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筑波大学人間学群・障害科学類の概要
障害科学類の教育目標
多様な学問の融合から、新たな学問へ、そして社会に貢献する人材育成へ
障害科学類では、学生の皆さん一人ひとりの多様なニーズに対応できる教育を行っています。教員数が多いだけでなくその専門分野も多様ですので、障害のある人に対する教育的・心理的・福祉的サポートを実践する専門職を目指す人は、専門知識はもちろんのこと、その具体的方法を実地に学び、習得することができます。そして、それらの支援方法の基盤となる基礎的な学習を、心理学的・教育学的・福祉学的に深めることができます。また、「障害とは何か」「障害の有無にかかわらず共に生きる社会とは何か」といった、より根本的な問題も追究することができます。3つの履修モデルを参考にして、障害全般について広く包括的に学ぶこともできますし、障害全般の基礎を学んだ後に特定の障害について個別に深く学ぶこともできます。
障害科学類での4年間は、障害のある人の教育や福祉の専門職に就きたい人や、研究者の道に進みたい人はもちろん、大学時代を障害や障害のある人たちについて学びたいという人にも、長い人生のなかできっと有意義なかけがえのない時間となることでしょう。
*(参照)大学の公式HP→ 筑波大学人間学群・障害科学類
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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後期 人間学群・障害科学類
*2021年より論述を実施。
2022年 60分 字数指定なし 50点/550点(課)
問題 以下の架空の物語を読んで、問1から問4に答えなさい。[ここは、実際には存在しない小さな生き物の巣です。この生き物は毎日、群れではなく各々で食べ物を探しに巣から何度も出ていき、巣に持ち帰って共有の倉庫に保管して暮らしています。食べ物を探し出す能力や持ち帰る能力は個々で異なり、1日に持ち帰ることができる量には個体差があります。これまで、各々が好きな種類、好きな量の食べ物を、自由に倉庫から取って食べて暮らしていました。最近、この方法に対する様々な不満が寄せられました。そこで、巣のメンバーから選ばれた4匹で、どのように倉庫から食べ物を持っていくとよいかを話し合うことになりました。あなたは、この話し合いに参加しています。(案)①毎日くじ引きをして、その日に倉庫から食べ物を持っていく順番を決める ②その日に持ち帰った量が多い者から順に食べ物を持っていく ③巣の全員に対して、食べ物の種類や量を同じにして、均等に配分する ④各々が自由に食べ物を持っていってよいが、持っていってよい量に上限を設ける]
問1 話し合いのメンバーから,ある案(案①〜のうちの一つ)が提案されました。あなたはその案に賛同できません。賛同できないことをどのように話しますか?メンバーの提案を①〜から任意に一つ選び、その番号を書いた上で、あなたの発言を話し言葉で書いてください。
問2 あなたは.ある案を思いつきました。どのようにその案を提案しますか?あなたの発言を話し言葉で書いてください。提案する案は、案①〜④から一つ選んでもよいですし、他の案でも構いません。案から選ぶ場合はその番号を書いてください。別の案を提案する場合は「その他」と書いてください。
問3 間2のあなたの提案に対して、反対意見が出ました。その反対意見に対してどのように発言しますか?反対意見の内容を書いた上で、あなたの発言を話し言葉で書いてください。
問4 あなたは話し合いに参加した4匹を代表して、話し合いで最終的に決めたことを巣で暮らす全員に伝えることになりました。どのように話しますか? 話し言葉で書いてください。最終的に決まったことは案①〜のいずれかと同じでも構いませんし、違っていても構いません。
2021年 60分 字数指定なし 50点/550点(課)
問題 あなたは、心理学類(障害科学類)の入試の集団討論に参加しているとします。以下の文章を読んで,次の問1から問4に答えなさい。[あなたは、高校生の英語の学力に創造性が関係するかを調べるために、ある高校の剣道部50名に対して創造性を測定するテストを行いました。そのテストで、「竹刀を剣道以外で使う方法を自由に考えて、浮かんだアイディアを話してください。」と教示したところ、ある高校生は、「剣道の稽古を長く続けてきた者としては、竹刀は竹刀であり、違う使い方はできません」と回答しました。あなたはこの高校生の回答をどのように評価しますか?]
問1 下線部「あなたはこの高校生の回答をどのように評価しますか?」について、あなたの考えを聞かせてください。集団討論に参加している他の受験生に話すつもりで、どう話すか、話し言葉で書いてください。
問2 あなたの発言に対して、ほかの受験生の一人が、「何を言いたいのかがよくわかりません。言いたいことは何ですか?」と質問してきました。あなたはそれに対してどのように発言しますか。話し言葉で書いてください。
問3 あなたの考えに対して、ほかの受験生から反対する意見があるとすれば、どのような意見が出ると思いますか。話し言葉で書いてください。
問4 あなたの考えに対して、問3の意見が出たとき、あなたはそれに対してどのように発言しますか。話し言葉で書いてください。
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筑波大学人間学群・障害科学類への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など
筑波大学人間学群・障害科学類への志望理由書や面接対策についてのアドバイスは以下の通りです。
志望理由書のポイント:
- 障害科学への強い興味: 障害科学に興味を抱く理由を具体的に述べましょう。どのような障害科学の分野に魅力を感じているのか、なぜその分野が重要であると考えているのかを明確に示します。
- 関連する経験や実績: 自身の学業やプロジェクト、研究、ボランティアなどで得た障害科学に関連する経験や実績を挙げ、それがなぜ障害科学類に入学する上で有益であるかをアピールします。具体例を交えることで説得力を増します。
- 障害者への理解と共感: 障害者に対する理解と共感を強調します。これまでの経験や学びを通じて、障害者のニーズや権利について理解を深めたことを述べ、障害者支援への情熱を示します。
- 将来の目標: 入学後の将来の目標やキャリアについて述べましょう。障害科学の知識とスキルを活かしてどのような分野で障害者支援に貢献したいのかを具体的に示します。
- 筑波大学とのマッチング: 筑波大学の人間学群・障害科学類が持つ教育方針や特徴と、自身の志向や価値観がどのように一致しているかを強調します。学群への入学が双方にとって有益であることをアピールします。
面接対策のポイント:
- 自己紹介の準備: 自身の経歴、学業、趣味などについて簡潔にまとめ、面接が始まる際に自己紹介として活用します。
- 質問への備え: 面接官が質問する可能性があるトピックについて考えておきましょう。例えば、障害科学において興味を持った瞬間や、障害者支援に関する経験などです。
- 障害科学に関する知識: 筑波大学の人間学群・障害科学類に関する具体的な情報を事前に調査しておきましょう。学群の特徴やカリキュラム、教員の研究などについて質問された場合に答えられるようになります。
- 積極的な姿勢をアピール: 自らの積極的な姿勢や学びたい意欲を面接を通じてアピールします。障害者支援においてどれだけ成長したいと考えているか、そして学群にどれだけ貢献できるかを伝えましょう。
志望理由書や面接では、あなたの個性や熱意を伝えることが重要です。自身の経験や将来の展望を具体的に示し、筑波大学の人間学群・障害科学類になぜ入学したいのかを明確に伝えるよう心がけてください。
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まとめ
過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。