（後期）山口県立大学看護栄養学部看護学科の小論文過去問題集

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山口県立大学看護栄養学部看護学科の概要

山口県立大学看護栄養学部は平成19年 (2007年)にそれまでの看護学部看護学科、生活科学部栄養学科の改組により誕生した学部です。多くの卒業生が県内外の様々な病院、行政、学校等で人々の健康を支えるべく活躍しています。

山口県立大学看護栄養学部看護学科は、生命や人間性を尊重する精神に基づく看護あるいは栄養の専門知識と技術を有するとともに、保健、医療、福祉等の様々な分野の人々との連携のもとに、地域の人々の健康増進及び疾病予防の援助並びに療養上の支援ができる人材を育成します。

看護学科では看護師、保健師、養護教諭の養成を行っており、栄養学科では、栄養士・管理栄養士、栄養教諭、高等学校教諭（家庭）の養成を行っています。

新カリキュラムでは、それぞれの学科でコースを設定し、将来就きたい職業に向けて在学中から理解を深めるようなカリキュラムを組んでいます。

看護学科では、看護探求コース、養護教育コース、公衆衛生看護コースがあります。

山口県立大学看護栄養学部看護学科の後期小論文

2022年後期 120分 800字 200点/900点

[文章]（出典）「ナッジ理論で健康守れ」(『読売クオータリー2021春号』読売新聞オンライン,2021年)による。

問題 文章を読み。「ナッジ理論」を医療・健康分野で活用することに対するあなたの意見を述べなさい。また,医療・健康分野に限らず,身の回りの生活で「ナッジ理論」を活用できそうな具体的な場面や課題と方法についてあなたのアイデアを述べなさい。すべての解答を800字以内で解答用紙に記入しなさい。

2021年後期 120分 1000字 200点/900点

[文章]（出典） 外山滋比古著『思考の整理学』(筑摩書房,1986年)の一節。

問題 文章を読み,筆者の主張をふまえて,あなたのこれまでの学習を振り返り,あなたがこれからどのように学びたいかについて,その理由も含めて1000字以内で述べなさい。

2020年後期 120分 1000字 200点/900点

[文章]（出典）いわきたかし著「狼が来た!」『いそっぷ童話集』(童話屋,2004年)による。

問題 この童話は,「嘘をついてはいけない」という教訓を示していると言われています。しかし,この話から学ぶことができるのはそれだけでしょうか。登場人物の行動やその気持ちに注目し,「嘘をついてはいけない」という教訓以外に読み取ることができることについて,1000字以内であなたの考えを論じなさい。

2019年後期 120分 700字 200点/900点

[文章]（出典）[A]・[B]=榎本博明著『<自分らしさ>って何だろう?自分と向き合う心理学」(筑摩書房,2017年)の一節。

問1 文章[A]において,「自己」についての筆者の主張を100字以内で要約しなさい。

問2 文章【A][B]の内容と自分自身の経験を踏まえて,「自己とは他者である」という筆者の主張に対するあなた自身の考えを明確にし、その理由も含めて600字以内で述べなさい。

2018年後期 120分 900字 200点/900点

[文章]（出典） 星新一者『ようこそ地球さん」(新潮社,2008年)の一節。

問1、下線部「以上のような考案に基いて⋯不便も危険も感じることなく,操作運転できるのであります」の学生が述べた結論をきいた主人公の「彼」はどのように感じると思いますか。100字以内で書きなさい。

問2.あなたが「彼」の立場だったら,これからどのように生きていこうと考えますか。その理由も含めて800字以内で書きなさい。