
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
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スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
小論文過去問題
R6年度 医学部 医学科
【問題】フールプルーフとは、利用者が操作や取り扱い方を誤っても危険が生じない、あるいは、そもそも誤った操作や危険な使い方ができないような構造や仕組みのことを指します。この考えを利用した構造や仕組みを考案し、1,000字以内で説明して下さい。
R6年度 医学部 看護学科(論文)
[I] 以下の課題文は、村上靖彦による著書『ケアとは何か」の一節である。後の設問に答えなさい。
※本文省略
出典:村上靖彦『ケアとは何か』 中央公論新社. 2021年
(1) 下線部の「統計的なエビデンスとは異なる次元で重要な意味を持つ」とは、裕子ちゃんと母親にとって具体的に何を示しているか。本文中の言葉を用いて、150字以内で説明しなさい。
(2) 課題文をふまえ、人生の最期にさしかかる患者とその家族に対する関わりについて、看護職を目指すあなたの考えを450字以内で論じなさい。
[II] インターネットを用いた情報収集に関する以下の図を読み取り、設問に答えなさい。
(1)図1、図2、図3から、日本人のインターネットを用いた情報収集に対する態度の特徴を300字以内で述べなさい。
(2) あなたやあなたの周りの人が、インターネットを用いて健康や医療に関する情報を収集する具体的な場面を一つ挙げ、その際に日本人の情報収集に対する態度が及ぼす影響と必要な対応策について、400字以内で論じなさい。
図1 オンライン上で最新のニュースを知りたいときの行動(国別)(回答者数=4,000)
図2 検索結果やSNS等で掲示される情報がパーソナライズ(注)されていることへの認識の有無(国別)
図3 SNS等で自分の考え方に近い意見や情報が表示されやすいことに対する認識の有無(日本 年代別)
(図1~3の出典 総務省「ICT 基盤の高度化とデジタルデータおよび情報の流通に関する調査研究」令和5年度情報通信白書 2023年 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/datashu.html一部改編)
R6年度 国際商学部 国際商学科
[I] 次の文章を読んで、後の設問に答えなさい。
※本文省略
【図】幸福度と実質GDPの相関関係(2020年)
出典:向山敏彦 「経済成長とは何か マクロ経済学者の考え」週刊東洋経済2023年1月21日一部改変)
(1) 筆者は「マクロ経済学でいう経済成長」を,どのように説明しているか。本文に即して75字以内でまとめなさい。
(2) 筆者は「各国の実質GDP(正確には「1人当たりの実質GDP」) は主観的な幸福度と強い相関関係があることが知られている」と述べているが、【図】の横軸に施された工夫を100字以内で述べなさい。
(3)下線部(A) について、なぜ筆者は 「最初の年から次の年にかけて、トータルのリンゴの数は20個で変わらないにもかかわらず経済は成長している」と述べているのか。その理由を本文に即して350字以内で説明しなさい。
(4) 日本において経済成長を達成するには、どのような手段が必要か。本文における筆者の提言をふまえて、あなたの考えを250字以内で論じなさい。
国際教養学部 国際教養学科
[I] 次の文章を読んで、後の設問に答えなさい。
※本文省略
出典:村上靖彦『客観性の落とし穴』筑摩書房 2023年。なお、出題の都合上原文を一部改変
(1) 下線部(A) 「学力偏差値」はどのような目的で導入され, その結果進路指導はどのように変わったと筆者は述べているか、本文の言葉を用いて150字以内で説明しなさい。
(2) 下線部 (B) 「リスク計算を重んじる社会」が引き起こす変化を筆者はどのようにとらえていか、150字以内で説明しなさい。
(3) 筆者が本文を含む章に付けたタイトルは「数字が支配する世界」である。数字が支配する世界についての「筆者の考え」に対するあなたの考えを300字以内で述べなさい。
学部学科、コース
国際教養学部
豊かな教養と高い思考力、さらに、高い外国語運用能力と課題解決に向けた実践的な力を養う教育を展開し、多文化共生社会の実現や世界規模の課題、現代のさまざまな都市における諸課題の解決に貢献できる人材を育成する。
2年次からは、「国際社会」「国際文化」「人間科学」「都市政策とまちづくり」の4つのクラスター(科目群)のなかから1つを選択し、少人数で行われるゼミを中心としながら「専門的な知見」を修得する。
国際商学部
経営学・経済学を中心とする学問的専門性に基づき、社会経済活動を学ぶとともに、既成概念にとらわれない課題発見力と企画立案力を培うことで、実業界や公的組織で活躍する幅広い職業人を育成する。
また、さまざまな企業や自治体と連携した「企画提案型実習」のほか、医学部やデータサイエンス学部とも連携した「文理融合型実習」を設け、アクティブラーニングによる学びで実践的なテーマに挑戦する。全学開放科目やPractical English Centerを活用し、幅広い知識と実業界で役立つ英語力の修得も目指す。
理学部
自然科学の基礎を全般的に学ぶことで、物質科学の概念を踏まえて細胞・個体スケールの生命現象をとらえることができる人材、生命現象を原子・分子スケールで起こる物質科学としてとらえることができる人材の育成を目指す。物理、化学、生物学の基礎実験を必修で学ぶことにより、理学全般の基礎的な知識や、必要とされる実験技術をしっかりと修得し、専門教育にスムーズに移行できる基礎力を養う。
3年次後期からは全員が研究室に配属され、専門領域を追究していく。4年次には大学院科目の早期履修が可能となり、大学院との一貫性のある教育・研究を展開する。
データサイエンス学部
医療・ビジネス・社会など、さまざまな分野でイノベーションを起こすことができるデータサイエンスのスペシャリストを育成する。統計学、計算機科学をベースとしたデータサイエンスの専門教育に加え、文理融合型の広範なカリキュラムで「未来の芽」を見つけ出す底力を培うとともに、企業や医療機関との連携を通じたPBL(Project Based Learning〈課題解決型学習〉)によって、データが発生する「現場」で必要となる知識を身につける。
医学部
医学科では、新しい医学・医療を担う医療人を育成する。大学院医学研究科、附属2病院と連携して医学教育を行う。医学・医療分野における課題を解決するための創造的研究を推進し、最新の医療技術を臨床現場に導入して、全人的医療を実践できる人材の育成を目指す。教育カリキュラムを通じて、地域医療の担い手たるプライマリ・ケア医をはじめとする医師に加え、生命科学、医学、医療の分野をリードする臨床医、医学研究者、医学教育者、医療行政官など、医学・医療の分野における指導的医師・研究者を育成する。
看護学科では、高度教養教育として求められる国際性、創造性、倫理観はもとより、他者の苦しみや痛み、喜びも理解することができる豊かな人間力を持った人材の育成に取り組む。看護学の専門教育機関として関係職種や地域住民とも連携して人びとの健康や生活の質の向上に貢献し、高度先端医療をも担い、さらには新しい時代の実践の場を改革できる基盤を有した、誇り高い人材の育成を目指す。
所在地・アクセス
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