記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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福岡女子大学 国際教養学科の講義についてのレポート対策
[令和5年度 総合型選抜 講義45分・レポート45分]
講義テーマ:日本の政府開発援助と国益
本講義を踏まえて、日本の政府開発援助の変遷を説明し、政府開発援助と日本の国益との関係について、あなたの考えを述べてください。
講義についてのレポート過去問題解説
日本の政府開発援助(ODA)は長い歴史を持ち、その変遷は複雑です。初期のODAは経済的利益や外交的評判向上を中心に考えられ、インフラ整備に焦点を当てていました。しかし、時が経つにつれ、社会的課題や環境問題、安全保障などへの配慮が増え、ODAの領域が多様化しました。
ODAは日本の国益に多くの面で寄与しています。外交的には、ODAは国際的な協力と貢献の象徴となり、国際社会での日本の評判向上に貢献しています。経済的には、ODAを通じて開発途上国への支援が提供され、これらの国々での経済成長が日本企業に新たな市場を開拓させ、経済的な利益をもたらす可能性があります。安全保障の観点からも、安定した発展途上国は国際的な安全保障に寄与し、国際的な紛争の緩和に貢献できます。
また、国内的には、ODAは国際的な責任を果たす手段として位置づけられ、国内の価値観や利益を反映する一環です。国際社会での貢献は、国内での誇りや国民の共感を醸成することがあります。
総括すると、日本の政府開発援助は国益に多面的に寄与し、外交、経済、安全保障、国内的な観点からの利益を実現する重要なツールと言えます。しかし、効果的なODAの運用が求められ、途上国の実需に合致するプロジェクトや可持続的な支援を通じて、国益を最大化するための努力が必要です。
福岡女子大学の所在地・アクセス
所在地 | アクセス |
福岡県福岡市東区香住ヶ丘1-1-1 | JR鹿児島本線「香椎」駅下車、徒歩約15分 西鉄「香椎花園前」駅下車、徒歩約10分 |
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福岡女子大学の入試傾向
福岡女子大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。
- 福岡女子大学は、一般選抜と推薦選抜を実施しています。一般入試では、大学入学共通テストの利用が導入されています。また、学校独自の試験科目や面接試験が行われることもあります。
- 具体的な試験科目や試験内容は年度ごとに異なる場合がありますので、最新の情報を入手するためには福岡女子大学の公式ウェブサイトや入試案内を参照してください。一般入試では、国語・数学・英語などの基礎科目に加えて、福岡女子大学独自の科目や面接試験が行われることがあります。
福岡女子大学の募集コース
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国際文理学部(定員数:240人)
学問の垣根を越えて自由で多様性のある教育を追求する。多元的・複合的に思考する力を鍛え、副専攻プログラムで複数の分野の専門性を身につけながら、社会を多角的にとらえ、社会の課題解決に貢献できる人材を目指す。学問のおもしろさや多元的なものの見方・考え方を身につけるため、「共通基盤科目」では専門分野の異なる教員が連携して担当している。「国際」「環境」「食・健康」に関する諸課題をテーマに行う授業など、特色のある授業も開講している。また、海外現場体験やインターンシップなどの体験学習プログラムも充実している。企業やNPO・公共機関と連携して、学生の自主的な社会貢献活動を奨励・支援している。国内・海外での体験学習により、自らの生き方を切り開く力を身につける。
国際教養学科 (定員数:135人)
国際教養学科では、人文科学と社会科学におけるさまざまな学問分野から、日本・アジア・欧米の言語・文化・社会、そして国際社会における政治・経済・法のあり方を、幅広く、かつ深く学べる。外国語によるコミュニケーション能力強化に重点を置き、実社会に必要なプレゼンテーション能力の充実も図っている。また、学びの柱としている文理統合教育により自然科学の視点を取り入れ、ビジネス・文化交流・国際交流など多様な分野で、幅広い視野を持って国内外を問わずに活躍できる人材を育成している。
環境科学科 (定員数:70人)
環境科学科は、さまざまな環境問題・課題を科学的な観点から理解し、環境と調和した持続可能な社会づくりに貢献できる人材を育成する。環境自然科学履修コースと環境マネジメント履修コースを設置。基礎+5分野の幅広い科目群を設定し、また自然科学以外の考え方・知識を学ぶ機会も豊富で、国内はもちろん、諸外国との連携が不可欠になる地球上の環境問題に対峙できる応用力と思考力、スキルを身につける。
食・健康学科 (定員数:35人)
食・健康学科は、食の安全性や食物供給の海外依存などの問題をはじめとした健康に関する課題を主体的に解決できる人材を育成する。関連する環境科学や国際社会の知識も修得する。カリキュラムでは管理栄養士の受験資格取得科目を提供するとともに、関連する環境科学や国際社会の知識修得も可能である。「グローバル社会の食と健康」「人間の体と心の健康」「保健・医療・福祉・介護における食と健康」「食の安全・安心と機能」などの専門科目群が用意されている。