試験の面接でよくある質問1ある医療系大学の面接試験

大学受験

好きな科目、苦手な科目をどう応えていいのか、わかりません。

こんにちは、スカイ予備校の五十嵐です。
以下のような質問が、あったので私の意見を回答します。

ある大学リのハビリテーション学科の推薦入試の面接で聞かれた質問です。

<質問>推薦入試の面接対策をしているのですが、「得意科目・苦手科目とその理由」という項目をどう答えたらいいのかわかりません。何かいい回答があったら教えてください。

<回答>
大学入試の推薦試験で、苦手科目、得意科目という質問がよくありますが、主に私立の大学であることが多いですね。

そして、このような質問をする理由は、「自己分析」ができているか否かを判断するためです。

「好き」と「得意」
「嫌い」と「苦手」

この4つの言葉について考えてみましょう。
厳密に言えば、「好き」と「得意」は違う意味です。
同様に「嫌い」と「苦手」も違う意味です。

しかし、私は面接では、これらの言葉は同じものとして考えていいと思っています。厳密に区別しなくても良いと思います。

好きで、得意でも「点数が取れない科目」もあります。
嫌いで、苦手でも「点数が取れる科目」もあるかもしれません。
(普通はあまりないでけどね。笑)

つまり、「好き」とか、「嫌い」は主観(自分の考え)なんですね。
数学が好きで、得意でも、定期テストで毎回赤点の人もいるはずです。
だから、あまり気にしなくても良いと思っていす。

それでは、アドバイスにならないので、具体的な回答例をお話しします。

さて、あなたが数学が苦手だったとします。
Q)「あなたの苦手な科目を教えてください」
そのように聞かれたら、

A)「私の苦手な科目は数学です。なぜなら、中学生の時から数学に苦手意識があり、高校受験では避けていたからです。
 しかし、高校生になってからは、数学の先生のわかりやすい授業で、数学がわかるようになり、好きになりました。」
という感じで応えるのが良いと思います。

結論:「数学が苦手」
理由:「中学生の時から苦手で、避けていた」
しかし「高校生でわかりやすい先生の授業で、好きになった」

このようなステップで説明するのはどうでしょうか?好きなったは主観なので、数学のテストで良い点数を取っている必要はありません。赤点をとっても、数学が好きなのですから。

ポイントは、数学が苦手だから、避けていて、今も苦手なままである。というのはNGです。

後半の「しかし、・・・・」の後のようなことはなく、あいかわず苦手だった場合は、

A)「私の苦手な科目は数学です。なぜなら、中学生の時から数学に苦手意識があり、高校受験では避けていたからです。

しかし、このままではいけないと思い、テスト前に数学を頑張るように努力をしました。苦手意識があるため、まだ完全に克服をしたとは言えませんが、以前よりは、数学に対しての壁は無くなったと自覚しています。」

面接での心がけ

みたいな感じで、苦手なままだけど努力はしました。
でも、まだだめですが、頑張っています。
という積極的な回答で終わるのが、一番印象がいいと思います。

面接試験は10分程度で終わることが多く、始まればあっという間に終わります。だから、しっかりと準備をしないと、何がなんだかわからないうちに終わった、という感じになります。

五十嵐校長
五十嵐校長

ここは要注意!

面接では、意図的に戦略を練っていかないと、高校生活の話など中心とした雑談で終わります。高校生活の話は既に過去のことであり、過去のことよりも現在や未来の事の話をすることが大切です。
特に大学卒業後に医療系であればどのような医療従事者になるか、そして大学で何を学ぶかと言うことをしっかり深掘りされても答えられるようにしておきましょう。


面接で評価される3つのポイントを理解しよう

大学入試の面接試験では、主に「志望動機の明確さ」「コミュニケーション能力」「人間性・適性」の3つの観点から評価されます。

まず「志望動機の明確さ」では、なぜその大学・学部を志望するのか、将来どのような進路を目指しているのかが問われます。単に「医療に興味があります」では不十分で、具体的なきっかけやエピソード、その大学でなければならない理由を説明できることが重要です。パンフレットやホームページで大学の特色やカリキュラムを研究し、自分の目標とどう結びつくのかを明確に語れるようにしましょう。

次に「コミュニケーション能力」です。面接官の質問を正確に理解し、適切に応答できるか、論理的に自分の考えを伝えられるかが評価されます。早口になりすぎず、ゆっくりと丁寧に話すこと、相手の目を見て会話すること、質問の意図を汲み取って答えることが大切です。緊張して頭が真っ白になっても、「少し考えさせてください」と正直に伝えることで、誠実さをアピールできます。

最後に「人間性・適性」では、その学部・職業に向いているか、協調性や責任感があるか、学ぶ意欲があるかが見られます。部活動や委員会活動、ボランティア経験などを通じて、どのような価値観を持ち、どう成長してきたかを具体的に語れるようにしておきましょう。


よくある質問への準備——想定問答集を作ろう

面接試験では、ある程度パターン化された質問が多く出題されます。事前に想定問答集を作成し、繰り返し練習することで、本番でも落ち着いて答えられるようになります。

基本的な質問としては、「志望理由」「自己PR」「長所・短所」「高校生活で力を入れたこと」「将来の目標」などがあります。 これらは必ず聞かれると思って、200〜300字程度で簡潔に答えられるように準備しておきましょう。ポイントは、結論を先に述べ、その後に理由や具体例を続けるという構成です。だらだらと長く話すのではなく、「私の長所は○○です。なぜなら〜」という形で明確に伝えることが重要です。

学部・職業に関する質問も頻出です。 看護学部なら「看護師を目指したきっかけは」「理想の看護師像」「チーム医療についてどう思うか」、教育学部なら「教師に必要な資質」「理想の教師像」「いじめ問題についてどう考えるか」など、専門性に関わる質問が出されます。新聞やニュースで時事問題にも目を通し、自分なりの考えを持っておくことが大切です。

また、予想外の質問への対応力も試されます。「最近読んだ本について教えてください」「尊敬する人は誰ですか」「ストレス解消法は何ですか」など、一見すると志望と関係ないような質問も、あなたの価値観や人間性を知るために出されます。日頃から自分自身について深く考え、言語化する習慣をつけておきましょう。

想定問答集は紙に書いて暗記するのではなく、キーワードを頭に入れて、自分の言葉で自然に話せるようになるまで練習することが重要です。家族や先生に面接官役をお願いして、模擬面接を繰り返し行いましょう。


面接当日の流れとマナー——第一印象で差をつける

面接試験では、入室から退室までの一連の動作やマナーも評価対象となります。第一印象は数秒で決まると言われており、身だしなみや立ち居振る舞いに気を配ることが大切です。

入室前の準備として、 待合室では静かに待ち、スマートフォンは電源を切っておきます。名前を呼ばれたら、はっきりと返事をし、ドアを3回ノックします。「どうぞ」と言われてから「失礼します」と言って入室し、ドアを静かに閉めます。面接官の前まで進んだら、「○○高校の○○です。よろしくお願いいたします」と挨拶をし、深く一礼します。着席は「どうぞお座りください」と言われてから、「失礼します」と言って座ります。

面接中の姿勢は、 背筋を伸ばし、手は膝の上に軽く置きます。足を組んだり、猫背になったりしないように注意しましょう。視線は面接官の目を見るか、鼻のあたりを見ると自然です。緊張して視線が泳いでしまうと、自信がないように見えてしまいます。話すときは、ゆっくりと明瞭に、相手に届くボリュームで話しましょう。早口や小さすぎる声は、緊張や自信のなさの表れと受け取られる可能性があります。

退室時も気を抜かず、 面接が終わったら「ありがとうございました」とお礼を述べ、椅子の横で一礼します。ドアの前で振り返り、もう一度「失礼いたします」と言って一礼してから退室します。ドアを閉めるときは、後ろ手で閉めるのではなく、体を面接官の方に向けたまま静かに閉めるのがマナーです。

服装については、 制服がある場合は制服を着用し、清潔感を心がけます。ボタンはすべて留め、スカート丈やズボンの裾の長さも適切か確認しましょう。私服の場合は、派手すぎない落ち着いた色のジャケットやブラウス、スカートまたはスラックスを選びます。髪型は顔がしっかり見えるように整え、長い髪は束ねます。アクセサリーや香水は控えめにし、爪も短く清潔に保ちます。

面接は、内容だけでなく、こうした基本的なマナーや態度も含めて総合的に評価されます。練習の段階から、入室・退室の動作も含めて繰り返し練習し、自然な所作が身につくようにしておきましょう。

面接のコツはこの記事を読もう! 面接のコツ

関連記事

💡 面接で確実に合格を勝ち取るための完全ガイド|準備から実践まで 面接で高評価を獲得するための実践的なコツを5つの項目で徹底解説。事前準備の戦略、入室時の立ち居振る舞い、質問への効果的な回答技術、面接官の心を動かす話し方、想定外の質問への対処法まで完全網羅しています。

📝 大学入試面接で最重要な5つの質問と模範解答|基本マナー完全版 部活動、志望動機、自己PR、高校生活で力を入れたこと、得意教科など、面接で必ず聞かれる5つの質問への模範解答を掲載。受付から退室までの流れと、面接官が重視するマナーのポイントを解説しています。

🗣️ 大学入試面接の形式・流れ・質問例|服装マナーから回答例まで 個人面接・集団面接・グループディスカッション・口頭試問など、各面接形式の特徴と対策を詳しく解説。高校生活や大学生活の抱負についての質問例と、合格者の回答例を多数紹介しています。

😰 面接嫌いを克服する方法|苦手意識の原因と3つの対処法 「面接が苦手」「緊張して言葉が出ない」という悩みを解決。面接嫌いになる3つの原因(質問への不安・経験不足・プレッシャー)を分析し、模擬面接の活用法や緊張を楽しむコツを解説しています。

👤 大学入試面接の自己紹介|効果的な構成と10の例文付き 面接における自己紹介の重要性と、効果的な構成方法を解説。リーダーシップ・学業成果・将来の目標・国際経験・問題解決能力など、様々な切り口からの自己紹介例文を10パターン掲載しています。

📚 関連記事

大学受験面接対策ガイド

面接の基本と質問対策

🎤 大学入試の面接で最重要な5つの質問と模範解答|練習方法とマナー完全ガイド

志望動機、自己PR、高校生活など面接で頻出する5つの重要質問への効果的な回答方法を解説。入室から退室までの流れ、面接官が重視するマナー、効果的な練習方法まで、面接対策の全てを網羅しています。


服装・身だしなみ対策

👔 大学受験面接の服装完全ガイド|制服・私服・髪型の注意点と持ち物チェックリスト

面接時の適切な服装選びから髪型、持ち物まで徹底解説。現役生の制服着用、浪人生のスーツ選び、カンニング対策としてNGな服装、用意しておくと便利な持ち物まで、試験当日に困らないための実践的アドバイスが満載です。


面接の合否サインと対処法

😰 大学受験面接の不合格サインとは?|面接官の言動から読み取る合否の兆候と対処法

面接中の面接官の反応から読み取れる合格・不合格のサインを5つずつ紹介。反応が薄い、時間が短いなどの不安な状況でも、最後まであきらめずに対処する方法を具体的に解説しています。

スカイメソッド小論文対策の動画プレゼント!
無料LINE登録で動画を受け取る