【推薦入試】高知県立大学 看護学部 看護学科(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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高知県立大学 看護学部 看護学科の小論文対策

【令和5年 学校推薦型選抜】

問題 現代社会において、どのようなコミュニケーション能力が必要であると考えますか。以下の文章も参考にして、あなたの考えを800字以内で述べてください。

課題文は非公表です。

出典:平田オリザ『わかりあえないことから一ーコミュニケーション能力とは 何か』講談社、2012年

ポイント

【出題意図】

同質性の高いコミュニティのなかで求められてきたコミュニケーション観の、転換が求められている。現代社会に必要なコミュニケーション能力に関する理解力、多面的に捉える能力、自分の意見を論理的に、記述する能力をみる。

〈高知県立大学の公開内容からの引用〉

小論文過去問題解説

  1. 引用文の理解: 平田オリザ氏の引用文を注意深く読み、彼の「わかりあえないことから一ーコミュニケーション能力とは 何か」に対する主張や重要なポイントを把握します。これがあなたの回答の出発点となります。
  2. 問題文の理解: 課題文を理解し、現代社会においてどのようなコミュニケーション能力が必要かに焦点を当てます。キーワードや具体的な要求に注目します。
  3. 自身の経験や知識の活用: あなた自身の経験や知識を考慮に入れ、平田オリザ氏の主張と結びつけて、どのようなコミュニケーション能力が重要だと考えるかを明確にします。実例や体験談を交えるとより具体的で説得力が生まれます。
  4. コミュニケーションの多様性を考慮: コミュニケーションは多岐にわたるものです。言葉だけでなく、非言語コミュニケーションやデジタルメディアを活用したコミュニケーションも重要です。幅広い視点からコミュニケーションを捉えましょう。
  5. 社会の変化に対応する能力: 現代社会は変化が速く、多様性が求められています。これに対応するために、柔軟性や適応力といったコミュニケーション能力の側面も考慮します。
  6. 構造化と整理: 800字以内という制限があるので、主張や例、論拠を整理し、論理的な構造を構築します。序論、本論、結論の流れが明確であることを心がけましょう。
  7. 言葉の選定と表現力: 良い回答には明確な言葉と適切な表現が必要です。冗長な表現を避け、的確で分かりやすい文章を心がけます。

高知県立大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
池キャンパス
高知県高知市池2751番地1
JR土讃線「高知」駅からバスで約30分
永国寺キャンパス
高知県高知市永国寺町2番地22
JR土讃線「高知」駅下車、徒歩20分

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高知県立大学の入試傾向

高知県立大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

  1. 共通テストの重要性:高知県立大学の多くの学部で共通テストのスコアが合格に大きく影響します。共通テストの得点率を高めるために、模擬試験を受験し、苦手な科目を克服する努力をしましょう。
  2. 小論文や面接の準備:一部学部では小論文や面接が行われます。これらの試験では、自己表現力や論理的思考能力が評価されます。過去の問題を解いたり、模擬面接を行うことで準備を進めましょう。
  3. 個別学力検査の注意:一部学部で個別学力検査が行われる場合があります。詳細な内容は学部ごとに異なるため、試験要領を確認し、対策を立てましょう。
  4. 課題図書の読解力:一部学部で課題図書の内容に関する質問がある場合、課題図書を理解し、読解力を高めるために要点を把握しましょう。
  5. 志望動機とアピールポイント:面接や小論文では、なぜその学部・学科に入学したいのか、自分の志望動機とアピールポイントを明確に伝えることが大切です。自己分析を行い、自分の強みや熱意を示す準備をしましょう。

高知県立大学の募集コース

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文化学部

文化学科(定員数:150人)

言語および文学の領域に加え、地域、観光、法律に関連する領域を幅広く学べます。昼間での履修を主とする「言語文化系」と「地域文化創造系」、夜間での履修を主とする「文化総合系」の3系10領域から幅広い知識の習得をめざします。
昼間の学生は学年が進行するにしたがって、言語文化系または地域文化創造系を選択し、主として履修する領域(主領域)を決めます。同時に、主領域と深く関連する領域(周辺領域)の履修も進め、幅広い知識の習得をめざしていきます。
夜間での履修を主とする学生は入学時から文化総合系を選択し、言語文化系と地域文化創造系の教育内容から中心的な科目を学んでいきます。一定の単位数を限度として、昼間2系と夜間1系の双方向の単位修得も可能です。

言語文化系

地域文化創造系

文化総合系(夜間主コース)(定員数:30人)

看護学部 看護学科(定員数:80人)

統合カリキュラムにより、将来、看護師、保健師、助産師、養護教諭として様々な分野で活躍できるように、人々の多様な生き方や価値観を理解し、尊厳と権利を尊重して、コミュニケーションをとりながら他者と関係性を築くことのできる能力、専門的知識・技術、科学的論理性・倫理的判断に基づく看護実践能力を培っていきます。
さらに地域の健康課題を予測し、リーダーシップを発揮して多職種と協働しながら健康課題を解決することのできる能力、看護の専門性を活かして、地域で生活する人々の健康と安全・安心な社会を創造することのできる基礎的な能力、看護の質の向上に資する研究をすることができる基礎的な能力、国際的及び学際的見地に立って看護学を理解することのできる能力、看護専門職者としてのアイデンティティを培い、生涯にわたって専門性を高めることのできる能力を培っていきます。

社会福祉学部 社会福祉学科(定員数:70人)

本学部は3つの福祉士国家試験受験資格に対応する西日本で数少ない国公立大学です。様々な福祉課題を抱える人に対し、相談や支援を行う社会福祉の専門職者を育成しています。
社会福祉士の国家試験受験資格を基礎資格とし、精神保健福祉士と介護福祉士の養成課程を上乗せする形で教育プログラムを組み、社会福祉士というジェネラリストとしての幅広い専門性と精神保健福祉士または介護福祉士というスペシャリストの専門性の両方を身につけることができます。

健康栄養学部 健康栄養学科(定員数:40人)

健康栄養学部は管理栄養士を養成する学部です。大学での座学以外にも様々なアプローチから学んでいきます。

<実験・実習>
食品や栄養のことを学ぶとともに、各年代、傷病者ごとの身体状況・栄養状態に応じた栄養管理や栄養指導の仕方、給食の管理運営能力について学びます。

<臨地実習>
県内の病院、保健センター、保育園、自衛隊などの施設の中で、実際に栄養管理指導を実践します。学生が希望する施設で実習を行う地域実践栄養学臨地実習も実施しています。

<総合演習>
保健、医療、福祉、介護の様々な分野において、対象者のニーズにそって栄養管理・栄養教育を実施するための総合的な能力を養います。

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