【一般選抜(前期日程・後期日程)入試】宇都宮大学 令和6年度小論文過去問題と概要

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
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小論文過去問題

R6年度 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 一般選抜(前期日程)

第1問 右の図は「訪日外国人旅行者が旅行中に困ったこと」を示したものである。図から考察できることを、400字以内(改行による空白、句読点を含め)で述べよ。

第2問 訪日外国人旅行者が円滑に旅行するためには、どのような取り組みが必要かについて、あなたの考えを600字以内(改行による空白、句読点を含む)で述べよ。

図:訪日外国人旅行者が旅行中に困ったこと

出典:観光庁『令和元年度「訪日外国人旅行者の受入環境整勧に関するアンケート」調査結果』

R6年度 国際学部 国際学科 一般選抜(前期日程)

【問題】

次の文章を読んで、著者の主張を要約したうえで、その主張に対するあなた自身の意見を、具体例を交えながら1000字以上1200以内(改行による空白、句読点を含む)で論じなさい。

※本文省略

出典:荻上チキ、飯田泰之、鈴木謙介著(2010)『ダメ情報の見分けかたメディアと幸福につきあうために』NHK出版 生活人新書による

R6年度 共同教育学部 教育人間科学系 一般選抜(前期日程)

【問題】

次の文章を読んで、後の問いに答えよ。

※本文省略

出典:竹内洋『立志・苦学 出世一受験生の社会史』講談社 1991年の一節である。設問の都合で原文を一部省略・改変したところがある。

問 日本とイギリスの教育について、あなたはどう考えるか。文章を引用しながら、あなた自身の考えを800字以内(改行による空白、句読点を含む)で自由に述べよ。

なお、あなたの考えを述べるにあたっては、どのような立場をとっても、それで採点上不利になることはない。

R6年度 共同教育学部 人文社会系 一般選抜(前期日程)

問題 次の文家は文章は、「文学 昭和九(一九三四)年一月号に掲載された、物理学者・随筆家・俳人である寺田寅彦の「徒然草の鑑賞」というエッセイの一節である。なお、『徒然草』は吉田兼好が著した十四世紀成立の随筆である。この文章を読んで後の問い(問1、問2)に答えよ。

出典:寺田寅彦「徒然草の鑑賞」による。本文は『寺田寅彦全集』より。一部省略、改変あり

問1 波綜部「そういう諸君の現在していることの予報がその『徒然草』にちゃんと明記してある」とあるがここにはどのような皮肉が込められているか。100字以内(句読点を含む)で説明せよ。

問2 著者寺田寅彦は下線部「十四世紀の日本人に比ぺて二十世紀の日本人はほとんど一歩も進んでいない」と述べている。これを参照したうえで、十四世紀の日本人に比べて現在の二十一世紀の日本人は[一歩も進んでいない」とあなたは考えるか。具体例をあげながらあなたの考えを800字以内(改行による空白,句読点を含む)で述べよ。

R6年度 共同教育学部 自然科学系 一般選抜(前期日程)

第1問 以下の会話文を読み、問に答えなさい。

※本文省略

問1 下線部(1)について、なぜ1回ずつの測定では不十分と思われるでしょうか。あなたの考えを書きなさい。

問2 図2の×印をもとに、下線部(2)の空欄(ア)(イ)の各々に適切な言葉を入れなさい。

問3 下線部(3)について、なぜ平均値の差だけで判断することが難しいと考えられるでしょうか。あなたの考えを書きなさい。

問4 下線部(4)について、ふれはばが小さいとき、なぜsinθ≒θと近似できるのでしょうか。説明しなさい。必要に応じて図やグラフを用いてよい。

第2問 以下の文章を読み、問に答えなさい。

※本文省略

出典:新井紀子著「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(2018)東洋経済新報社による。なお、設問の都合で原文を一部省略・改変

問1 下線部(1)に記述されているようにAIは質問の意味を理解しているわけではありません。このことをAIに質問して実証したいと考えた場合、AIへの具体的な質問内容と予想されるAIの回答をそれぞれ答えなさい。

問2 現在は、自然言語処理だけでなく、画像認識、画像生成などのAIの開発も行われています。今後は、我々の身のまわりにある多くの場面でAIが使われることが予想されます。AIの使用により起こりうることについて論理的に考察し、AIの使用に対する留意点を400文字程度で答えなさい。

R6年度 共同教育学部 芸術・生活・健康系(家政分野)一般選抜(前期日程)

問題 次の文章は2022年6月10日付けでFISPA(繊維産業流通構造改革推進協議会)が発表した衣類の国内供給量の概況(抜粋)です。これを読んで以下の問いに答えなさい。

※本文省略

https://fispa.gr.jp/archives/7035.html

出典: (国内供給量) 経済産業省「生産動態統計」、財務省 「貿易統計」(国内市場) 矢野経済研究所「繊維白書」
(a) 国内衣料品供給量と市場規模の推移

出典:購入単価=総務省「家計調査」より算出
(b) 衣料品の購入単価指数の推移
図:国内アパレル産業の現状および衣服購入価格の推移
(出典: 経済産業省 「繊維産業の現状と課題」 [一部改編])

問1 文中の下線部に関し,図に示すデータを参考に、衣服消費における課題について200字以内で述べなさい (句読点 改行含む)。

問2 問1の課題を解決していくために、環境や人権に配慮した衣生活が模索されていますが、このようなファッションを何と呼ぶか答えなさい。

問3 問2のような衣生活を実現していくために、私たちが生活者の視点からできることについて、あなたの考えを600字以内で述べなさい (句読点・改行含む)。

R6年度 工学部 基盤工学科 一般選抜(後期日程)

問題 2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。このカーボンニュートラルの実現に関係する科学技術を1つ取り上げ、概要を説明するとともに、その科学技術が社会にどのような変化を与えるかを考え、全体を600字以内(改行による空白、句読点を含む)で述べよ。

学部学科、コース

データサイエンス経営学部

データサイエンスと経営学の分野複眼のプログラム。2学系選択制で個人の志向に合わせた学びデータサイエンス経営学部では、全学生がデータサイエンスと経営学の両分野の専門性を磨き、分野複眼の視点を身に付けることができるように、入学時から2年次前期までは、全員が共通でデータサイエンスと経営学の専門基礎を学びます。2年次前期終了時までに、卒業後のキャリアまで視野に入れた将来の志向を定め、「データサイエンス」「経営学」いずれかの「学系」を選択します。そして、2年次後期から卒業までの期間に、選択した分野の専門性を深化させます。
・「データサイエンス学系」を選択した学生は、データサイエンスの高度な専門性を身に付け、将来的に企業・自治体等において経営学的視点から諸課題を見つけ出し、データサイエンス技術を用いてそれらの課題を分析し、そこから課題解決や意思決定、新しい価値の創造に繋げられるデータサイエンス人材を目指します。
・「経営学系」を選択した学生は、組織の行動を実践的にマネジメントする経営学の知識に加えて、事象・対象を分析するデータサイエンスの知識も身に付け、経験・体験だけに依存することなく、科学的データを経営組織に活用できる経営人材を目指します。

地域デザイン科学部 

21世紀の地域社会を持続可能で豊かにするために、新しい地域デザインに必要な教育・研究・地域貢献に取り組み、魅力ある地域をつくるための「地域デザイン能力」と、文理融合した「社会に役立つ能力」を兼ね備えた人材を育成する。
コミュニティデザイン学科は、地域社会の成り立ちや課題を理解するために必要な、幅広い教養を身につけるとともに、地域と連携してさまざまな現場を訪れ、体験しながら学習を深める。さらに、公共政策、地方自治、経済、自然、文化、食生活、観光、社会福祉、社会教育、NPOなどの専門的な分野を専攻しながら、これらを応用した地域デザイン能力を養い、21世紀の地域社会の担い手として、行政機関や民間企業、NPOなどで率先して活躍できる人材を育成する。

建築都市デザイン学科は、建築学の基礎を学び、一級建築士の国家資格を取得できる素養を身につけるとともに、建築の先端技術や建築を取り巻く社会の構造変化を理解する。さらに高齢社会、エネルギー、防災・減災などへのリスク対策を学び、各地域に応用する力を養う。また、実際の地域課題に取り組むことで、建築の仕事に関わる異業種の人と連携する力を培い、社会をハード・ソフトの両面から支える人材を育てる。

社会基盤デザイン学科は、人びとの暮らしを支える社会基盤を多様な視点からデザイン・建設するために、従来の土木工学分野の基礎に加えて、コミュニティデザインや防災マネジメント、海外プロジェクトなど、学際的な分野と連携する力を磨くことが特色。さらに、地域の課題や建設技術の現場を実際に体験することで、実践的な人間力を高める。これにより、社会状況や地域住民の生活、自然環境を多角的に考慮して、実際の地域に応じた技術開発や施策提案を行い、国内外で活躍できる建設技術者を養成する。

国際学部 

国際学科では、世界のさまざまな地域の国際的分野で活躍するために、多文化共生に関する専門的な知識・技術に加えてチャレンジ精神や行動力と外国語運用能力(英語+1言語)を兼ね備えた、「グローバルな実践力」を持った人材を育成する。多文化共生の専門領域は、アジア太平洋・欧米・日本の各文化社会とその比較、言語・コミュニケーション、国際協力、国際共生に及んでいる。
国際ビジネス・国際協力、多文化共生、異文化理解などの第一線にいる専門家を招いて集中講義形式で学ぶ国際キャリア教育プログラムや、外国語臨地演習、交換留学など、国際社会に密着した実践的教育を行っている。

共同教育学部 

学校教育教員養成課程は、学校教育現場において教員として活躍する人の養成を目的としている。主として小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の確かな授業力と協働力・人間力のある教員を養成する。教育人間科学系、人文社会系、自然科学系、芸術・生活・健康系の4つの系において、教員としての資質・能力の育成を目指す。
①教育人間科学系では、教科の枠を超えて学校における教育活動の基盤となる教育学・教育心理学、および、障害のある児童生徒の発達と教育について専門的に学修し研究する。
②人文社会系では、国語、社会、英語の各教科の指導力を修得するため、教科指導の基盤となる学問・技能をさらに深く学修し研究する。
③自然科学系では、数学、理科、技術の各教科の指導力を修得するため、教科指導の基盤となる学問・技能をさらに深く学修し研究する。
④芸術・生活・健康系では、音楽、美術、保健体育、家庭の各教科の指導力を修得するため、教科指導の基盤となる学問・技能をさらに深く学修し研究する。

工学部 

イノベーションを実現し、グローバル化した社会の発展に貢献するプロフェッショナルを育成する。研究の特色は「光工学」「ロボット」「人間と感性の工学」「工農連携」。教育の特色は、工学基礎だけでなく、光工学、データサイエンス、デザイン力を重視し、専門的視点と分野横断的視点の両方を養うことを目指す。
2年次より、本人の希望および1年次の成績などに基づき、次の3コースに分かれて、各自が専門分野を深める。
①応用化学コースでは、機能性分子や新素材の開発、環境を守る新技術、バイオテクノロジーなど、産業応用から環境・生物まで、化学をベースとする幅広い研究に挑戦する。
②機械システム工学コースでは、材料・流体・熱・機械の4力学を中心に学び、自動車をはじめとする身の回りの機械から、ロボティクスや人工知能の融合による技術革新に向けた研究に取り組む。
③情報電子オプティクスコースでは、電気・電子の振る舞いを自由にあやつり、制御・処理する電気電子工学、通信・製造・流通・交通・金融など社会の仕組みを支える情報科学、さまざまな分野の基盤技術である光工学を学ぶ。情報・電子・光工学の3分野から1つの主軸(履修モデル)を選び、そこに残りの分野をミックスして学ぶ。

農学部 

生物資源科学科は、食料などのヒトの生活資材を生産する生物資源の機能解明と開発を通じて、生物資源の持続的生産と、地域から地球に至る環境の保全を図るための基本的・応用的な教育研究を行う。生物資源の合理的な生産と利用に関する理論と実践力を身につけグローバルな視点を持ち、農業や関連産業に貢献できるスペシャリストでありながらジェネラルな素養を持つ人材を育成する。

応用生命化学科は、生命の営みに関するさまざまな事象を“物質の流れ”という観点から解明していく。授業では、基本的なツールとしての化学に加え、生物やそのほかの領域も総合的に学ぶことで「生命」を理解することを重視している。真に豊かな暮らしを支える科学技術の発展を図るための基本的・応用的な教育研究を行い、生命・食品・環境の分野で問題解決に積極的に取り組むことのできる人材を育成する。

農業環境工学科は、土や水、作物や家畜、地域資源など農業を取り巻く環境を対象にして工学的なアプローチから、環境保全と持続的な食料生産のしくみを研究している。理数系の基礎科目で理論を学び、理論の応用や実践の方法を専門科目で身につけ、農業の生産基盤の整備と保全、生態系や農村資源の管理と運用、効率的な食料生産・流通・消費のための技術開発やシステム構築などに取り組む人材を育成する。

農業経済学科では、国内外の食料・農業・農村について研究する。経済学や経営学の理論、計量分析や財務分析、実態調査の手法を学びながら、生産、貿易、流通、加工、消費の分析、食料・農業政策など幅広い知識を身につける。
授業は講義のほか、トレーニング形式、ゼミナール形式で行われる。また、農業や関連業界の実態を知るために、実習や現地調査も行われる。

森林科学科では、木材や燃料、食物など生きる糧を供給するだけでなく、炭酸ガス濃度の調節、水資源の確保など人類の生存環境を守る森林について研究する。森林の経営計画、森林政策、森林生態、育林、樹木の組織培養などを研究対象としている。また、カリキュラムを修得することで、一定水準以上の技術者教育を受けることができる。入学者全員がJABEE認定プログラム履修生となり、本学科を卒業することで技術士補の資格を得ることができる

所在地・アクセス

宇都宮大学のHPこちら

    入試情報こちら

峰キャンパス:
栃木県宇都宮市峰町350
JR「宇都宮」駅からバスで約10分、「宇大前」下車徒歩1分
陽東キャンパス:
栃木県宇都宮市陽東7-1-2
JR「宇都宮」駅からJRバスまたは、関東バスで約15分、
「工学部前」下車徒歩6分
JR「宇都宮」駅から宇都宮ライトレール(ライトライン)乗車約10分、
「宇都宮大学陽東キャンパス」下車、徒歩9分
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