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小論文過去問題

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東京藝術大学美術学部先端芸術表現科の概要

◆学科・専攻概要(先端芸術表現科・先端芸術表現専攻)

 1999年4月、先端芸術表現科は、美術学部の新設学科として生まれました。
先端芸術表現科は、当初より、メディアを横断する学科として構想され、当時、一般化していったパーソナル・コンピュータを活用したメディア・アートを含む多様な領域について研究を行い、学部の学生についても、美術および隣接する表現を、幅広く、総合的に教育するカリキュラムをめざしています。
 先端芸術表現科および、先端芸術表現専攻は、2001年にメディア教育棟が竣工してからは、写真、工作、コンピュータ、映像、音、身体などさまざまな分野のスタジオを核として、学部、大学院の教育・研究を一貫して行ってきました。視覚表現のなかでも、映像が大きな役割を果たしつつある今、映像リテラシーの教育も大きな意味を持っています。また、文化人類学や社会学の達成を踏まえたフィールドワークも、リサーチの方法として重視しています。先端芸術表現科および先端芸術表現専攻は、インターネットの急速な進展を踏まえ、グローバル化する社会に対応すべく、研究の幅を広げています。

先端芸術表現科、および先端芸術表現専攻は、これまでも国際的な場で活躍するアーティスト、表現者を多数、輩出してきました。卒業後、修了後の進路は、ここにすべてを網羅することがむずかしいほど、多岐にわたっています。先端芸術表現科ならではのユニークな人材が、社会の中で、広範囲に活動しています。

*(参照)大学の公式HP→ 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科


記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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前期 美術学部先端芸術表現科

※鉛筆素描・小論文から選択。

2022年 180分 1180字+図示 配点非公表(課、文、他)

【問題用紙1】 今から建物の外に出て「あなたが子供の頃,宝物にしそうなもの」を3〜6個ほど拾ってきてください。探索可能な範囲は下に示します(省略)。この問題用紙は持って行っても構いません。【問題用紙2】 [文章](出典)村山斉著『宇宙はなぜ美しいのか 究極の「宇宙の法則」を目指して』(幻冬舎新書)

問1 課題文は「星の死と誕生」に関しての文章である。課題文冒頭で、著者が『その「死」は決して無駄にはなりません』と書いたのはなぜか、要約して記述しなさい。400字以内で書きなさい。

問2 「死と再生」あるいは「喪失と獲得」にまつわる、あなた自身の経験を具体的に文章で記述しなさい。また、冒頭に内容を表すタイトルをつけ記載しなさい。タイトルは10文字以内とすること。タイトルと解答は400字以内で書きなさい。

問3-① あなたがさきほど大学構内で拾った「もの」のなかからひとつを選び、その「もの」を拾ったときの状況と、そのときの心情を、なるべく具体的に文章で記述しなさい。また、冒頭にタイトルをつけ記載しなさい。タイトルは10文字以内にすること。タイトルと解答は200字以内で書きなさい。

問3-② 間3-①で記述した「もの」が生まれた過去、あるいは失われてしまう未来の状況を想像して書きなさい。解答は180字以内で記述すること。

問4 問3-②で記述した状況を、持参した筆記具を使って、解答用紙の枠内に描写しなさい。

2021年 午前・午後各180分 1180字ほか 配点非公表(課、文、他)

*2021年は午前・午後のグループに分けて実施。

午前 [文章](出典)目[mé]「非常にはっきりとわからない 目」

問1 南川氏が「景色を見ることができない」と考えたのはなぜなのか、400字以内で記述しなさい。

問2 あなたの経験で、近づくにつれ印象が変わっていった景色を具体的に文章で記述しなさい。景色についての内容は、自身の過去の体験や、経験に基づいて記述すること。また、冒頭に内容を表すタイトルをつけ記載しなさい。タイトルは10文字以内とする。タイトルと解答は400字以内で書きなさい。

問3-① あなたが将来見るであろう未来の景色を、なるべく具体的に文章で記述しなさい。また、冒頭にタイトルをつけ記載しなさい。タイトルは10文字以内とする。タイトルと解答は200字以内で書きなさい。

問3-② 問3-①で記述した景色の場所に、あなたが立っている理由や経緯を180字以内で書きなさい。

問4 問題3で記述した景色を、持参した筆記具を使って、描画しなさい。

午後 [文章](出典) 建畠哲著「優しい手,強靭な意思 一 宮永愛子の世界 ―」(宮永愛子著『空中空』)

問1 著者が「音を介して景色が立ち上がる」と考えたのはなぜなのか、400字以内で記述しなさい。

問2 あなたの経験で、視覚以外の要因で強く印象に残っている景色を具体的に文章で記述しなさい。景色についての内容は、自身の過去の体験や、経験に基づいて記述すること。また、冒頭に内容を表すタイトルをつけ記載しなさい。タイトルは10文字以内とする。タイトルと解答は400字以内で書きなさい。

問3-① 午前と同じ問題。

問3-② 午前と同じ問題。

問4 午前と同じ問題。


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2020年 330分 1580字ほか 配点非公表(課、文、他)

問題1 [文章](出典)寺尾紗穂著『彗星の孤独』(株式会社スタンド・ブックス,2018年)

問 課題文を読み、課題文の傍線部Aで著者が「彼女たちの懐の深さに尊敬の念を覚えていた」と書いた理由を400字以内で説明しなさい。また、課題文の傍線部Bの著者の考えに対して、あなたの作品鑑賞体験など含んだ自身の考えを400字以内で述べなさい。

問題2 あなたの「予想外の出会いで世界が広がった体験」について、その経験をなるべく具体的に560字以上〜600字以内で記述しなさい。また、1行目には20字以内で、記述の内容を的確なタイトルとして記しなさい。

問題3 あなたの「分身」を、配布された粘土を使って作りなさい。「分身」を作る際、配布された粘土以外を素材として使ってはならない。鉛筆の芯や消しゴムなど、持参品等を「分身」の素材として使うことを禁止する。また、作品がなぜそのような「分身」となったか160字以上〜180字以内で説明しなさい。

2019年 330分 1600字ほか 配点非公表(課、文、他)

問題1 [文章](出典)川俣正著『アートレス』(フィルムアート社,2001年)

問題1-1  著者、川俣正が考える「文化の包容力」とは何かを、400字以内で説明しなさい。

問題1-2  文章を読み、「現代美術がわからない」と言う発言に対して、自分なりの回答を、手紙の形式で400字以内で記述しなさい。手紙の宛先は、自分で決めること。

問題2 [文章](出典)E.イヨネスコ著(大久保輝臣訳)『想像の小径発見』(新潮社,1976年)

問 文章を読み、著者イヨネスコの幼児体験を踏まえつつ、自分の幼少期の記憶を分析的に、800字以内で記述しなさい。

問題3 問題2に対する自分自身の解答を元に、配布された色鉛筆を使って、幼少期の体験のイメージを図示しなさい。

2018年 330分 1860字 配点非公表(課、文)

問題1 [文章](出典) 1・2=ジョン・ブロックマン編(長谷川眞理子訳)『知のトップランナー149人の美しいセオリー』(青土社)

問題1-1 課題文2は課題文1に書かれたような経緯で、スティープン・ピンカーによって出された問い「あなたのお気に入りの、深遠で、エレガントで、美しい説明は何ですか?」に対し、ロバート・プロヴァインが寄せた回答です。傍線部1において筆者は「私は、自分の「感覚と知覚」という科目で、これはすべてを説明する理論についての講義なのだ」と述べているが、どうして「感覚と知覚」という科目がすべてを説明することになるか、自分の言葉で160字以内で書きなさい。

問題1-2 傍線部2において筆者は「観察に関する私の情熱は、審美的であるとともに科学的でもある。」と述べている。筆者は「惰熱」とか「審美的」 という言葉で何を伝えようとしているのか、160字以内で書きなさい。

問題2 [文章](出典)赤瀬川原平ほか編『路上観察学入門』(筑摩書房)

問題2-1 これはマニュフェスト(宣言文)としての藤森照信により書かれた、「路上観察の旗の下」という1986年の日付の入った文章である。筆者はユーモアを交えながら「路上観察(学)」と仮想敵国として「芸術」を比較しているが、その両者の相違、関係を箇条書きにして5つあげなさい。各文章は60字以内とします。

問題2-2 筆者は「路上観察(学)」と類縁のものとして「空間派」をあげ比較を行っているが、両者の違いを240字以内でまとめなさい。

問題2-3 路上観察[学]という視点、方法は現在から見ると、フィールドワークという言葉で置き換えられる部分もあり、このようなアプローチはアートの手法の一つになっているともいえる。アートと路上観察[学]に関しあなたの視点から1000字以内で自由に論じなさい。


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東京藝術大学美術学部先端芸術表現科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

東京藝術大学美術学部先端芸術表現科への志望理由書や面接対策について、以下のポイントを考慮することが役立つでしょう。

志望理由書のポイント:

  1. 芸術への情熱と関連性を強調: なぜ先端芸術表現科に進学したいのか、自身の芸術への情熱とその学科との関連性を強調しましょう。芸術に対する熱意や経験を具体的に説明しましょう。
  2. 学科の特徴やカリキュラムに言及: 学科の特徴やプログラムについて調査し、なぜその学科を選んだのかを具体的に説明しましょう。先端芸術表現、新しいメディア、技術、美術理論などのカリキュラムについて触れると良いです。
  3. 過去の芸術経験とスキルを強調: 過去の芸術関連の経験、自身の芸術的な作品、美術理論の知識など、先端芸術表現科で活かすことができるスキルを強調しましょう。
  4. 将来の展望を説明: 卒業後の将来のキャリアや目標について具体的に説明しましょう。アーティスト、美術評論家、美術ギャラリーのキュレーター、新しいメディアの研究者など、将来の役割や志向を示すことが大切です。

面接対策のポイント:

  1. 自己紹介の準備: 自己紹介は最初に求められることが多いです。自分の芸術的な経歴、志望理由、強みなどを簡潔にまとめておきましょう。
  2. 個別の質問への備え: 面接官からの質問に備えて、自分の芸術的な経験や志望理由について考え、具体的な事例を用意しておきましょう。先端芸術表現、新しいメディア、技術に関する質問にも備えましょう。
  3. コミュニケーションスキルの訓練: 芸術学科ではコミュニケーションスキルが重要です。リラックスして話す練習をし、質問に対する明確な回答を心がけましょう。
  4. 質問の用意: 面接官に質問することは面接の一環です。学科や大学に関する質問を用意し、自分が情報を収集したことを示しましょう。
  5. タイムマネジメント: 面接の時間は限られていることが多いので、タイムマネジメントが重要です。回答に適切な時間をかけつつ、冗長にならないように注意しましょう。

志望理由書や面接で、自分の芸術への熱意とコミットメントを伝え、なぜ先端芸術表現科に進学したいのかを誠実に伝えることが重要です。また、自巠宜個人自己紹介や質問への準備を通じて、自信を持って面接に臨みましょう。


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まとめ

過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。

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